第二章2 【10月23日/初等部4年生活動中】2/【芳一】の現在の環境2
【芳一】は、インディーズアイドルである同期の【崎本 桔梗】とその妹分の同じくインディーズアイドルの【星井 瑠璃】と知り合い、協力関係を結ぶ事になる。
【芳一】は、【ゲーム制作部】、【桔梗】は【アース・ヒーロー部】、【瑠璃】は、【新世界創世神部】と言う【部活】を選んだが、【日中】の活動では、彼女達とDMなどで連絡を取り合う関係になっている。
また、【芳一】は、【都立夢異世界部活学校】の【部員】としてだけでなく、【覇王】となるべく【選ばれし者】でもある。
【覇王】となる資格のある者は、【神】が作りし【御神体】と契約するか【悪魔】が作りし【怨魔体】と契約する必要があり、【御神体】と契約するには【24】を意味する【24作の特別な作品】、【怨魔体】と契約するには【13】を意味する【13作の特別な作品】を作る必要がある。
【芳一】は、【出版化を目指す13作品】と【予備の11作品】をネタとして持っており、どちらの条件も満たすため、【御神体】である【唯野 芳果】と【怨魔体】である【唯野 芳寿】の2人の美女と契約した。
彼女達は、【芳一】が【特別な24作】の第1話を完成させると力が使える様になる。
【覇王】は2種類あり、【御神体】である【芳果】は【覇王】/神の化身【無限量主】となるために、【24作の特別な作品】を時計回りに中心にむかって【世界観神像(1体1体が世界を示した神像であり仏像とは言わない)】が配置される【御神体清澄曼荼羅】と呼ばれる【螺旋曼荼羅】として完成させるために動いている。
【芳寿】は【覇王】/悪魔の化身【虚無深帝】となるために、【13作の特別な作品】を反時計回りに中心に向かって【世界観魔像(1体1体が世界を示した魔像であり仏像とは言わない)】が配置される【怨魔体汚濁曼荼羅】と呼ばれる【螺旋曼荼羅】として完成させるために動いている。
【芳果】と【芳寿】は本来対立する立場だが目的のため一時的に協力関係となっている。
また、【覇王の証】とも言える、【リアライズ・イマジナリー・フレンド/(現実化する空想上の友達)】の【唯野 美和】も彼にだけ見える状態で現れる様になった。
【リアライズ・イマジナリー・フレンド】は、【人格の数】によって数が決まるので、【7重人格】の素養がある彼には後、6名の【リアライズ・イマジナリー・フレンド】が現れる可能性が残されている。
また、【御神体】と【怨魔体】に選ばれし【覇王】となる可能性がある者は、13名居るとされ、
【1体目の御神体】は【夢異世界部活学校】の要となっており、
【アイテム】を化身として顕現させる【2体目の御神体】と契約したのが【24作のアニメーション】を作ろうとしている【天村 能活】、
【動物】を化身として顕現させる【3体目の御神体】と契約したのが【24作の漫画】を作ろうとしている【神宮 美彩】と【神宮 雛鞠】の姉妹、
【女】を化身として顕現させる【4体目の御神体】と【魔鏡】を化身として顕現させる【4体目の怨魔体】と契約したのが【24作の小説】を作ろうとしている【唯野 芳一】、
【衣装】を化身として顕現させる【5体目の御神体】と契約したのは、【24作の神歌】を作りし【黒人の男】、
【子供】を化身として顕現させる【6体目の御神体】と【本】を化身として顕現させる【5体目の怨魔体】と契約したのは【24作のバーチャルキャラクター(Vチューバーとしてのアバター)】を作りし【金髪の少女/クリエ・イター(ハンドルネーム)】、
【人形】を化身として顕現させる【7体目の御神体】と【ぬいぐるみ】を化身として顕現させる【6体目の怨魔体】と契約したのは【24作の彫刻絵画(彫刻と絵画を合わせた物)】を作りし【銀髪の少女】、
【男】を化身として顕現させる【1体目の怨魔体】と契約したのは【13作の作られた架空の伝説をヴォイス・ドラマ】として制作しようとしている【ビジネスパートナー3人組】、
【美術品】を化身として顕現させる【2体目の怨魔体】と契約したのは【13作の仕掛け絵本】を作ろうとしている1人、
【武器】を化身として顕現させる【3体目の怨魔体】と契約したのは【13作の夢想するための架空の伝説の図鑑/画集】を作ろうとしている恋人同士、
とされている。
この13人は【1次眷属】とし、自身の力の一部を与えて【夢異世界部活学校】に通い、望みを叶えるチャンスを与える事が出来る【2次眷属】を作る事が出来るとされている。
この【2次眷属】は、更に自分の力の一部を与えて【現実世界】で活躍する事が出来る【3次眷属】を作る事が出来るが、【3次眷属】には【夢異世界部活学校】へ通う事は出来ないとされている。
【芳一】と【2次眷属】の契約を結んだ、世界的トップスターの
7人組女性ダンスユニット/世界的Kポップアイドル【レベチ・ラベル】の【韓国人メンバー】/【チェユン】/【クォン・チェユン】と【上海人メンバー】/【ルオシー】/【チョウ・ルオシー】、
5人組女性ダンスユニットで全員がトップインフルエンサーの【パープル・ヴァイオレット】のセンター【イェナ/本名 イ・ヘナ】/【韓国人メンバー】、
11人組女性ダンスユニットで全員が高い歌唱力を持つ【タジュー】のトップセンター【ミイミ/本名 鈴本 未美】/【日本人メンバー】、
10人組女性ダンスユニットで、様々な派生ユニットを持つ【トランス】の不動のダブルセンターの一人【ナユン/本名 チェ・ナユン】/【韓国人メンバー】、
の5人は元々、【ビジネスパートナー3人組】の【3次眷属】だったが、夢を叶えるために、【芳一】の【2次眷属】を兼任という形で契約したのだ。
それで、11月1日から【都立夢異世界部活学校】に通うため、本日、眠る前に【萌和佳理事長】にお願いして彼女達を通わせてもらうためにお願いに行くことになっていた。
【芳果達】の話だとただでその願いを聞いてくれる訳では無く、そうなった場合、代わりに【条件】を出されると言う。
それが何なのかはよく解らないが、トップスター5人のため、【芳一】はその【条件】を飲むつもりでいた。