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6

 街道を馬車で行く旅は順調に進み、ノヴェンに到着したのは王都レイナスを出てから三日後のことだった。

 ヴィジランスや護衛ふたりとも、ずいぶんと打ち解けられた気がする。フィレーネの口調は未だ固さが残るものの、ヴィジランスの敬語はすっかり抜け落ちていた。ただフィレーネを呼び捨てにするのは未だ抵抗があるらしく、敬称だけが微妙な感じにくっついている。名を呼ぶ時に少し居心地が悪そうなのが、なんだか可愛らしくて微笑ましかった。

 かくいうフィレーネも、ヴィジランスに対してさん付けが取れないのだが、妻が夫をそう呼ぶのは不自然ではないと学んでいる。

 店に入って新婚さん、と冷やかされることも増えたし、手を繋いで歩くことにもすっかり慣れた。たった三日間でこれなのだから、アルヘイナに着くころには、今以上にそれらしくなっていることだろう。いっそ宿も同室にしても良いかもしれない。

 そう思いながら鞄から洗面用具を引っ張り出していたフィレーネは、控えめなノックの音に気づいて面を上げた。

 はい、と応えを返すとヴィジランスの声がする。扉を開けて出迎えた彼は、フィレーネの手にあるものを見て眉を下げた。

「着いたばかりなのに、すまない。少し良いだろうか」

「ええ、もちろん。かまいませんが、どうかしましたか?」

「バーナード助祭が、今からこちらに来るそうだ。あなたの部屋に通すわけにはいかないから、俺たちの部屋で話をすることになる。狭くてむさ苦しいところに、あなたを招くのは心苦しいのだが……」

 そう苦い顔で言うヴィジランスに、フィレーネは口元を抑えて微笑う。

「気にしないでください。みなさんが窮屈な思いをしているのは、部屋割りを気遣っていただいているせいですし。私は野宿には慣れていますから、雑居寝でも全然問題ないんですけど」

「野宿はともかく、雑居寝はまずいだろう」

「夫婦なのだから問題ないのでは?」

 言って首をかしげると、ヴィジランスが溜め息を吐いた。

「……部屋もベッドもあるのだから、あなたは気兼ねせずいてくれ。それよりも助祭を待たせるのは良くない」

 あからさまな話題逸らしをしてから、ヴィジランスは手を差し出した。すっかり馴染んでしまったその手を取ろうとして、フィレーネは洗面用具を持ったままだったことを思い出した。

 後ろ手に隠して苦笑する。

「これを置いてくるので、少し待ってください」

 慌ててトランクにしまってから、小走りに取って返す。改めて差し出された手を取って、フィレーネは隣室に足を踏み入れた。

 護衛のふたり、ダニエルとガイは、くつろいだ雰囲気でベッドに腰掛けている。ただ馬車に乗っていたフィレーネと違って疲れているだろうに、それを表情にも出さずにダニエルは言った。

「やあ、いらっしゃい。窮屈な思いをさせて申し訳ない。助祭が来たら俺たちは引っ込むんで、それまで、どうかご勘弁を」

「それでしたら隣の部屋を使いますか? 助祭との話がどれだけかかるか分かりませんし、良ければベッドで休んでいてください」

 フィレーネが言うとダニエルが破顔する。

「そいつはとても助かります。でも、それしちゃって良いんですかね?」

 ダニエルがヴィジランスをちらと見る。ヴィジランスは難しい顔をしていたが、仕方がないというふうに頷いた。

「フィレーネどのがそう言うなら、俺が口を挟むつもりはない。おまえたちに休息が必要なのは事実だしな」

「それじゃあ遠慮なく」

 こだわりなく返したダニエルは、ああ、と言って意味ありげに微笑った。

「だったらいっそ、部屋を変えてしまいますか。おふたりは夫婦なんだし、別にそれでも構わないでしょう?」

「余計な気は回さずに口を閉じてろ。おまえの戯言がバーナード助祭の耳に入って、後で面倒なことになっても構わない、と言うなら止めはしないが」

 言ってヴィジランスは廊下に続く扉に視線を向ける。そのことにフィレーネが訝るより前に、扉をノックする音が響いた。

 誰かが応えるのを待たずに扉が開いて、現れたアランがぐるりと室内を見渡す。彼は穏やかに微笑みながらフィレーネを見て、だが凍りついたように表情を固まらせた。

 は? と小さく声を漏らし、音がしそうな勢いでヴィジランスを振り返った。

「イーグレット、これは……これはいったいどういうことですか。信じられない。なぜフィレーネさまの御髪が、御髪が……」

 顔色を失くして呆然と呟くアランに、ヴィジランスはただ肩を竦ませる。彼が目顔で護衛のふたりを促すと、ダニエルとガイは黙って部屋を後にした。

 扉が閉まるのを待って、フィレーネは意気消沈しきっているアランを宥めるように言った。

「髪は邪魔になるから切っただけで、特に意味はないんです。それに売ってお金にしましたから、無駄にもしていません」

「売った!?」

 悲鳴のような声で言う。

 フィレーネは驚きに目を瞬かせ、こくりと頷く。

「教会の外で暮らしていくには、先立つものが必要ですから。少し入り用のものもありましたし、売り買いの経験もしてみたかったらちょうど良かったんです。それに付き添ってくれたヴィジランスさんのおかげで、とても良い買い物ができたんですよ」

