第二章4 【10月23日/初等部4年生活動中】4/【芳一】の現在の環境4
【芳一】は、【世界的トップスター】5人を彼の【2次眷属】として、【都立夢異世界部活学校】に通わせるため、【悪夢異界厳罰監獄】への収監対象となる6種類の存在の取締を依頼された。
対象となる6種類は、
(1)【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】と化した【無冠の才覚者】、
(2)【鬼霊使い】、
(3)【4つの悪夢1】/【七無神】、
(4)【4つの悪夢2】/【怪画】、
(5)【4つの悪夢3】/【夢幻】、
(6)【4つの悪夢4】/【化門】(【抜狐】と【祟狸】と【狐狸御理】)、
となっている。
(1)【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】と化した【無冠の才覚者】とは【芳一】が契約している【御神体】や【怨魔体】とは別の【歪み】から生まれた【禁断体】と呼ばれる【世の理を変えてしまう恐れ】のある存在と契約して暴走した者達の事を指す。
【禁断体】とは、
【1体目の禁断体】は、【楽器】を化身として顕現させる事になり、
【2体目の禁断体】は、【翁】を化身として顕現させる事になり、
【3体目の禁断体】は、【媼】を化身として顕現させる事になり、
【4体目の禁断体】は、【パズル】を化身として顕現させる事になり、
【5体目の禁断体】は、【タトゥー】を化身として顕現させる事になり、
【6体目の禁断体】は、【昆虫】を化身として顕現させる事になり、
【7体目の禁断体】は、【花】を化身として顕現させる事になり、
【8体目の禁断体】は、【仮面】を化身として顕現させる事になり、
【9体目の禁断体】は、【粘土/陶器】を化身として顕現させる事になり、
【10体目の禁断体】は、【胸像】を化身として顕現させる事になり、
【11体目の禁断体】は、【魔法陣文字情報/御朱印帳】を化身として顕現させる事になっているとされているものだが、元々は、【龍竜体】の失敗作と呼ばれている。
紛い物である【禁断体】が動き回る事で本物の【龍竜体】が動く可能性があるのだ。
【辰巫女】と呼ばれる【龍竜体】との【契約者】を介して呼び出すとされている6核柱の【化果体】、そして、【化果体】が1つになって顕現されるとされる【真深体】が出たら全てが終わりだとされている。
【御神体】や【怨魔体】の契約者が【覇王】となるのに必要とされる【清濁曼荼羅】を作る目的は、3つの【秘匿大曼荼羅】を手にする資格を得ると言う意味となっており、この3つの【秘匿大曼荼羅】とは元々、【真深体】が持って居る4つの【24作ずつの特別な作品】の内、下の3つの事を指す。
【真深体】が顕現される事で、上の1つの【24作の特別な作品】が4つ目の【秘匿大曼荼羅】として世に出て、全てが終わるとされている。
この【真深体】を出す恐れがあるため、【イリーガル・イグジスト/存在する非合法】は危険視されている。
彼女の説明は続く。