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曇天の空

初投稿。小説というより実体験の日記のようなものですが楽しんでいただければ幸いです。

思いつきで初めた旅、沖縄での話。

物足りない人生だった。好き勝手に生きているはずなのに何かが足りない。

だから異世界に行きたかった。そこでなら何かが起こる、起こしてみるとそう考えていた。


けれど、どれだけ時が経とうとも何かは起きてくれやしない。もしかするとそんな不満が己の内を爆発させたのかもしれない。

異世界ではない新世界、選んだのは沖縄。甘美な響きと新たな地で生きねばならないという事を考え、己の内をぐちゃぐちゃにする。

金もなく、コネもない。何もない俺が冒険者という職業もない世界で生き残ることはできない。そこでリーバイ.COMといういわゆるリゾートバイト募集の求人サイトを使ってみることにした。交通費支給、一日3食付き、家賃光熱費無料と夢のような条件揃い。

そうやって溢れんばかりの期待を沖縄にぶつけに行ったわけだ……と、言いたいところだけどまさか俺が先に壁にぶつかるとは思わなかった。



満を持して東京から1時間半ほど電車で乗り継ぎ成田空港へ到着。事件はそこで起きた。

俺は昔から不真面目の鑑のような人間だ。むしろ真面目にやった日にはすべてを台無しにしてしまうと言っても過言ではないほどの失敗をする。

事前に飛行機のチケットを取り、路線も徹底的に調べ上げ、朝寝坊することなく忘れ物だってなかった。唯一交通費と食費が持つか心配だが現地に着いてしまえばこちらのものと思っていた。


何を間違えたのか。


『1ヶ月後のチケットならありますが……』


何を言っているのかわからなかった。わかることと云えば格安で入手したチケットが7月のものではなく8月のものということだけ。

思考を止めている時間はきっととても長かったはずだ。

それでもなんとか気を起こして母親や兄に連絡をかけたものの繋がらない。

普段プライドを捨てていると豪語する己にも限界というものがある。さすがに友人にカネを借りるわけにはいかない。


『おお。それで?いくら必要なの?』


限界は己が決めるものではない。天命あるいは人徳が成すものなのだ。

お陰で沖縄に旅立つことができるようになった。


そうこうして行き着いた異世界、もとい新世界は沖縄県久米島町。沖縄本島からですら100キロメートル離れた島だ。

夢の離島ライフのスタート、空模様は曇天。少しの雨に濡れた手には5万の借金、赴任予定のイーフビーチのあるホテルへと向かった。


リゾートバイトメモ。

基本的に交通費支給ではあるんですが満了しなければもらえないとか上限金が設定されてたりします。

食事に関しても一日2食付が多く3食付きはなかなか見かけませんね。

一方、家賃光熱は本当にタダで暑い沖縄でも遠慮なく1日中クーラーをかけ続けてられました。


次回の投稿は未定ですがよろしければお付き合いください。

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