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転生したけど異世界じゃないし未来や過去の日本でもない、なんなら人間でもない件

作者: 紅玉林檎

唐突に思いついた何ジャンルなのかよくわからないお話。

「パパ! この子うちで飼おうよ!」

「うーん、飼うのは構わないけど…動物の赤ちゃんのお世話は大変だよ、エミー。

ちゃんと面倒見るって約束出来るかい?」

「約束するわ、パパ! 私ちゃんとこの子の面倒見る!」

「ミィィ…」

「あら、この子も一緒にお願いしてるみたい。エミー、これからこの子の事ちゃんと面倒見れるようにたくさんお勉強しないとダメよ?」

「うん、ママ! やったぁ! よろしくね、おチビちゃん!」


「ミィ〜」


道端で寒さに震えていたら突然、ひょいと大きくて温かい手に持ち上げられた。

何が起こったのかと思ってぼんやりとする視界で一生懸命あたりを見回すと、なんと巨大な人間に持ち上げられて囲まれているではないか。

じたばたともがいたが抵抗も虚しく、巨人の手は私の体をガッチリ掴んで離さない。

様子を伺っていると私を持ち上げているのはどうも巨人の子供で、私について何やら相談をしているらしかった。

喋っているのはおそらく英語。

多分。おそらく。

英検3級、映画は吹替派だったので正直自信が無い。

混乱しつつ会話の合間に出来うる限りの大声で叫んでみたら、自分の口から出てきたのはなんとも愛らしい子猫の鳴き声であった。


なんと、自分は昨今流行も過ぎ去りもはやスタンダードとなった『異世界転生』をしてしまったのか!

しかも猫に!


なぜ猫に生まれ変わってしまったのかはわからないが、不遇なドアマット系ヒロインや断罪予定の悪役令嬢に転生するよりはマシだろうか。

二度目の人生、異世界でも頑張って生きていこう!


