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灰色のコウノトリ  作者: 小鳥遊 君
第一章 3つの世界
3/10

1-2 「偽り」

 声が聞こえてくる方へ小走りで向かう。

 後ろでは、ナツが私に走る速度を合わせてくれながらカタカタと足音を鳴らし追って来てくれている。


 この心の底からふつふつと湧き上がる高揚感こうようかんを抑え込むように、バックパックの肩紐の下部分を軽く握り締めた。

 生まれてからずっと村の皆からしいたげられ続け、嫌悪けんおされてきた。けど、第一班の皆だけは違った。ジムさんは勿論もちろん、ライナは昔からよく私に話しかけてきてくれていて、第一班に移って来たリンちゃんも見た目からにじみ出る性格の良さによってすぐ打ち解けることが出来て、相手も私を拒むことなく当たり前のように接してくれた。


 そんな側にいて落ち着くみんなに会うと思うだけで、いつもの事ながら何故なぜか足が軽く感じる。


 小走りを続けていると明らかに目の前の探鉱道たんこうどうが他の探鉱道より明るいのを感じ、目を見開く。


「ヒバリー!」


 自分の名前を呼ぶ声がだんだん近くなっていくのが分かる。これは、ライナの声だろうか。

 聞き慣れた少年の声が近づいて行くのを感じ、進む速度を緩める。


 さらにはもう走ることをやめて、最後であろう緩めのカーブの道を進むと、ヒバリとリンが違う道に向けて声を発している姿が見て取れた。


「⋯⋯みんな⋯⋯」


 さっきまで浮かれていたほんの少しの気持ちが奥へと隠れる。

 普段ふだん感情を表へ出すことの無いヒバリには、やはり素直な気持ちを表現するのは難しいらしい。


 小さく放たれた言葉に近くに居た二人だけが反応する。


「ヒバリ!?」


「──ヒバリさん!!」


 先にこちらに気づいたのはライナだった。目を見開き驚いたような顔を一瞬見せ、小走りで近づいてくる。そしてリンもライナの声に反応しヒバリの存在に気づいた。ライナとは違い、喜ぶような笑みを浮かべライナのあとに続く。


「⋯⋯⋯⋯ごめん⋯⋯」


 最初に出た言葉はこれだった。顔をうつむかせ、眉をしかめる。

 別に本気で罪悪感を抱き、謝った訳じゃない。なぜだか自分でも分からず、スラスラとそんな言葉が口から漏れた。


 目の前に立つライナとリンは思わず互いの顔を見合わせる。キョトンとした顔で見つめ合った二人は直ぐにヒバリの顔を見返すと、ライナは困った笑みを、リンはクスリと笑った。


「なに言ってるのさ、別にヒバリを非難ひなんしているわけじゃないよ。まあ、確かに途中からこっそり抜け出されたことには困らせてもらったけどね」


 冗談交じりに言葉を発する。

 ヒバリは腰より長い金の髪を揺らすと再び顔を上げ、二人の顔をおそおそる見返す。


「そうですよ!誰も全く全然怒ってなんかないです!!ほら、ヒバリさんがいなくなっちゃうのはいつものことですし!」


 性格の良さ故なのだろう、天然で発される絶妙な言葉が心に刺さるが、両手を忙しそうに動かすリンに思わず微笑んでしまう。


 しかしその時、二人の背後からゆっくりと近づいてくる大きな影があったことに気づく。

 

「ヒ〜バ〜リィ!!!」


 どこか機械じみた動きでノシノシ近づいてくるさまは獣のようで、威圧感いあつかんが相まったそれはどことなく圧迫した重量を感じ地面がうなっているかのようだ。

 その存在には流石に気づいたであろう二人も苦笑いを浮かべると、ライナは頑張ってと言うようにヒバリに向け軽く手を振り、ジムをけ端の方へ移動した。


 それとすれ違うように目の前に到着したジムはジッとこちらを見つめてくる。

 何をしたらいいのか分からないヒバリはただ困惑した顔でジムを見上げ、目を見つめる。


 ヒバリの身長は一五〇センチメートル前半、それに対してジムは一七〇を超えている、ジムが見下げヒバリが見上げるにはまた丁度いい高さだろう。


「お前なあ、今までどこに───」


 先に口を開いたのはジムだった。傍から見たら激怒げきどしているように見えるかもしれないが、これは怒っているのでは無く真剣に心配をしているだけなのだ。


 ジムの言葉に反応し、またしてもあの言葉が口から漏れる。


「⋯⋯ジムさん。ごめん、なさい⋯⋯」


 沈んだ声で謝る姿に呆然ぼうぜんとなる。


 いつもの事だから、とライナは言う。けどそんな簡単に括っていいものでは無いのだ。大切な愛娘まなむすめが一人、何があるか分からない未知だらけの探鉱道たんこうどうで行動をしているなんて、危険すぎるのだから。

