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自分用に悪役・敵役をまとめてみた資料  作者: しゅうか
パンドラハーツの悪役
1/4

パンドラハーツの悪役 その1(超ネタバレ注意!)

Gファンタジーで望月淳先生により連載されていた漫画『パンドラハーツ』に登場するある悪役に対してのまとめ。

この作品は、丁寧に伏線をはり、ひたすらミスリードし、それを一気に回収して読者を驚かす作風が特徴。

それ故、ここから先はかなり重大なネタバレとなっています。

これから漫画を読む可能性のある人、アニメ観たから大丈夫と言う人は回れ右。

アニメでは書かれなかった部分が、かなり含まれるので。










オズワルド・バスカヴィル

やっとこと

サブリエという町をアヴィスという異世界に落とした人物。

アヴィスに人が落ちると、チェインと呼ばれる異形の生命体となってしまう。

本来人が死ぬと100年後に転生するのだが、チェインとなった場合はそれができなくなってしまう。

ちなみにチェインは様々な能力(チェインだけを殺す、影の中を移動する等々)が使え、主要人物のほとんどがチェインを使役しその力を振るっている。

またサブリエをアヴィスに落とした際には、自身の屋敷内に居た人間を部下と共に虐殺している。

親友だったジャック・ベザリウスによって殺害される形で、止められた。



以下本格的なネタバレ







以上の話は歪められた真実であり、オズワルドはサブリエの悲劇を最小限に留めた人物である。

本来は世界全体がアヴィスに落ちる所を、チェインの力で町一つに抑えた。

そして、屋敷に居た人間だけでも転生できるよう、アヴィスに落ちる前に虐殺したのだ。

世界が落ちる事を阻止して事で、真の事件の首謀者であるジャック・ベザリウスによって殺された。

ある人物の肉体にその魂があり、終盤はその肉体を乗っ取って行動する。

その際も再び世界がアヴィスに落ちるのを阻止するために動いている。

こうして書くと悪役ではないのだが、世界を救う方法に問題があるため主人公と対立してしまう。

その方法は、「過去に戻って根本から原因を経つ。そして、未来永劫アヴィスに世界が落ちないようにする」である。

この根本の原因については、次回及び次々回にて。

彼の計画が実現していれば歴史は大きく改変され、主人公とヒロインは生まれてこず、その他もろもろの出会いや出来事がなかったことにされてしまう。

そのため、「歴史改変以外の方法で世界を救いたい」と動く主人公達と対立する事となる。


性格やその他備考

本来は無表情ながらも、穏やかでちょっと天然な可愛い人(私の主観)。

彼の天然エピソードとしては、

・ジャックに対して「興味がある(変な意味ではない)」と言ってしまい、「そっちの趣味なの?」と問われるも意味が分からずにいた。

・同じくジャックに対して「底知れない」という意味で、「気色悪い」と言ってしまう。(妹曰く、よく言葉を間違えるらしい)

・妹の喜ぶ顔見たさにチェスでわざと負け、それがバレると「お前の喜ぶ顔が見れて俺は嬉しい!(悪気なし)」と言って怒らせる。

等々がある。

特に妹を喜ばようとわざと負けたシーンの彼は、可愛い。

(確か最終巻と17巻の特典でしか読めないので、今見るのはちょっと難しいが)

とまぁ基本的にはいい人だった彼だが、復活して過去改変に動いている間は険しい顔をしていることが多い。

また、真の首謀者であるジャックを信じてしまった自身の甘さが悲劇を招いた反省からか、敵対者には容赦がなくなっている。

具体的に言うと、

・ジャックを信じた、つまりジャックに騙されただけの人間を容赦なく殺す。

(前記の通りジャックに裏切られている為致し方ないともいえるが)

・主人公及びかつて自身の従者だった人間(主人公サイドについた裏切り者)を本気で殺そうとする。

・主人公達の協力者を死の寸前まで追い詰める。(この協力者は、崖から飛び降りてなんとか生き残った)

等がある。

実際に殺害したのはほとんどモブキャラばかりだが、一歩間違えれば主人公や元従者(裏切り者)は彼に殺されていた可能性が高い。

過去改変に関しては、「ジャックという人間を信じて悲劇を起こしてしまった」という自身の失敗を消したいだけと指摘されている。

ちなみに、作者から「もう無理すんな……」と心配されつつ描かれていた。


強さ

作中では男性陣 2位(一部病気等で弱っているキャラも居るので、全員万全な状態とする)の実力を誇る。

その強さは確かで、主人公サイド最強の人物を撃退するなど、高い戦闘力をみせていた。

武器は細身の剣。

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