夕方が
夕刻になり出した
ひんやり感は変わらずに
体に伝えている
時として記憶が出てくることは
わんこ君のことばかりだ
よほど記憶の中枢まで
残っているのだろう
時間は卑怯だ
一定期間だけしか
与えないからである
ならば記憶すら与えるなと感じてしまう
いつまでも
いつまでも
引きずる思い出
本当に重い出会いだなと
つくづく感じてしまう
機関の空間から
抜け出せと言うのか
嫌だよ
記憶は持ち続けていたい
例えば悪くても良くても
それが行動の履歴となるからだ
おそらく最も大切なものなんだろうな
毎日毎日のように記憶を
作りため込んで行く姿は
人の暮らしのアルバムなんだよ