 だから今日こそは、ちゃんと叱ってやらなくてはいけない。ヒバリのためにも自分のためにも。


 しかしどこか暗い顔で俯いたヒバリによって言葉が詰まる。叱らなくてはいけないが、悲しい顔を見たい訳では無い、そんなの絶対に見たくない。そんな葛藤かっとうが自分の言葉と共に怒りを奥へと沈めてしまった。


「⋯⋯⋯⋯行くぞ」


 ヒバリの顔を見てから数瞬、言葉に詰まらせたジムは自分の頬を人差し指で掻くと、次にヒバリの頭をわしゃわしゃと荒く撫でる。


 不満は多くあるだろうに、何も言わず後ろを振り向き、元の場所へとさっきとは違って威圧感もなく重さを感じさせない足取りで戻っていく。

 それを呆然とただ目で追っていると、さっきった二人が近づいてきた。


「あはは、やっぱりこうなっちゃうかー。ジムさんもああ見えて口下手だから、いざとなるとハッキリ言えないんだよね。特にヒバリには、ね」


 ライナがいつも通りの笑みを作り、話しかけてくる。その言葉に自然と視線が二人の後ろに居るジムへと移ってしまう。


 ジムさんは黒い探鉱服たんこうふくからほこりを叩き落とすと、子供たちより二回りは大きなバックパックを背負い、自分が来た道とは違う道へ向かっていた。どうやらこのまま村へ帰る気らしい。


 そうしてジムの方へ視線が移ると、ライナが再び話を続けてくる。


「だからジムさんが言えなかったこと、僕がヒバリに伝えるよ。『一人で勝手に危険な所に行くんじゃねえ』ってね」


 作った笑みをさらに輝かせる。

 言いたいことは伝えられたと満足そうにバックパックの置いてある方へと向かおうとする。

 すると「あ、それと」と話を続けるべくまたしてもこっちに向きを直す。


「ヒバリが居なかったときに一番心配して、一番探していたのはジムさんなんだ。だから、村に帰ったらごめんなさいじゃなくてありがとうって言ってあげてね?」


 その言葉にキョトンと目を開く。

 リンが続いて「さ、行きましょっ!」と声を掛けてくるが、耳から頭にまでそれは届いていなかった。


 ごめんなさいじゃなくて、ありがとうを。

 あまり気にしていなかったが、私はあまり感謝を素直に言葉で表すことはなかったかもしれない。物事を手伝って貰う時も、何かをしてもらっても必ずごめんなさいだった。


 その言葉を使うことで、自分に逃げ道を作っていたのだ。現にジムさんに言い放った「ごめんなさい」に罪責感ざいせきかんや自責の念はなかった。面倒事を避けたいがために無意識に口からこぼれた、逃げ言葉。


 (いつわ)り、そう表現するしかないの行い。

 みにくく汚い自分には、もうそんな言葉を使う資格なんてないのだ。


「⋯⋯⋯⋯⋯うん」


 そしてまた、人を偽る。

 こぶしを強く握り締めると二人の後を追うように小走りをする。


「何やってんだお前ら!とっとと村に帰んぞ!!」


 ジムの言葉に三人同時に反応する。

 どちらもバックパックを背負せおい終わり、ヒバリを挟んで肩を並べジムの元へと歩く。



※※※※※※※※※※



 休憩場所から帰路きろを進んで約五分。

 先程色々あった第一班の雰囲気は最悪で、誰一人として喋ることなくただ村に向かって歩き続けているだけ。


 ヒバリは皆の一番後ろを黙々と歩き、リンとライナは同じ速さを保って隣同士で歩く。そしてジムに関しては鉱石こうせきを沢山積んでいるであろうバックパックを背負っていると言うのに、その重さを一切感じさせない足取りでスムーズに進んでいた。