「どうして、そんな……。必要なものがあるなら、言ってくださればすべてご用意しましたのに……」

 フィレーネはゆらりと首を振る。

「私は教会を出た人間です。そこまでしていただくわけにはいきません。そんなふうに寄りかかってばかりでは、なにもできなくなってしまいますから」

「ですが……」

 納得していないのがありありと分かるアランの様子に、フィレーネは困って隣のヴィジランスに視線を向ける。

 ヴィジランスは微苦笑を返してから、淡々とした口調でアランに言った。

「助祭の気持ちは分からなくもないですが、今は他にすべきことがあるのでは?」

 アランは恨みがましげな目でヴィジランスを見て、それから深く長く溜め息を吐いた。

「……きみに言われるのは業腹だが、しかし指摘はもっともだ。そうだな……片づけるべきことを済ませてしまいましょう」

 後半はフィレーネに向かって言うと、アランは部屋の奥にある文机に手にしていた書類の束を広げた。

 羽ペンとインク瓶も用意して、わざわざ丸椅子を引いてくれる。アランが恭しく手で指し示すのに苦笑して、フィレーネは丸椅子に腰を下ろした。

 書類は土地の権利に関するもの、遺産相続に関するもの、それとアルヘイナへの移住許可書だった。堅苦しいばかりの文面に目を滑らせていたフィレーネは、おや、と思ってペンを片手にアランに視線を当てた。

「これはアルヘイナのご領主宛になっているようですが、ノヴェンで提出して意味があるのですか?」

「ええ、大丈夫。問題ありません。あなたはノヴェンからアルヘイナに移住する、ということになっていますから。ですのでこちらに提出する分が必要なんです。書類は二部ありますので、署名は両方にお願いします」

 言われて綴られている書類をめくると、確かに同じものが続いている。

 フィレーネは書類によくよく目を通してから、文末にフィレーネ・イーグレットと書き記した。

 アランは署名の入った書類を確認すると、丁寧な手付きでまとめて息を吐いた。

「お疲れさまでした。面倒な事務関連はこれで終わりです。後は……そうですね。あなたがたにはいくつか、アルヘイナ領都に関してお伝えしておきたいことがあります」

「……なにか問題が?」

 ヴィジランスの問いかけに、アランが慎重な口ぶりで言う。

「数日前よりアルヘイナ教区内で、少し厄介なことが起こっています。単なる権力争い、と言えばそうなんでしょうが……」

 言葉を躊躇う様子の彼に、フィレーネは問いかける。

「バーナード助祭は以前、アルヘイナ領都内にある聖マチス教会に所属していたのですよね? その時の知己の方は今も?」

「ええ、何人かは。ただ彼らの内の大半が、権力闘争に敗れて別支部に飛ばされています。そのせいで情報を得るのが遅れた――というのはただの言い訳ですね。とにかく用心してください。できればアルヘイナに着いた後、教会とは徹底的に距離を取っていただきたい」

 フィレーネは首を傾ける。

「ずいぶんと警戒なさっているんですね。……今のアルヘイナ教区で、権力を振るっているのはどなたですか?」

「司祭のアイザック・ルーニーです。元は、ここノヴェンにいた方でしたが、アルヘイナの教区長の要望で引き抜かれたそうです。聞くところによると、師と弟子の関係であったとか」

 アイザック・ルーニー。その名前には聞き覚えがある。

「ルーニー司祭でしたら、浄化の旅に出た折に、ご挨拶をさせていただいたことがあります。治療院での奉仕活動に熱心で、水薬の分配に腐心なさっておいででした。はっきりと口にはしませんでしたが、上層部に対する不満が窺えたのを覚えています。とは言え聖王家側とも、距離を取っている印象でしたが」

 貧困や病に喘ぐ者たちを憐れむあまり、教会という組織に見切りをつけ、離れていってしまう者は少なくない。聖花の配分に公然と文句を口にしていたルーニーは、そうする典型のような人物だった。

