神頼み
この作品はとても短くなっております。
ご了承ください。
内容が飛ぶ所は一行空けております。
僕は全てに自信がない。
普段僕は、いじめられ、なぶられ、殺されそうになる。
僕はこれでもいいと思っている。
僕はそれくらいしか存在を示せないのだから。
でも、やはりいじめられるのは辛い。
だから学校に行きたくない。
一人暮らしをする条件として親とに約束してしまったから学校に行くしかない。
辛い。しんどい。怖い。寂しい。
まるで隔離病棟で過ごしているような感覚だ。
僕はいじめがなくなるようにと色々方法を探した。
そこでネットでこんな記事を見つけた。
『ここの神社はちゃんと祈れば善意ある神によって叶う』
僕は疑いながらも、「それで本当にいじめがなくなるなら」と思い僕はその神社に行くことにした。
基本僕は神などは信じていないが、もし本当になくなるなら、祈ってみてもいいと思った。祈るのはタダだから。
森の奥にある神社だ。
そこへ行くには、整備された道路などないけもの道を抜けなければならない。
けど迷う要素なんてない。僕は行くしかないから。
僕は学校ではパシリとして使われ、バイト先では店長がレジのお金を盗っても、僕に罪を擦り付けてくる。
今日は学校の後にバイトだ。
僕は学校へ行き、教室に入るといつも通り机には大量の悪口と、椅子にはいくつかの釘が裏から刺され、そのまま座ればお尻に刺さりそうだ。
危ないので、釘を抜いていると、
「おい!誰の許可取って釘抜いてんだよ!そのまま座れよ!」と、僕をいじめているグループのリーダーである不良の生徒が怒鳴ってきた。
「このままだとお尻に刺さって怪我するから抜いてるんだよ」
僕はそう説明すると、彼は僕の肩を掴み、椅子に無理やり座らせてきた。
釘は僕のお尻に刺さり、制服は穴が開き、椅子が真っ赤に染まり、椅子から赤い液体がこぼれる。
不良もそれをみてただ笑っていた。
僕は毎日のようにこうなっているので、貧血による立ちくらみなどが酷かった。
保健室の先生に言っても、担任は事なかれ主義で動くことはないらしい。
クソ担任が・・・。
バイトでは、掃除をしていると、水が入ったバケツを毎回店長が蹴飛ばしてくる
「ごめんね〜ここ濡れちゃったから拭いといてね〜」
とか毎回言ってくる。
辞めたいって言っても辞めさせて貰えないし、どうしよう。
しかも僕の給料の4分の1をを盗んでるしこの店長。
閉店前になるとレジ打ちを僕にさせてくる。
理由は簡単だ。
レジからお金を盗んで、最後にそのレジ触ったのは僕だと言って、罪を擦り付けるためだ。
その盗んだお金で店長は贅沢三昧、僕は給料を盗まれて減らされているため、貧乏生活だ。
店長のせいで、会社からの印象も最悪だ。
食費は親の仕送りで何とかしている。けど家賃もろくに払えていないから、アパートを追い出される。
大家さんも事情を理解してくれてるからまだ住めているが、ガス代や水道代が払えていないので近いうちに追い出されるだろう。
僕はこんな生活から脱出すべく、古来より日本人は神を信仰している神に力を借りようと思う。
神に力を借りる為には神社へ行くしかない。
話は戻り、僕はその神社がある森の入り口まで来ていた。
森には熊やマムシも出るためとても危険だが、ここで引き返していじめられ続けるのは我慢ならなかったので、覚悟を決め森へ入った。
森には池があり、樹木の緑が水に映り、光が差し込み、その辺一帯が緑に染められていた。
なんて美しい森なんだろう。
僕はそれを見た後、進んでいたら雨が降ってきた。
けど虐めに比べれば雨なんてかわいい物だ。
雨でグチャグチャになった地面は歩きにくい。
濡れた地面に足をとられ、泥だらけになっても進み続けた。
進み続けて一時間経った頃だろうか赤いものがチラッと見えた。
形から察するに鳥居だろう。
近づいてみると、色も落ちておらず、綺麗な状態で保たれた鳥居があった。
雨が降っているせいか、とても神々しく見え 神聖な場所だという感じがあった。
鳥居を抜け、賽銭箱の前で僕はこう願った。
(もういじめられるのは嫌だ!神様!どうかいじめをなくして下さい!どうかお願いします!)と。
必死にお願い事をしていたら気づいた頃には地面で寝ていた。
雨はその間に止んでいた。
僕は最後に、本殿に向かって深くお辞儀をし、森を抜けた。
翌日、学校へ行くと不良達はいなかった。
不良は保健の先生が校長に直接言ってくれたおかげで停学となったらしい。
バイト先の店長は月に一度の監視カメラを本部の人が確認しに来る日に、監視カメラの映像を確認しにところ、レジからお金を盗るところが映っていたらしくクビになった。
僕は、不良の親と元店長からとんでもないほどの慰謝料と、不良からはこれまでの治療費を請求し、そこからアパートの家賃とこれまでのガス代と水道代も払い、今では普通の生活を送っている。
初めましての方は初めまして。堀形秋季です。
今回は友達と写真を出し合ってその写真を全て使って作ったものになります。




