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　カミサマが整えた舞台で、ウィル、セラ、ユリィは自分たちがどれだけの間、カミサマのオモチャにされていたか、正確なところはわからない。

　ルウを人質に取られ、ユリィの目の前でセラの神官服を脱がしたウィルは、一度のみならず、何度もカミサマに促された。

　行為に疲れてその場で眠ってしまい、起きて空腹や渇きを覚えたなら、ドアの一つが開いてそこに用意してある食べ物や飲み物を口にする。

　しかし、わざとゆっくりと飲み食べること、また寝たふりも許されず、体力と精力が回復すれば、カミサマに狂ったショーを強要される。

　どうすればいいのか。どうすれば終わるのか。何もわからぬまま、ただカミサマの狂気にもてあそばれた一同だったが、唐突に終わりは訪れた。

　カミサマによって元の場所に戻されたからだ。

　ウィル、セラ、ユリィ、ルウは、自分たちが七日に渡ってカミサマに監禁されていた事を知る。

　そして、その翌日、セラが姿を消した。　