ポイントなんか少なくても良い!PV数さえ、増えてくれれば! ~還付金詐欺から電話がかかって来たので、皆様にお知らせしたいのです~
こんにちは、銘尾 友朗と申します。始めましての方もいつも読んで下さる方も、よろしくお願いします。
と申しますのも、エッセイを書くのは始めてなんですよね。身の丈に合わないことをするのは緊張します。(って、普段書いてる小説だって、上手い文章を書けてる気がしないのですが(汗))。
じゃあ何でエッセイ書いてんのか? という話なのですが、それはタイトル通り、7月7日の真っ昼間に還付金詐欺の電話があり、詳細をお知らせして、読んで頂いた方のご家庭で話し合って頂いて、こういう場合は気を付けよう! となって頂ければ……と思ったからなのです。
拙い文章力です。本当は面白おかしく書いて、ポイント数が増えた方がより沢山の方にお知らせ出来るかな? とも思ったのですが、内容が内容なので余りふざけるのも……と思い直しました。なので起きたことと、そのときに思ったことをそのまま書きます。
7月7日の朝、私は連載しているお話の続きを投稿して、その後いつもの様に活動報告を書きました。活動報告を書くときは毎回では無いのですが、『掴みはオッケー!』的な事が書きたいなと思いながらも面白味の無い他愛ない話を書いています。昨日は『何も思い浮かびませんでした。 初心に戻って、……良かったら読んでみて下さい』というような文面を記入しました。
で、11時くらいかな? やり取りをさせて頂いてる他の作家さんが書いて下さったコメントのお返事を書き終えました。それから、その作家さん達の活動報告を見つつ、作品も読まさせて頂いていたときに家の電話が鳴りました。
さあ! ここから本題ですよ! 途中○○と入りますが、それは地名です。アルファベットは名前です。
プロロ……、プロロ……、カチャ。
私「はい、もしもし?」
男「もしもし、○○市役所の健康管理課のAと申しますけれども」
私「はい」
男「Bさんのお宅でしょうか」
私「はい、そうです」
男「1月に、昨年度お支払い頂いた保険料の還付金に関するお手紙を送らせて頂いたのですが、ご覧頂けましたでしょうか?」
私「……いや~、ちょっと分からないですね」(お? お金貰えんのか?)
この時点では詐欺に気付いてません。そんな手紙あったのか考えてました(笑)。
男「そうですか、その還付金のお手続きを市役所の方で済ませて頂く期限が、4月までだったんですよ。それでお手続きをまだされていないご家庭にこうして電話を差し上げてるのですが」
私「はあ」(げっ! 期限切れかよ、やべぇー)
まだ気付いてません。貰えて当たり前のものが貰えなくなるのか? と多少焦ってます。今考えると、それが奴らの『手口』ですよね。
男「それでですね、期限は過ぎてしまったのですが、4月からは○○銀行か○○興銀の方でお手続きをして頂いて、還付金の方を受け取って頂くことになっていたのですが、その期限が今日までなのですが」
私「はあ」(えっ! 今日!? マジか! あんまり時間無いじゃん)
男「○○銀行か○○興銀の方に口座はお持ちですか?」
私「はい」
男「そうしましたら、私どもの方で○○銀行の方に連絡させて頂きますので、で、○○銀行の方からBさんの方にお電話する様に伝えますから、そちらのお手続きに従って下さい」
私「はい、分かりましたぁ」
と電話を切りました。切った後凄い違和感を感じました。
○○銀行に口座を作ってるということは、○○銀行にも家の電話番号を登録してある、ということです。けれど、私のいないところで市役所と銀行が、電話番号の話をやり取りするかもしれない。個人情報保護法があるけど、ひょっとしたら、そういう会話になるかもしれない……。
そう思ったとき、去年テレビで見た還付金詐欺の映像が脳内にボンッと浮かびました。
それは劇場型詐欺と呼ばれる物で、男1がターゲットに還付金があると電話をして、男2が詳しい手続きについて電話をして、というものでした。
