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後処理と決意

戦闘を終えた俺たちは帰投し後処理を行った。生きている奴らは檻に入れ、死体は燃やして感染病を予防を行う。


この世界でも土に埋めるかと思いきや燃やすのが伝統らしい。土に埋めるとアンデット化する可能性があるからだそうだ。


各人がテキパキ行動することでそれ自体はすぐに終わったが、まだやる事がある。

悪徳奴隷商人たちもこれで全員とは限らないからな。

こいつらに聞き出さなければならない。


俺はリーダーだと思われる結界術師の男を起こす。


「おい、起きろ」


肩を揺するが起きない。


「おい、おい」


うーん起きないな。


バシャンッ


水をぶっかける。


「ゴホッハッ」


水を飲み込んだ男がむせながら目を覚ます。


「おはよう、お目覚めかな?」


くぅー、これ俺が一度は言ってみたかった言葉ランキング、13位くらいに入る言葉だったんだよな。


「ここ……は」


「俺たちの拠点さ。お前には他の仲間について話してもらおうか」


俺は拷問を始める。実際はした事ないし映画の受け売りだけどね。

それに本来なら拷問等禁止条例があるし、捕虜から聴けるのはドッグタグに書かれたことだけ、盗っていい物もこちらに危害を加えるものだけで生命を守るものは取ってはいけないからな。


けどここは異世界。そんなの関係ないのさ。


「言うわけないだろ」


「そうか」


パン


「ギャァっ」


俺は引き金を引いてやつの足を撃つ。 


「次は右足だ。さて他の仲間はどこだ?」


「はぁはぁはぁ。」


「そうか」


俺は直接銃口を右足につける。


「ま、待ってくれ!いう、いうよ!」


男は先程のが余程こたえたのか、すぐに降参した。


「そうかそうかよかったよ。俺もこれ以上は心苦しかったからね」


これは本音。やったこともないことをしてちょっとだけね。決してサイコパスじゃないぞ?


「俺たち以外はこの国には居ねぇ。捕まえた奴隷もいない。」


男が言うにはそうらしい。それからどんどんゲロる。

どうやら商人たちは2グループに分かれて捕まえては連れて行くのを交互に行っているそうだ。

ドラグオンの貴族はそこで自分用の奴隷をもらう代わりに素通りできるように手助けしていたわけだ。


本当ドラグオンはろくなことをしないな。

印象は最初から悪かったけど、また悪くなったわ。


「そうか。喋ってくれたからな許してやろう。だが衛兵には引き渡すからな」


「そうか。ありがとう」


流石にここでお決まりの口封じみたいに殺しはしない。俺だって無闇に殺したい訳ではないからな。


そのまま男の事は拘束したまま、俺は外に出る。


「明日衛兵隊に渡すから準備だけしといてくれ。輸送は馬車を使う」


「了解です」


外に待機させていた者にそれだけ伝えて俺はそのまま彼女たちがいるだろう天幕に向かう。


一番奥にあって一番安全な天幕、俺と美由、そしてリリアの天幕だ。と言っても寝室は違うところだけどな。


「お疲れ様」


俺は二人に声をかける。


「あっお疲れ様です。大変だったみたいですけど無事で良かったです」


「確かに89式が効かなかったのには驚いたけど、まぁなんとかなったよね」


「現代武器はどれもが無敵と言う事ですね」


「そうだね。他にも火力が高いものがあるからまだどうにかなるけど、もっとどんなスキルがあるか知っておく必要があるね」


「そうですね。私ももっと射撃練習して色んな武器が使えるようになりますね」


これ以上使えるようになるつもりなのか。

美由とリリアもこの3ヶ月かなり訓練を積んでるからな。二人とも89式を簡単に扱うようになってるんだ。


確かこの間射撃検定して、美由が43点、リリアが46点と特級を取ってるほどに二人とも上達しているんだ。


俺も頑張ってるけど二人がうますぎてすでに今はどっこいって感じだな。


はぁ、本当に俺が戦う意味無いんじゃねぇって最近思い始めてきたんだ。


「そうだね頑張ってろう。俺も頑張るよ」


「はい!」


「リリアも今日はありがとう」


「いえ、これが私の役目ですので」


「それでもだよ。リリアにはいつも助かってる。」


「そうでしょうか。それならよかったです」


そう言いながら俺はリリアの頭を撫でる。

嬉しいのか目を細めて体を脱力する。


「むぅーー、リリアちゃんずるいです」


え?美由。


「もしかしてして欲しいのか?」


「そ、そんな訳無いですよ~」


「そうだよな」


俺の早とちりのようだ。


「むむむ」


それでも彼女はこっちをじっと見つめていた。


これは俺に自然とやって欲しいって事なんだろうか?俺自身鈍感系では無いと思っているけど、これは悩みどころだ。


そもそも美由が好意を抱いてるとは限らないしな。


俺はそっと美由も撫でることにした。


「ありがとな」


「へへへ」


彼女も全身を脱力させて、嬉しそうに笑った。


俺は二人の表情を見てこの日常を壊さないようにしようと決意した。

今回で1章は終了です。私的にはテンポよく進めたいと書いています。逆に言えばというか内容の詰まったものを書けてないだけなんですけどね。まだまだ未熟でよわよわですけど頑張って、つよつよになります。

次回はもっと火力マシマシで頑張ります。


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