強がり
傷ついてないよ。平気だよ。
そう言って強がってみるけれど、
やっぱり僕は傷ついている。
それでも強がって見せるのは、自分を守るため。
何から?人から?世間から?
違うよ、自分自身から。
自分の重さに負けてしまわないように、
僕は仮面を被るんだ。
たとえそれがばればれの仮面だったとしても。
だからね、そっとしといてほしいんだ。
気づかないふりをしていてほしいんだ。
慰めなんていらない。同情なんていらない。
もしも何かをくれるなら、
立ち直るための時間をください。