 権力におもねり、地位を築くようには見えなかったのだ。

「ええ、フィレーネさまのおっしゃるとおりです。中立派、と言えば聞こえが良いかもしれませんが、単なる日和見主義の小物ですよ。そう大それたことはできない、と思っていたんですがね。まさか他を差し置いて教区長の位に収まるとは、かなり予想外でした」

 黙ったままだったヴィジランスが、控え目に口を挟んだ。

「……バーナード助祭が警戒しているのは、ルーニー司祭か? それともアルヘイナ教区全体か?」

 アランは苦い顔をして腕を組む。

「難しい質問だな。……前任の教区長がなぜ、ルーニー司祭を担ぎ上げたのか。この理由が判然としない現状、どちらも、と答えるしかないだろう」

「つまりルーニー司祭は信用には値しない相手である、と?」

「有り体に言えば、まあ、そういうことだ。情けないことだが今の教会の人事は教義ではなく、すべて利害によって為されている。すなわち司祭が教区長に収まったことで、甘い汁を吸った誰かは必ず存在する、ということだ。それが誰かが判っていない以上、信頼できないものにフィレーネさまを近づけたくはない」

「助祭の懸念はもっともなことだな。だが……破門されたならともかく、婚姻で還俗したことになっている俺たちが、まったく教会に近づかない、というのはいささか奇妙に映るのでは?」

 フィレーネとヴィジランスは、還俗した修道女と修道騎士、ということになっている。罪を犯して離れたわけでもないのに、教会にまるきり近づかないというのは確かに不自然だ。

 アランもそれは理解しているのか、静かに溜め息を吐いた。

「あなたがたに用意した新居は、アルヘイナの外れにあります。街へ出るのに半日はかかりますし、還俗したからこそ教会からは距離を置いている、という言い訳も通ると思うのですが……」

 フィレーネは首を傾ける。

「なにかが起こる前に、行動のすべてを決めてしまう必要はないと思いますよ。あまり遊びの部分がないのも、それはそれで違和感になるでしょうし」

 危機感が薄い、と言いたげな二組の視線に苦笑する。

「用心する必要はない、などと言うつもりはありません。還俗の経緯が経緯でしたし、私もできれば教会とは関わらずに生きていきたいと思っています。ですが、まだ起こってもいないことに頭を悩ませるのは不毛ではありませんか?」

「いいえ、備えは万全にしておくべきです。称号を返上なさったとは言え、尊き御身には恩寵がございます。それを他に知られるわけにはまいりません。あなたの持つものが露呈すれば、それを利用しようとする輩は必ず現れます。そうなってからでは遅いのです」

 身を乗り出す勢いで言うアランに、フィレーネは困ったものを見るような目を向けた。

 ひとつ溜め息を吐いて、それから聖女時代に培った完璧な笑みを浮かべてみせた。

「ですが私たちが婚姻して、すでに二週間が過ぎています。その間に、本当の意味で夫婦となっているとは考えませんでしたか?」

「……は?」

 呆然と呟いたアランが、音を立ててヴィジランスを振り返る。今にも殴りかかりそうな様相の彼を、フィレーネは軽く手を挙げて制した。

 苦笑含みに言う。

「私たちが口を噤んでいる以上、それが事実かどうかは誰にも分かりません。バーナード助祭ですら判らないことを、縁もゆかりもない誰かがどうやって知るのです」

 アランが、ぐ、と言葉を詰まらせた。

 フィレーネの言い分に一理あることは、彼も否定できなかったのだろう。内実がどうであれフィレーネとヴィジランスは、正式な手続きを経て結ばれた、正真正銘の夫婦だ。ヴィジランスが紳士に応じているからまだ(、、)なだけで、彼はフィレーネとベッドを共にする権利を有している。

 つまり仲睦まじく振る舞うふたりは、傍目にはそう(、、)と見られて当然だ。清い関係のままであるとは、よもや考えもしないだろう。

 今のところは形式上でしかないフィレーネの夫は、アランに同情するような眼差しを向けた。

「納得し難いだろうが、ここが落とし所だろう。もっとも、フィレーネどのは備えることに異論があるわけではないらしい。だからあなたが気を回して動く分は、決して反対はしないはずだ」

 問うと言うよりは確かめるような語調に、フィレーネはこくりと頷く。

「それは、勿論。ですが……すでに過分な配慮をいただいているのに、これ以上なにかをしてもらう訳にはまいりません。バーナード助祭がお忙しいことは、よく存じ上げておりますから」