 土壁に埋まる天然の灯石(とうせき)によって黄色で照らされた探鉱道にその光を吸収しているかのようなあわく輝く金の髪が揺らめく。


 このあまり仲が言い訳でもない人達と班を組まされたみたいな雰囲気を一刻も早く打破するため、と動き出したのはリンだった。


「そ、そーいえば今日、ヒバリさんの誕生日でしたよね!」


 手をパンと打ち合わせ、この雰囲気を切り替えようとこころみる。


「⋯⋯え?」


 リンの言葉に下を向きつつあった顔を上げた。

 ライナもリンに顔ごと視線を向けると、微笑して肯定こうていする。


「ああ、確かにそうだったね」


 今日は何日で何曜日だっただろうか。

 去年もジムさんとライナからお祝いされた記憶があるが、それも曖昧あいまいなものとなっていた。


 雰囲気が変わりつつあるこの場所で、追い打ちをかけるようにリンは一歩前に出て皆に向けて話す体勢を取る。


「ですよね!それに今日で成人を迎えるわけなんですから、盛大にお祝いしないとですよ!」


 私は今日で一五の誕生日を迎える。つまり成人、立派な大人の仲間入りを果たすこととなったのだ。これで嫌いだった作業も今日限りで行かなくて良い。だから今日に限っていつもは皆が見つけてくれるまで姿を見せないのに、最後だからと腹をくくって自ら皆の方へ向かったのか。そこは自分でも分からない。


 しかしあまり実感は無い。いつもの事ながら自分の誕生日すら忘れる私は、呆然とリンを見つめる。


「リーダーもそう思いますよね!」


 先程から耳は傾けてくれてはいるのだろう視線をかたくなに前へと向け続けるジムに、リンが顔を覗き込むように話しかける。


「⋯⋯⋯⋯もうそんな日だったっけか」


 低い声と共に、チラリと視線をリンに移すも再び前を向き直す。

 するとそんな言葉を聞いた途端に、ライナが軽く吹き出した。


 多分わかっているのだろう、ジムさんが嘘をついていることに。

 今日のこの日を一番大事に、誰よりも楽しみにしていたのはジムさんだったのだ。朝から気合いを入れて作業を開始し、早めに引き上げて来たのは誕生日を祝う準備をしようとしていたからなのだろう。


 その全てをわかっている身として、さっきの無理がある言葉には耐えきれず笑いをこらえられなくなってしまったのだ。


「そーですよ!!だから、リーダーも一緒にお祝いしますよね!?」


「ん?ああ⋯⋯まあ⋯⋯」


 依然とこちらを向こうとはしないが、本心ではやはり怒りよりも親バカが勝っているようで、嘘でも祝わないなどのことは言わない。


 その返事にリンとライナは後ろで笑顔を見せ合う。


「じゃあじゃあ、成人祝いのご飯はお肉にしましょう!お肉!!」


 右手を力強く上げ、提案する。


「ああ⋯⋯って、ああ!?んな高級なもん贅沢に食えるか!」


 それにやっと反応を示したジムは、多少時間差はあったもののいつもの調子を取り戻し、目を尖らせながら勢いよく振り向く。

 ワイワイと話す三人の姿を見て、そんないつも通りの行動や言動に笑みを零す。


 ジムとリンのやり取りで場を和ませ、ライナが自分と同い年とは思えないほど大人な態度で場の空気を読む。そんななんの取り柄もない時間ときが私は一番好きだった。


 皆より数歩後方で、そのやり取りを見つめる。

 すると先程までは何も感じなかった後ろから、小さな気配を感じる。特に考えることも無く反射的に後ろを振り向くと──そこにはナツが居た。

 自分たちが来た道とは違う、もう一つの道をじっくりと見つめながら。


(あそこは、もう立入禁止の⋯⋯?)


 ナツが見つめているのは、もう鉱石を掘り尽くし、今では立入禁止となった探鉱道だった。

 じっと見つめているだけが、何も吠えることなく何者かにきつけられるようにゆっくりとそっちの道へと向かうようになり、姿を消して行ってしまう。


「⋯⋯!ナツ⋯⋯!」


 いつ崩れるかもわからないと封鎖されていた探鉱道へ姿を消して行くのを見て、一人で咄嗟に駆ける。

 先程のみんなの方へ向かった小走りとは違い早々(はやばや)と走ると感覚的に一五メートルを進み、目の前左の道へ曲がる。


 そこはもう封鎖をされているだけあり、通常はあるはずの灯石が壁には埋まっていなかった。

 封鎖された探鉱道の入口で立ち止まり、暗い探鉱道をある程度見渡すため目をこらすと、そこにはもうナツの姿は無かった。奥へ進み暗闇に姿を消したのでは無い。この探鉱道自体は別に大した長さもなく、入って三〇メートルもしない所で行き止まりとなっている。


 数秒で暗闇に目が慣れてくると、多少の逡巡は生じたがナツのためを思い、意を決するように暗闇の中へと足を踏み入れる。


「ナツ?」


 呼びかけても返事はない。

 入って数一〇歩としてないが、先程までの暖かい空気は完全に遮断しゃだんされ冷気だけがただよう。それは別次元に足を踏み入れてしまったのではと錯覚さっかくするほど不気味だ。

