ミシシッピー
人生「初」の作品です。ぶっちゃけ、ちゃんと文章になるのか不安です。もしよろしければ、誤字脱字、意味ふの箇所等ありましたら、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
初夏の空はどこまでも青く、青く澄み渡り
やわらかな風が新緑の息吹をのせて、やわらかく頬を撫でてゆく
少し急な上り坂を登り切り、目の前に広がる景色に感嘆の吐息をつく
遠くで聞こえる潮騒の轟き、ほのかに潮の香が漂う
・・・君は覚えているだろうか、ミシシッピー
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ー横浜 スナック「楓」
「よう ママ 久し振り」
「あら、センさんと先生、いらっしゃいませ」
「いやあ、この近くで会合があってね。そこで先生と久し振りにあったって訳。この前キープしたボトルまだある?」
「ええっと。あまりないみたい」
「じゃあ、同じの入れといて」
「はい。同じのね。先生は?」,
「ああ、それじゃ」
「先生、いいって。今日は俺の奢りだから」
「だそうだよ、ママ」
「はい。じゃ新しいボトル開けるわね」
・・・「ミーミー」「ミャア」ごそごそごそ
「おい、何だ?」
・・・「ミーミー」ごそごそごそ
「あー、ごめんなさい。実は昨日、馴染みの米兵さんが来ていて。ほら、横須賀に湾岸戦争帰りの潜水艦が寄港してるでしょ。何だっけ、そうそう”ミシシッピー”」
「そういや、そんなことで原潜寄港反対って騒いでたっけ」