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夏空の下  作者: 大和屋
3/8

尋問

警察に捕まった私の待遇は、予想した通り。

投獄された私は、尋問を受けていた。

「お前、いい加減に白状しろ。したら自由にしてやる。」

「してません!第一、証拠はあるんですか?」

「証拠?商店街のじいさんが証言してるんだよ!」

「噓を付いてるって可能性もありますよね?」

「噓を付いてるのはお前だ!」

「どうして!」

「確かに商店街のじいさんが言った事は噓かもしれない。だが、お前が噓を付いている可能性の方が高いんだよ。」

「どうしてですか?」

「どうしてもこうしてもあるかっ!」

はあ?

理不尽。

「もういいっ、お前の今日の食事は無しだ!」

え?

「今、謝っても無駄だ。お前の食事は俺が食べさせてもらう。」

どうぞ、お好きに。

と、私は心の中でつぶやいた。

本当に言ったら、きっと殴られるだろうから。


夜になった。

四隅の隙間から差し込んでくる、月の光。

四隅に隙間が開くということは、人間界であれば考えにくい。

でも、もしここが人間界じゃなくて、異世界であれば、納得できる。



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