 無意識に姿勢を正し、垂れてきた冷汗が頬をしたたるのを感じる。


 普段あまり感じない恐怖を噛み締め、もう一度ナツのためと心に言い訳を付ける。

 するとその時、進んでから二〇メートルを過ぎた所ら辺で先程ナツに感じた不思議な気配を、自分の足元からも感じる。


「⋯⋯?」


 最初は手で触れ確かめて見ようとしたが、不意に頭の中に灯石とうせきの仕組まれたランタンの存在を思い出す。帰路に着く時にバックパックに仕舞ったのを完全に忘れていた。その今更な存在に目を開きつつ一歩後に下がると、バックパックカバーを外し、中からランタンを手に取る。


 液体にひたすことで発光する灯石にランタン下部分に仕組まれていたタンクぐちを引き出し、あらかじめ入れて置いた水を灯石本体に垂らす。

 これで当分この探鉱道は明かりに包まれるだろう。


  改めてランタンを右手にかかげ、足元にある気配の正体を確かめる。


「え⋯⋯?なに、これ」


 それは驚愕ではなく、単純な疑問だった。

 ヒバリの足元から丁度一歩分のあいだを開けた先には、複雑な絵のような文字が直径三メートル半の鮮血のような赤色の円に沿って描かれ、気味の悪い物が形成されている。

 こんなもの見たことが無かった。正確にはこの狭い世界で目新しいものなど確かに見たことがない。つまりこの場合の見たことがないとは世界書での話だ。普段から世界書を読みあさり、大空洞だいくうどうができる前にあった地上と呼ばれる世界の知識はほぼと言っていいほど頭に入っている。なのに、このような奇怪きかいな円は知らない。


 誰かの落書きなだけかもしれない。しかしその繊細せんさいとして不格好な円は、これでもかと言うほどに特異とくいな気配を放ち続けている。


 数秒の間、赤い円と目を合わせるように凝視ぎょうしする。そんな異様な恐怖感がある中、目を逸らすことさえ許してくれない状況でヒバリが動いた。

 腰をかがめ右手ではランタンを握りしめる。いつもなら冴える思考回路は仕事をしておらず、吸い寄せられるようにその円に──触れた。



 ※※※※※※※※※※



「ヒバリ⋯⋯?」


 誕生日の話で場の空気はガラッと変わった。リンがライナと顔を合わせ笑顔で話し合う。そんななかでジムだけが、ヒバリに対して気づいていた。


 ヒバリの存在にやっと気づいたのは、丁度ちょうど立入禁止となった探鉱道の方へ入って行った直後。二人で楽しそうに話すライナとリンを他所に目でその姿を追う。


(あいつ、なんであんな所に?)


 疑問が頭に生じる。するとその直後にはもうすでに体が動こうと準備を始めていた。


「すまんお前ら、ここで待っててくれ!」


 二人の間を通り抜け、け足でヒバリの元へ向かおうとする。しかし走ろうと試みる数歩手前でライナに声を掛けられ体が止まる。


「ちょっと待ってください。どうしたんですか?」


「あ!?ヒバリがあそこにいるんだよ!」


 いちいち説明してる時間が惜しい。振り返ると既にヒバリの姿はなく、そこには暗い入口だけが見える。


 その言葉でやっと一人だけ居ないことに気づく。今まで何故気づかなかったのかというおろかさとまたいなくなってしまったのだと言う驚きでリンは目を見開きあわてふためいている。が流石さすがはライナだ、冷静な態度を取り覚悟した目でジムを見る。


「なら尚更なおさら!皆で行くのが正解でしょう?」


 落ち着かない態度で舌打ちをして、頭を乱暴に掻く。


「あぁ、勝手にしやがれ!」


 どこか投げやりな態度で返答したジムは、そのまま真っ先に立入禁止の探鉱道へと向かう。

 後ろからは無言で二人がついて来ているのを感じる。


 黙々《もくもく》と向かい着いた先には、通常なら暗いはずである場所が明るく、その光が特定の箇所かしょから放たれているのが直ぐに見えた。


「ヒバリ!」


 最初に見えたのはヒバリだった。しかしそのあとに自分は、"今までで一番見たくなかった物"が目に入ってしまう。


「───ッ!!」


 息が詰まり、心臓が止まる感覚が襲う。

 ヒバリの目の前にあるそれは、ヒバリの体が壁となって完璧には見えなかったが"あれ"に間違いはないだろう。そんな物に今、ヒバリは触れようとしていた。

 だから反射的に叫んだ。


「ダメだ、それは⋯⋯それはダメだ!!!ヒバ──」


 ──しかしそれは、遅かった。


 なんの予備動作も無しで、音が鳴るわけでも何かが展開する訳でもない。

 触れられたそれはまぶしい光でヒバリの体を包むと、一瞬にして消えていった──。

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