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prologue1
お久しぶりです。もしくは初めまして。
前回よりは投稿頻度は落ちますがぼちぼち続けていきたいですね。
「ボルテックス!!」
右手をバッと翳し、そこから水で出来た渦を生み出して、前方にいるモンスターへと放つ。
それがモンスターへと当たると忽ちの内に渦に包まれ、うめき声をあげながらのたうち回っていた。水に包まれていれどもしかし周りの草木に触れても特にそれらが濡れるといった事もなく只管に触れたモンスター一体が藻掻くのみ。
そして時間経過とともに、モンスターはくたばり、渦も消えて、代わりに、足跡を残すかのようにして辺りにアイテムが散らばった。
「ミヤトさん、流石です!!」
戦闘を終えるとそんな声を共にてとてとと此方へ寄ってくる可愛らしい姿。
志賀実弥斗、十八歳にして漸く訪れた青い春だ。
但しまぁ……そんな甘酸っぱそうな青春が訪れた場所は学校でもバイト先でもなくて……異世界である。