「ミィー!」


「おや、安心したのかな。すっかり元気な声になったな」

「ちょうどモールに行くところだったし、必要なものを揃えましょうか」

「アディのおうちの猫はブルーの首輪をしていたわ。私この子にピンクの首輪着けたい!」

「それはまたあとで。まずはシャンプーとこの子用のベッドを買わないと…」


異世界…にしてはなんだか見覚えのある物がたくさんあるな。

まるでハリウッド映画に出てくる一般家庭なお家とアメリカンな大きい車が目に入った。

一体ここは何という世界なのだろうか…



結論。地球でした。


異世界ではなかったです。

自分が生きていた時代とほぼ同じ時代のアメリカでした。

前世日本人として生きた記憶があるけれど死に際をよく覚えていないので多分不慮の事故とかで呆気なく死んだんじゃなかろうか。知らんけど。

別に前世でアメリカと縁が深かったとか、何か思い残した事があるとか何にも無いんだけどな…なぜアメリカに生まれ変わってしまったのか、解せぬ。


私が拾われたのはアンダーソンさんというお家の庭先だったらしい。

私を見つけてくれたのが長女のエミリーちゃん、9歳。

拾われてから三年経つので今は12歳だ。いやーアメリカ人の成長速度凄まじいね。

もう高校生って言われてもおかしくないくらい大きいよ、身長が。


「ミャオ〜ン」

「あら、キャンディおはよう。はいはい、ちょっと待ってね、今取り分けるから…」


絵に描いたようなブロンド美人のお母さんの名前はアマンダさん。

自分達で食べる朝食に出すチキンの切れ端を私にも分けてくれる、とっても優しくて一家自慢のママさんだ。

…アメリカ人女性らしくめちゃくちゃ気が強くて、パパさんと喧嘩した時の声はまるでマフィアの女ドンみたいだけれど。

はぐはぐとチキンを堪能し終えると本日のお仕事を言い渡される。


「キャンディ、エミーを起こしてきてちょうだい」

「ミャア〜ン」


ママさんからお仕事を仰せ使った私はエミリーちゃんのお部屋に向かう。

自慢のふわふわの尻尾を揺らして階段に向かう途中、ちょうど朝のランニングから帰ってきたパパさんとすれ違った。


「やあ、おはようキャンディ! 今日の調子はどうだい?」

「ミャア〜!」

「ハハハッ! 今日も絶好調だね、さ、朝のハイタッチだ!」

「ミャ!」

「グレイト!」


映画の中だけかと思ってたけど本当にこんな会話するんだなあ…と感動したのも今は昔。

典型的アメリカンな会話にもすっかり慣れた。


パパの名前はライアンさん。そこそこ良い会社にお勤めらしい。

アメリカ人は役職が上がると体も鍛えなければいけないとかで毎日頑張ってランニングしている。

じゃないと部下に舐められるんだとか…ひえぇ。

日本の会社も大変だけどアメリカの会社も大変そうだ…人間ではなく猫に生まれ変わって正解だった気がする。


気を取り直して階段を登りエミリーちゃんのお部屋に到着。

猫ドアをくぐって可愛いぬいぐるみに囲まれているベッドの上に飛び乗る。

すやすや寝ているエミリーちゃんのほっぺたを肉球で優しく押して呼びかけた。


「ミャン、ミャア〜」

「うぅ〜ん…ふわぁ」

「ミャアン」

「んん…おはよう、綿菓子ちゃん。今日も綿菓子みたいにフワフワ。可愛い♡」

「ミャア…」


ママさんそっくりのブロンド美少女、エミリーちゃんが私のフワフワな毛皮を堪能してお腹に顔を埋めた。

そう、エミリーちゃんの言った「綿菓子ちゃん」でお気づきであろうか…

エミリーちゃんに名付けられた私の正式な名前は『コットンキャンディ』、日本語に訳すとまんま綿菓子である。

薄汚れてボロボロだったのが嘘みたいに、シャンプーで汚れを落とされピカピカになった私は真っ白でフワフワな毛皮が特徴の長毛種だったのだ。


みんな呼ぶ時は長いから「キャンディちゃん」と呼ぶけれど。

前世の自分はシャープで流線的な美しさを持っている黒猫推しだったのになぜ白猫(長毛種)に生まれたのか…

名前も、もうちょっとこう…格好いいのが良かったです。

まあ養われてる身だからね、贅沢は言いませんけれど。


しばらく私のお腹を吸っていたエミリーちゃんがベッドから起き出し、朝支度をして階下へ降りていった。

私も後を付いていく。

家族三人プラス一匹。実に穏やかなブレックファーストが済むと、みんなそれぞれ会社や学校へと出かけていく。


スクールバスに乗ってエミリーちゃんが学校に。

パパさんが大きい車に乗って会社に。

ママさんもパパさんより一回り小さい車に乗って会社に。ママさんも会社にお勤めのキャリアウーマンなのだ。

残された私はお留守番。


…しかし私はとても賢い猫のお墨付きを貰っているので外出が可能だ。

今日も猫ドアをくぐり外へと出てご近所に異常が無いかパトロールに出かける。

養われている以上、この一家の生活安全に貢献するのは義理と忠義に篤い前世日本人の勤めである。えっへん。

まあこのあたりは比較的治安の良い地域らしく危険な事は今まで一度も起きていない。


裏庭に出て積み上げてあるBBQ用コンロ(アメリカの物は日本のとは比較にならないくらいデカくてゴツい)を踏み台にして塀に上がり、細長い塀を軽やかな足取りで進んでいく。

まず向かうのはお隣、ブルックスさんのお家だ。

ブルックスさんのお家は広いお庭が自慢で、一匹の大型犬を飼っている。

息子さんがいるらしいが、もう独立して長いらしく週末にしか帰ってこない。

でも帰ってくるとよく庭で飼い犬とキャッチボールしてる姿を目にする。

うちのエミリーちゃんとは違って大の犬派らしい。


そんな事を考えているとその飼い犬が話しかけてきた。


「よう、キャンディ!」

「おはよう、ボルト」

「今日もパトロールかよ! お疲れさん!」

「うん、まあ何も無ければただの散歩だよ…どうしたのさ、今日はなんだか随分ご機嫌だね?

いつも月曜日は「ウィルが僕を置いてった…」ってしょんぼりしてるのに」


このボルト君はご主人様であるウィリアムさんが大好きで、いつも彼が帰る日曜日の翌朝はこの世の終わりかと思うほど落ち込んでいるのだ。

それが今日はこのハイテンション。何か良い事あったのかな?


「聞いてよ! 昨日ウィルとキャッチボールしてたらさ、ウィルがこう言ったんだ。


「走れボルト! お前の名前はヒーローと同じなんだ! やれば出来る!! 風のように早く走り抜けろ!」


ってさ!

