テーマ３：私の絵をあなたの色で塗ってお題絵 ダンスシーン
こちらは2025年8月15日～10月31日に渡って開催された幻邏様主催の「プチイラスト企画」でいただいたイラスト・投稿したイラスト作品を集めたものです。
まず1枚目。
テーマ３の「私の絵をあなたの色で塗って」に提出したお題絵。
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色指定はありません。あえて背景は入れていませんので、ご自由に創作してください。
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今回お題絵は２枚提出させていただいたのですが、実はこちらの方が最初に描き上げたもの。
特定のオリキャラではなく、単にダンスシーンを描いてみたかっただけです。同時進行で「テスとクリスタ」のマオを描いていたので、ちょっと彼に似ているのはご愛敬ということで。
この絵を提出した時点で女性キャラのお題絵が多数出ていたので、若い男性キャラにしてみました。どうせならタキシードでも着せてみようかという思い付きで、こんな感じに。
スーツなので肩パット入り。肩を持ち上げるとパットの分だけかっちり上がるだとか、生地は厚地なのでしわを寄せ過ぎないだとか、パンツはシャープなドレッシーさを強調したくてセンタープレス（クリース）入り、とか。日頃はカジュアルなスタイルを描くことが多いので、気を付けなければならないことが多かった！
特に「肩パット」。強調しすぎてしまうとバブル風の時代遅れスタイルで、オシャレじゃなくなってしまうのね。着るキャラとスーツのバランスを取らなければならないのに、どうしてこんな難しいポーズにしちゃったんだろー、わたし（泣）
ポージングを参考にした写真がありますが、「どうせ絵だから大胆に行こう！」と、さらにポージングのバランスを微妙にしたのよね。おかげでかなりコントラポストが益々複雑になってしまい、思った以上に描くのが難しかったのと、輪郭線を切れ目がないようにつなげなければならなかったのが大変でした。
アナログ時代の癖で、線の抜きを筆圧でコントロールする癖が抜けなくて。その方が線にアクセントが付いて好きなのですが、勢いで引くから、線と線の端がつながらなくなっちゃうのが困りもの。
そこは反省しなくちゃね。
わざと人物は右に寄せて、パートナーなり、背景なり、描き手様が好き勝手にいたずらできるようにしたつもりだったのですが。
さて。
皆様、どんな風にアレンジしてくれたのでしょうか。
夕立様。
夕立様いわく「世紀末兄貴路線塗り」なのだそうですが、一目見た時から惹きつけられました。このアレンジは、想像していなかった！素敵！大胆！この一枚でストーリーが出来そうなくらいでしょ！
デストピアの中心でステップを踏む、なんて。
そのうち死の雨が降ってきそうで、フレッド・アステア張りのダンスを見せてくれそうな気がする。
夕立様、ありがとうございました。
豆月冬河様。
はい、そうです。いろいろ遊んでいただけたら、それで加純さんは大喜びなんですよ。大歓迎！
左側に描いてくださったのは、テーマ２に提出したキャラクター。「石投げないで！」なんておっしゃらないで、正解なんですから。あれ、でもすね毛……？（←この？マークの意味はep.3にて）
月明かりに浮かぶようなふたりのダンスは、どんなステップだったのでしょうね。ターンした拍子にスカートを踏みつけそうな気がしないでもないのは、わたしだけ？
冬河様、ありがとうございました。
ゲソラ様。
ゲソラ様の水彩塗り風っていうのも、レアではないでしょうか？
月光とねことダンス、これも雰囲気があっていいですね。同じ逆光でも夕立様の「世紀末お兄さん」とは打って変わって、どこか儚さが出ているように見えます。同じ線画なのにね。
「お題絵見た瞬間、にゃんこ入れようと決めた」そうですが、なんかわかる。似合うもん。水彩タッチというのも、一役買っているのかも。水面に映る月光がまぶしくて、猫もお兄さんも、この世のものではないのかもしれません。なんてね。
ゲソラ様、ありがとうございました。
スタジオめぐみ様。
個人的に、こういうモチーフ大好きで！
スチームパンクぽいのに、色合いはわたし好みのシック路線で！ピンクのベストが、とってもいいアクセント。
横にスチパンなシンデレラを描きたくなってしまいました。きっとふたりは12時の鐘が鳴っても、踊り続けるのよ。ガラスの靴が砕けたって、時計の針を巻き戻して、再生しちゃえばいいんだから！なんてね。
めぐみ様、ありがとうございました。
皆様のアレンジ、目いっぱい楽しませていただきました。
たくさんの作品、ありがとうございました。
ご来訪、ありがとうございます。
次回はエルフ耳の……です。ちょっと波乱が。
