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我慢の塵

作者: 市原のぞみ

これは、授業中に腹がうなった時に思った事。

主人公はイチハラの腹に住む”おら”。

その種族は人間の腹が住みかなのだ。


おら達は食いもんがダイスキ!!!

しかも短気で、食いもんが長い間来ないと、大声で怒り狂うんだ。

「グゥー」「クィイ」「グルルル」…

怒り方はそれぞれさ。


だが、今までに一度も怒った所を見たことがない奴がいるんだ。

隣に住んでる奴はピクリとも怒らないんだ。

おら達の住むかは平日になると、異常に食べ物を運んで来なくなるんだ。

だから大抵の奴は暴れ回ってる。

だけどやっぱりお隣さんは怒らない。

おら達種族に限ってそんな事があるのか…??

おらは不思議でたまらなかった。


出会って約一年が経ったある日の平日。

周りは静まり返っていた。

風の音さえも鳥が歌う声さえも聞こえない。

そんな時、突然、

「グウオオオオオオォオオオウオオオウオオオオオウエオオオオオオ!!!!!!」

!???

すんげえ爆音がなったんだ。

何かと思って周りを見渡してみたら、お隣さんが家を真っ赤にしてたんだ。


今までずっと我慢していたんだね。


「我慢も積もれば爆音となる」

今じゃおら達の世界じゃ有名なお言葉さ!


我慢は禁物!アディオゥス!!


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