 アランは教会ではなく野にあることを望み、巡礼によって道を説くことを選んだ人物だ。

 ひとつ所に留まることはなく、信徒を導くことで神の御心に向き合い続けている。

 信仰と信念に生きる彼を、還俗して教会とは無関係になったフィレーネが邪魔をするのは間違っている。フィレーネのやんわりした拒絶に、だがアランはにっこりと微笑んだ。

「あなたの役に立つことは、神の御心に添うのと同義です。それにこれは……例えて言うなら、渡り鳥がいっとき羽を休めるようなものですよ。ある意味では楽しんでいますから、フィレーネさまはどうぞお気遣いなく」

 やり返されたかたちになって、今度はフィレーネが黙り込む番だった。

 不満に眉根を寄せた彼女に、アランが苦笑して続ける。

「それからもうひとつ、お伝えしておかなければならないことがあります。大口を叩いた手前、これを言うのは非常に情けないのですが……」

 アランが気まずげに髪を掻いた

「当初の予定では私もアルヘイナまでご一緒して、そこで必要な資材や食料の調達をするはずでした。ですが先ほど申し上げたとおり、アルヘイナ領都で目立つことはしたくない。私があなたがたに同行すれば、教会の目が向けられることは間違いないでしょう。ですから買い物はここ、ノヴェンで行います」

「つまりアルヘイナ領都には立ち寄らない、ということか」

 ヴィジランスが呟くように言うと、アランはこくりと頷いた。

「途中で街道を逸れて、商隊が使用している道を進むことになる。途中は農村があるばかりだから、必要なものはここで揃えておきたい」

「……資材を買うと言っていたが、具体的にはなにを?」

 ヴィジランスの問いに、アランは指を折りながらひとつひとつを挙げていく。

「魔石は絶対に必要だ。こちらで用意した家は、以前の持ち主の趣味で多くの魔道具が使われている。魔道具を動かすのには魔石が必須だからね。それと食料も買わなければならない。ある程度の備蓄があると報告を受けているが、野菜類はあった方が良い。後は苗と麦の種、種芋も必要だろうか。鶏や羊の家畜類、それから馬も要る」

 ヴィジランスがひらと手を振った。

「魔石と食料はともかく、それ以外は追い追いで良い。街道を外れると言うのに、大荷物を抱えて進むのはさすがに無謀が過ぎる。狼の鼻先に鶏肉をぶら下げるようなものだ。それから馬は不要だな。値段や維持費を考えると、元修道騎士が持つには分不相応だ」

「ではどうやって街へ出るつもりだ。馬車で半日かかる距離を、まさかフィレーネさまに歩かせる気ではないだろうな」

「それが普通だ。世間一般の者は、みなそうしている。――とは言え、足が必要であることは俺も否定はしない。だから身辺が落ち着いた頃合いを見て、ロバを買えば十分だろう」

 アランが嘆かわしい、とばかりに頭を振る。ヴィジランスはそれをまるきり無視して、考え込むふうに腕を組んだ。

「それよりも荷の見直しが必要だな。宿場町で補給が期待出来ない以上、水と食料は余裕を持たせたい。それと街道から外れるなら薪も要る」

「そのくらいなら農村で宿を乞うときに、分けてもらえば良いだろう」

 アランが呆れたふうに言うと、ヴィジランスが深々と溜め息を吐いた。

「聖職者が巡礼に出るのと同じに考えて貰っては困る。農村にある食料は、余剰ではなく彼らが生きていくためのものだ。それを奪うような真似はしたくない。それに見ず知らずの相手に宿を提供してくれるところは、まず存在しないだろう」

 つまりノヴェンを離れた後は、新居にたどり着くまで野宿することになる、ということだ。

 フィレーネは頭の中でレイダシス地図を描いてみる。商隊が使う道に覚えはなくても、ある程度の地理は把握している。深い森や悪路を避けて進むとしたら、目的地まではざっと五日ほどだろうか。

 アルヘイナ領都を経由するよりも、幸いなことに旅程は短くなる。フィレーネがそう言うと、ヴィジランスが軽く目を瞠った。

「良い読みをしている。もしや、あの辺りも旅に出たことがあるのか?」

「いいえ、さすがに街道を外れたことはないです。楽な旅ではありませんでしたが、それでも基本的には教会を起点に動いていましたし。ただ教養として学んだ地図が、頭の中にあるだけで」

「……あなたが把握しているのは、地理だけだろうか。川や水源の位置は?」

 少し前のめりに問われて、フィレーネは軽く上体を退く。こっくりと頷いた。

「おおよその位置ですが、ある程度なら頭に入っています。ですが古い知識ですので、災害などで地図からずれているかもしれません」

「それでも十分すぎるくらいだ。有り難い、水の心配が減るのは本当に助かる」

 自分が望んで得た知識ではなかったが、こうして役に立てるのならなによりだ。

 ヴィジランスが取り出す略地図に覚えている限りを書き込んで、この日はなにごともなく過ぎていった。

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