大嫌いな恋
私の好きなキミは
私以外のあの子のもの
あの子は
かわいくて
勉強ができて
肌が白くて
メガネが似合う文系女子で
あの子が近くを通るたび
罪悪感を持ちながら睨む
あの子が近くを通るたび
キミを思い出してしまう
あの子の匂いの隣を歩くんだね
あの子の髪に触れるんだね
あの子の真っ白な手と
1センチの距離を焦らすんだね
あの子の声にドキドキしちゃうんだね
あの子の笑顔に顔赤くするんだね
あの子と身を寄せ合うんだね
あの子と………………、
あの子と………………………………………………!
あの子を見るたび苦しい
あの子を見るたび憎しい
あの子を見るたび悲しい
そしてこの感情が卑しい
キミたちを見るたび
こんなことを思わなくちゃいけないんだね
最低なのは分かってる
ただキミを困らせたい
だから告白しちゃおうか
私の苦しい気持ちを知って
私といっしょに苦しもう
ねえ、
キミが大嫌いだよ
だから、
目の前から、
消えていなくなってほしい
あの子といっしょに
それでも、嫌いになんて、なれないんだよ
2人の一途な恋、ずっと幸せに。
少し冷酷なものでごめんなさい。
不快に思った方、申し訳ありません。
それでも投稿したかったんです。
私の身勝手をお許しください。
そして、また明日からは明るくかわいい“のか”を取り戻したいと思います。