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あの夏のソフトボール (´・ω・`)ノ

 未だ年号が昭和の頃。

 夏になれば空き地から子供たちの歓声が響く。


 そう、我が郷里には子供がワンサカいたのだ。

 私もその一人。


 毎年、夏休みの終わりになると町内会対抗のソフトボール大会がある。

 よって、そのための練習が1か月くらいあるのだ。

 ちなみに、4年生以上の男子は全員強制参加だった。


 夏休みの16時になると、毎日近くの空き地で練習である。

 仕事をしてなさそうな謎のオッチャンが指導員。


 町内の男子は、一学年がゆうに10名を超える。

 ソフトボールは9人でやるゲームなので、ほとんどが球拾い&補欠。

 私も3年間補欠だったが、周りも皆補欠なのだ。

 特に劣等感は無かった。


 ……というか暑い。

 貸与されたユニフォームは長袖長ズボン。

 半端なく暑い。



――あれから30余年が過ぎ去り。


 我が郷里は過疎になった。

 人が大量に減り、その代わりにクマが出没するようになった為、クマ鈴をつける子供たち。


 もう空き地から、あの賑やかな歓声は聞こえない。

昔はボールも貴重でした。

当時は球拾いも面白かったですね。

今じゃ絶対にやりたくないですけど……(゜∀゜;)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 昔はボールが貴重でしたが、今は参加する人が貴重になりましたね。 更にコロナ禍によって伝統が消えるきっかけになってしまったのが残念でなりません。
[良い点] ∀・)もう溢れでんばかりのノスタルジック♪嫌だったであろう思い出も麗しくみえちゃう不思議♪ [気になる点] ∀・)「仕事をしてなさそうな謎のオッチャン」の謎のパンチ力。 [一言] ∀・)リ…
[一言] ほんの数十年でも、まるで別世界みたいに変わるものですね( ˘ω˘ )
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