時期
握手を交わすと「出れるけどねー3下層目まで行かなくちゃいけないんですよね。」
「一人で日本制圧とか出来ます?」ジャックは冗談半分に問いかけてきた。
「能力の所は問題ない、3下層目の奴等がどんなやつかしらいが負けることはないだろう。」言い返すとジャックは少し間をあけ「凄いですね!奴等に勝てる気で!?」
少し声を大きくして言ってきたが、コホンと整え。
「そしたら、話が早い。あなたのその能力で奴等を認めさせればいいんですよ。そうすれば、日本に紹介状を書いてくれて日本政府も認めてくれくでしょう。」
嬉しそうに笑いながらこちらを見て言ってきた。
「それでも、3下層目の人間には中々会えないので、時期を見るしかないですね。」
少し難しそうに天井を見ながら言った。
時期を見ながら?それはいつなのか、どうしたら一体会えるのか?少し考えたが1つまとまったのはコイツは知っているいつ会えるのか、どうやったら会えるのか、感だがそんな感じがした。
目の前の皿を見ながら「どうすればいい?」
そうすると、天井を見ていたジャックは笑い「あなたは感がいいし、頭がいい。」
笑みを出しながらこちらを見てきた。
「俺のことも知っているな、そんなたまたまここの刑務所に入ってきた日本人に声なんてかけないよな。」
そう声をかけた時にサイレンが鳴った。
「食事の時間は終わりだ!速く仕事につけ!」
看守の大きな声が食堂に響いた。周りの囚人はだるそうに椅子から立ち上がり食堂を後にしていった。
ジャックも立ち上がり「明日また会いましょう。」
食べた食器を戻し食堂を出ていった。
皆出ていった後も少し考えた、あいつは俺をどこまでしっているのか?なんで俺を。
考えがまとまらず、看守に「早くしろ日本人!」
監視カメラから見ているのだろうか、アナウンスで言われたので席をたち明日答えはあるはず。
そう自分に言い聞かせて食堂を後にした。