プロローグ
今、沖縄県内屈指の進学校の県立野田高等校の入学式の式典の最中である。新しい学校生活に期待を膨らませてる新入生が、多いなか、一人浮かない顔で
「どうするかなぁ~~!!」
とボヤいてる男子生徒がいる。
この男子生徒は、野球部に入部するか、他の部活にするか迷っている。
なぜなら、中学生の頃は、野球クラブに所属していたので野球を続けたい。しかし、進学校の癖にここの野球部は、強くもないのに練習と上下関係の規律が超厳しいでなのである。
彼は、勉強と練習がキツいのは耐えられるのだが、上下関係が厳しいのがとても耐えられない気がしないのであった。
この悩んでる生徒の名前は、運天 正樹「うんてん まさき」である。正樹の身長は、175センチぐらいで、まぁまぁの顔であるが目付きが悪いのが残念なところである。しかし、運動神経は、高校一年にしては、かなりの能力がある。特に、瞬発力が凄い!! なんと、50メートルを5秒台後半で走るのである。さらに、軽くジャンプして、高校のバスケットリングに触れるから身体能力は申し分ない。
正樹が、悩み続けていると横から女子生徒が話し掛けて来た。
「部活紹介の時に、決めたらいいじゃん? マサは、運動神経がいいからどの部活に入っても活躍出来るでしょ!!」
この女子生徒は、大城 唯「おおしろ ゆい」と言う。唯は、黒髪のポニーテールが良く似合い、身長が155センチぐらいで少し小柄な感じだが、超有名な芸能事務所からスカウトされたぐらい可愛らしい容姿をしているのである。さらに、野田高校の入学試験でトップの成績で入学して来たのだ。
正樹と唯の関係は、家が隣同士で幼なじみである。さらに、誕生日が一緒なので誕生会は、一緒にやるのが両家族の恒例行事になっている。なので、とっても仲が良いのである。
「そうだなぁ。まずは、部活紹介を見てから決めるのもありだよな。そういえば、唯は部活するの?」
「一応、部のマネージャーやるつもりだよ。けど、入る部活は決めてない。」
などと話し合っているのだが、二人を魅了する運命的な部活に出会うのであった。この時は、知るよしもなかったのである。
初めての投稿作品で初心者に近いので、かなり出来が悪い作品になると思います。しかし、勉強しながら頑張りますので暖かい目で読んで下さい!!投稿の予定日は、不定期なのでよろしくお願いします。