僕の名前、ヒーローと一緒なんだって!」


「そ、そっか。良かったね」

「うん!」


ボルト…喜んでいるがそのヒーローはきっとジャパニーズマンガの主人公から取った名前だと思うよ。

なぜなら君の先代犬の話がこの間、うちの夕食時の会話に出たんだが先代犬は「ナルト」という名前だったらしい。

ウィリアムさん、パッと見は爽やかスポーツマンみたいだけど好きなんだね『N○RUTO』…


ご機嫌なボルトと最近あった事などをお互いに話した後は決まったルートを辿ってご近所のペットを訪ねていく。

一人暮らしの老人が飼っている雑種の老猫、最近赤ちゃんが生まれたお家のゴールデンレトリーバー、ユーチューバーになると言ってお父さんと喧嘩していた男の子が飼っているリクガメ…

みんな総じて「はいご苦労さん、こっちは変わりないさね」「坊ちゃんにジャーキー分けてあげたー」「うちの小僧が親父にしこたま怒られてた」などといった実に平和的な話題ばかりであった。

あとはお気に入りの屋根の上で日向ぼっこしたり、捨て犬や捨て猫がいないか入念にチェックしたりといつものルーティンをこなして帰宅する。


「今日もご近所異常なし。帰ってミルク飲んでもう一眠りしようっと」


季節は春でお日さまぽかぽか。

実に気分が良かったのでゆっくりパトロールを楽しんでいたらすっかり遅くなってしまった。


「ミャーン」


ただいま〜。…あれ? エミリーちゃん帰ってる?

玄関に放り投げられたスクールバックを見て私は首を傾げた。

おかしい。エミリーちゃんは大変しっかりしている子なのでこんな風に乱暴に物を扱うなんて事しないのだが…


耳をピンと立ててエミリーちゃんの気配を探る。

バスルームのほうで何やら音がする。こんな時間にバスルームを誰かが使うなんてまずない。

ととと、と私は自慢の忍び足でバスルームへと駆けつけた。

するとそこには…


「嬢ちゃん、大人しくしてりゃすぐ済む。下だけでいいからとっとと脱ぎな」

「ひっ…」

「ほら、早くしな。俺も暇じゃねぇんだ」


覆面姿の男がエミリーに銃を突きつけていた。

銃を突きつけられたエミリーちゃんは顔面蒼白。声を出す事も出来ずに硬直してしまっている。

私は気配を殺して細心の注意で男に気づかれないよう忍び寄った。


「チッ、動くなよ? 下手に動いてその可愛い顔にピストルの弾くらいたかねぇだろ。

後ろを向い


「フギャアアアァァァァァァアアオッ!!!!」


WHATッ!??」


「キャ、キャンディ…ッ」


てめえこの負け犬野郎!! うちの可愛いエミリーちゃんに何してくれてんだクソッタレーーーーッ!!

怒り狂った私は男の顔に飛びかかり生まれてこの方誰にも突き立てた事の無い、しかしいざという時のためにお手入れはかかさず日夜鋭く磨いておいた自慢の牙と爪を思いっきり食い込ませた。


「ギャアアアァァァァアッ!!!」


男は手にしていた拳銃を落とし、顔にしがみつく私を引き剥がそうともがく。

男に鷲掴みにされそうになった私は一度男の顔から離れ、床に落とされた拳銃を蹴っ飛ばしてバスルームの隅へと滑らせた。

怒り狂った男が銃を拾おうとしたところですかさず第二撃。

今度はしゃがみ込んだ男の目に狙いを定めて、渾身の猫パンチをお見舞いする。


「ギャァウッ!!? 痛てえええええッ!!」

「シャーーーーーッ!!!」


横目でバスルームを見ると、エミリーちゃんの姿は無かった。

良かった、隙を見てちゃんと逃げ出せたらしい。偉いぞ、エミリーちゃん!

男が顔を庇いながら今度はナイフを取り出してぶんぶんと出鱈目に振り回してきた。

フンッ、甘いわ!

忍者の本場、前世日本人を舐めるなよぉッ!!


ナイフをひらりと避けたキャンディ(3歳、メス)はバスルームの壁を蹴り付けて二段ジャンプで男の頭に飛び乗った。

ナイフを持ったままではキャンディを掴めない男は今度はナイフを投げ捨ててキャンディの足をむんずと掴む。

そのまま床に叩きつけようとしたが、キャンディは男の腕にしがみつき、手の甲にギリギリと噛み付いて男の手から離れなかった。

バランスを崩して転倒した男は、頭を守りキャンディの猛攻を受け続ける。

そうしているうちに…


「動くなッ!! 警察だ!!!」


到着した警察官が二人、バスルームの入り口で銃を構えながら犯人を制圧した。

フーッ、フーッ、と興奮冷めやらぬキャンディを後から来た婦警さんがタオルに包んで犯人と一緒に家の外へと連れ出す。


「キャンディ…!」

「フマァーオ」


警察に保護されたエミリーちゃんが運ばれてきたキャンディを見て、悲鳴をあげて泣き出してしまった。

どうやらエミリーちゃんはお隣のブルックスさん家へ助けを求め、ブルックスさんが警察に連絡してくれたらしい。

ありがとう、ブルックスさん。お礼に今度、お宅のガレージに住み着いているネズミを退治しておくね。


「ああ…キャンディ、嫌、嫌よ…! どうしてこんな事に…!」

「酷い怪我だわ…ね、お嬢さん、かかりつけの獣医さんを教えてちょうだい。私が連れていくわ。

あなたは念の為ご両親に連絡して病院に行ってちょうだい」


怪我? 怪我なんてどこにもしてないけれど?

