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第7話 絆(笑)

前回から読むと解りやすい入りです。

いきなり入ります。

…っということだ、因みにそれを手にした者はキサラが初めてだ。」

「エッ?」


それって…


「つまり、キサラがその黒薔薇を唯一扱えるってことか?」

「そういうことだ。」

「だったら何かあるんですか?」

「いや別に…ただ、その力は得体が知れないが、強力なことに違いはない。」

「え…」

「ま、クロストフの娘じゃから心配要らんじゃろ。」

「当たり前だ。」


そんなこんなで、黒薔薇の事は軽く流された…


数日後、今度は他の家族に会う予定だったけど色々予定が合わなくて結局、学校の入学式の日にあうことになった。


なので今日は入試を受けるために勉強会をすることになった。


「なんだ、簡単だね。」

「これって小学生レベルだよきぃちゃん!」

「これなら上のクラスを目指せるね。」

「そ、そうだな。」

「どうしたの剛気?」

「いや、何でもねぇ」

「あ~剛ちゃんわり算間違ってる~」

『プッ』

「うるせぇ、たまたまだ。」


そんなことを言う剛気の問題用紙には×が大量生産されていた。


更に一週間後、入試の日を迎えた。


結果は僕と亮とひよ姉、剛気は無事に上のクラスに入ることができた。


因みに、僕らの行く学校はロリターノ王都の西側に位置するセントローラン教導院と言う、全寮制の学校だ。

一学年7クラスあり、僕らのクラスはその一番上のクラスだ。因みに、転移者は入試と言っても相当酷くない限り合格するようだ。(異世界組のクラス分けは適当だ)


さて、入学式まであと3日あるのでせっかくだから皆のスキルの確認をすることになった。なんだかんだ言って、僕の以外皆確認してなかったからだ。


取り合えず、投影の魔道具を借りてせーの!で出してみた。


 綾辻 姫沙羅 真名[キサラ=エルセオラ]


 職業 聖女


 スキル 光魔法 聖術 精霊魔法 剣術


 称号 異世界より戻りし姫君 光の聖女 黒薔薇の主


 加護 武神 剣神 魔神 美神




 一ノ瀬 剛気


 職業 大剣士


 スキル 土魔法 風魔法 光魔法 剣術


 称号 キサラの守り手 キサラに初恋 異世界人


 加護 戦神




 高城 亮


 職業 聖騎士


 スキル 風魔法 炎魔法 光魔法 剣術


 称号 キサラの守り手 キサラに初恋  異世界人


 加護 戦神




 綾辻 日和 職業 魔法士


 スキル 炎魔法 風魔法 土魔法 水魔法


 称号 キサラの姉 異世界人


 加護 魔神




……………は?


「どゆこと?」

「きぃちゃん愛されてるねぇ」

『…うわあぁぁぁ!』

「見るな!」

「返してくれ!」


亮が慌てるなんて珍しい…じゃなくて!!!


「どう言うこと?」

「どうもこうもない!」

「初めて会った時に一目惚れだったんだ!」

「きゃー!〃〃〃」

「え、そ、その…ありがとう。」

「あ?」

「キサラ君?」

「きぃちゃん?」

「あ、あの、守り手って…今まで守ってくれて…うれしかったから…」

「キサラ…」

「キサラ君…」

「今は女の子だよね、きぃちゃん?」

「エッ?う、うん。」

「二人とも、チャンスだよ!」

「お、おう!」

「直ぐにどうとかはないけど、虫除けにはなれるから。」

「…ありがとう。」

「気にするなって、水くさい。」

「そうだよ、いつも通りにしてればいいんだから。」

「うん!」

「きぃちゃん、大好きだよ~」

「あ、ありがとう…」


いつも、なんだかんだ言って皆が力になってくれる…それがとても嬉しくて、あたたかい。


「これからもよろしくね!」(超笑顔)

「お、おう!」

「任せて!」



それから3日後、入学式

また一週間以内に投稿を考えています。

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