表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/29

朝食後にエラいこと知ってしまったんだが…

本日3話目投稿です。

 朝食に向かう為、学生達4人と合流し、王族専用だという食事をとる部屋に向かう。


 …食堂?に向かう為に集まった時、学生達に一斉に頭を下げられた。 どうやら自分達の召喚に、此方が巻き込まれた事が今更ながらに申し訳なくなり、謝りたかったのだという。


 理由は流石に教えてはくれなかったが、どうやら本当にあちらに帰るつもりは無いそうだ。

 此方としても、無理に聞き出すつもりもないし、どうしても話したくなったなら、彼等の方から話すだろう。


 王様達を待たせるのは流石にマズい為、謝罪の後に此方の意見を伝え、少し早歩きに食堂に向かった。


 王様達は既に席に着いており、此方が遅れたことの謝意を伝え、割り振られた席に着く。


 食堂には、王様・王女・王妃?らしき人の3人が座っていて、改めて自己紹介をする。


 食事自体は、終始無言に終わり、食後に漸く会話が始まった。


 …この国の名は〔シン〕。 どうやら国王は代々国の名を自分の名として継ぐようで、王女のアリスも、女王の名として代々継がれているようだ。


 もう1人の女性の名は〔アリスト〕。 彼女は所謂、継母(ままはは)にあたるらしく、彼女自身が子供ができなかった為か、王女を可愛がろうとするのだが、王女のワガママに振り回されたりと、上手くいっていないらしい。(この朝食後にステラさんから聞き出した。)


 この世界の状勢等は、後に講師をつけて、教えてくれるらしい。

 そして、会話の最後にスキルの話になった。


 王様が言うには、「ソナタ達4人のスキルを教えてほしい。 勿論、本来教えるものではないので、スキルについてわからなければで構わない。」と、学生達4人についての話だった。


 その後、自分も含め5人に「少し着いてきてほしい。」と告げ、食堂から出て、廊下を歩いてゆく。


 王様が自分の方に顔を向け、「ソナタは巻き込まれたので、スキルを持っていないか、あっても初級1つ位だろう。 なので、今から向かう先で、如何なるモノかは分からぬが、スキルを1つ得て貰いたい。」と言ってきた。


 自分が学生達を見回すと、彼等も納得したように頷いている。


 自分は王様や学生達に礼を述べつつ、 …(世界さんとの話や貰ったスキルの事は言わない方が良いかな?)等と、頭の中で考え、王様に別の質問をする。


 「召喚陣等があるのですから、様々な魔法やスキルがあると思いますが、何か珍しい魔法やスキルはありますか?」


 「ああ、確かにある。 スキルや魔法の種類についてはまた、講師に教えて貰うとして、珍しいスキルは…〔魔眼〕や〔仙術〕等があたるな。 魔法で言えば、〔星魔法〕や〔使役魔法〕、後…本当にあるかわからない魔法で言えば〔時空魔法〕だな。」



 ?

 

 ??

 

 は?



 ハイ?



 …出来れば聞かなかったことにしたい…


 と、とりあえず確認してみよう。


 「えー、因みにその時空魔法?はどんな事が出来るのですか?」


 「ふむ、一説によれば、神級まで上がると、体の成長を進めたり戻したりや、限定的ではあるが、周囲の時を止めたりも出来、また、瞬間移動等も出来るそうだ。」


 「……答えていただいてアリガトウゴザイマス。」



 ……………ゼッタイモッテイルコトイエナイ………



 …そんなことを考えているうちに、何やらこぢんまりした部屋に着いた。


 …ここでスキルが貰えるらしい…。  

ここまで読んでいただきアリガトウゴザイマシタ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