そう思ってまじまじと自分の姿を見てみたらこりゃ酷い。

返り血で全身真っ赤に染まっていた。

なんてこった。自慢の毛皮が台無しだ。自分で舐めとるの嫌だなあ、シャンプーしてほしいなあ。


そう思ってミャーミャーと訴えてみたけれど通じるわけもなく…

婦警さんはパトカーの中で鳴き続ける私に「大丈夫よ、すぐに病院に連れていくから」「怖かったわね」と優しく宥め続けてくれた。

違う、そうじゃないんだよー。


動物病院に着くなり顔見知りの獣医助手のジェシーが悲鳴をあげた。

ハァイ、ジェシー。久しぶりー。

事情を聞いたドクターが「レントゲンの用意を!」「手術室は!? すぐに準備してくれ!」と矢継ぎ早に指示を出す。


「キャンディ、しっかりしろ。大丈夫だ今助けるぞ…」


そう言って包んでいたタオルを剥がし診察台の上に私を乗せたドクターは「おや?」と眉を顰めた。

さすがプロ。診察台の上でお行儀良く座り、尻尾をふさふさと揺らしている私に違和感を持ったらしい。

あちこち体を触って確かめて、毛の間もライトで照らして入念にチェック。

そしておもむろに懐からスマートフォンを取り出してパシャパシャと私をカメラで撮影した。


「ジェシー、キャンディの毛に付いた血を洗い流してくれ」

「ドクター、治療は!?」

「いや、必要ない」

「?」


病院で返り血を全部落としてもらった私は連れてきてくれた婦警さんに送ってもらい、私は無事にアンダーソン家へと帰宅した。



『では、次のニュースです。

本日ミシガン州にある民家に男が押し入り、その家の女児に暴行しようとしましたが未遂に終わりました。

女児の危機に駆けつけたのはなんと、このお家で飼われているペットの猫ちゃんです。

銃を持っている男に怯む事なく果敢に飛びかかり、女児が逃げ出す隙を作りました。

警官が駆けつけた時、犯人は傷だらけ…猫は怪我一つ負う事なく事件は解決しました。

事件後の犯人とペットの猫ちゃんの写真がこちらです。


「ハッハーッ!? こりゃ凄い! 男の顔、まるでフランケンシュタインじゃないか!?」

「オーマイ…猫ちゃんが血まみれじゃない。 え、これ全部返り血? 嘘でしょう…」


猫を診察した医師と猫に救われた女児へのインタビューです。


「いやあ、最初は驚きましたよ。

いつも賢くて診察を嫌がらないキャンディがいきなり血まみれで運ばれてきたんですから!

しかも警察官に運び込まれて!

でも診察してすぐ様子がおかしい事に気づいたんです。

血を洗い流してみたら、ビックリ。どこにも怪我なんてしてない、全部返り血だったんです。

おとなしい子だと思ってましたけど、とんでもない。

彼女は綿菓子なんかじゃない、本性はタイガーでした」


「家に入ろうとしたら突然銃で脅されたんです。

すっごく怖かった…

でも、あれ以来キャンディが毎日寝るまでそばにいてくれるの。

だから何も怖がる必要はありません。彼女が絶対助けてくれますから。

キャンディのおかげで安心して普段通りの生活を送れるようになりました。

キャンディは私のヒーローです」


最後に、見事犯人を撃退したキャンディちゃんにもインタビューしてみました。


「キャンディちゃん、今回の事件について何かメッセージを」

「ミャアン」

「なるほど、どうもありがとう!」

「ナゥン」


以上、本日のニュースをお送りしました』


異世界転生ではないし、チート能力もない、なんなら人間でもないけれど、ヒーローになるのにそれらは必要なかったらしい。

今日もまたご近所の平和を守るため、私は尻尾を揺らしてパトロールへと出かけていく。

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ジャンル:ローファンタジーはぴったりですね。 キャンディちゃんかわいい
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