しかし、まだ『まさかね~、去年テレビで手口を解説してたってことは、使い古しされた方法だろうし~』と半信半疑でした。そして電話が鳴ります。男2という訳ですね。
男2「もしもし、○○銀行のCと申しますけれど、B様のお宅でしょうか?」
私「はい、そうですけど」
男2「○○市役所からこちらにご連絡がありまして、還付金のお手続きの件なのですけれども」
私「あ、はいぃ」
気前良く返事をしつつ疑心暗鬼になってました。が、最初の男の声と今の男の声や、話し方が少し似てるなぁ?と変なことを考えてました。
これも大事なポイントかもしれませんね。詐欺師が1人なら似てるのは当たり前ですし、違う声なのに話し方が似ていたら、台本があるということだと思います。
こうやって、『小説家になろう』に関わっていると、人によって選ぶ言葉や文章の違いがありますよね。それが直感に響いたのかなと思います。
男2「お手続きの方法なんですけれども、B様、お手元にキャッシュカードはございますか?」
私「キャッシュカードですかぁ? すみませんけれど、○○銀行の口座は、子供の学校の引き落とし専用通帳にしてるので、キャッシュカード作んなかったんですよね~」
男2「えっ!そうなんですか?」
私「はぁ」(えっ、口座番号が知りたいんならカード関係無くね?)
はい、やっと半信半疑の半信が抜けて来ました。もしも口座番号を口頭で言えと言われたら、断っていたくらいには。
男2「そうなんですか……、カードが無い。他にキャッシュカードをお持ちの銀行ってありますかね?○○興銀とか……」
私「○○興銀?ありますけど、私の名義ではありません。配偶者の仕事用の口座ですから、カードは今、本人が持って出てますよ」
ばか正直でしょう! 昨日の自分を殴りたいですね。結果から言うと詐欺には引っ掛かって無いのですが、相手には名前と電話番号がもうバレてるのに……、それ以上の情報を与えることは無かったな、と思います。
男2「はあ、そうですよね。……カードが無い……」
ガチャッ。いきなり切られました〰〰〰!
電話って、いきなり切られると不安になるんですね。で、また半信の部分が大きくなるんです。暫く電話がかけ直されて来るのを待ってしまいました。
が、テレビの内容も思い出しました。ターゲットをキャッシュコーナーに行かせて、『手続きにかかる手数料』と称してお金を振り込ませる、という手口でした。
20分くらいしてから市役所に電話しました。勿論、健康管理課です。「先程こんな電話を頂いたのですが、……。」と切り出し、還付金のことを聞きました。(だぁってえ〰、気になるじゃないですか!)
高額医療費の方には還付金があったそうです。我が家には関係ありませんでしたが。ただ、「お知らせは封書でしか行わない、滅多なことでは電話をかけることはしない」とのことでした。
そして私が居住している市役所では「○○銀行と○○興銀は使っていない」というお話でした。
私「えーーーっ、本当にーーっ。やっぱアレ詐欺だったんだーー。マジすか、うわーーっ。あー、良かった騙されなくてー!」
と市役所の若そうな職員の方に向かって、大騒ぎをしてしまいました。職員の方は「はい、はい、そうですね」と優しく聞いてくれました。「じゃあ、これ情報提供ってことで~」と電話を切りました。
まあ、こんなとこです。
これから夏休みになるとお子さんだけでお留守番というご家庭もあるかと思います。大きなお子さんだと、相手の口車に乗せられて、お手伝いの気持ちで、……とかあるかもしれません。家の電話なんて留守番電話にしっ放しで良いのだそうですよ。(お前が言うな、と言われそうですが(汗))今は携帯電話の時代ですし……。
あと、これからお盆休みに向けて忙しくなる方も多いと思いますが、親御さんに、こんな話を聞いたよ、と教えてあげて欲しいなとも思いました。
それではこれで終わりです。お読み頂きまして、ありがとうございました。