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22 ゆく先に待つもの。






リアンが目を覚ましたのは、朝日が午前の色に変わろうとしていたころ。


目を開いて、すぐにむくりと起き上がった。


急に動き出したリアンに、シャロルが驚いて声を上げる。


「リアン様! ……目が覚めましたか? ああ……まだ横になっていましょう……それとも座った方が楽ですか?」


吐き出した血は、いつもより量が多かった。苦しげな表情はなるべく押し隠そうとしていたのに、昨夜はそれをする程の余裕すらなかった。


だからシャロルもいつもよりきつい薬を飲ませるに至ったのに、リアンは起き上がり、支えもなしに座っている。


シャロルは枕を整えて、寝台に凭れられるようにリアンの肩に手を置いた。


「さあ、どうぞ背中をつけて下さい」

「ルダが……」

「ルダ? なんですか?」


誰かのことを言いたいのだろうが、砦にそんな人物は居ない。もちろん城側にも。

そう考え返事をしながらも、すぐに翼竜のことだと察しはついた。


「アドニスは?」

「隣でお仕事をされていますよ。お呼びしましょうか?」

「……はい」

「お待ちくださいね」


寝かしつけるのを諦めて、シャロルは執務室に繋がる扉に向けて歩き出す。

リアンの気が済めば落ち着いてくれるだろうと、扉を叩き、短い返事の後に中を覗いた。


「団長様、リアン様がお呼びで……す! リアン様?!」


シャロルが振り向いた時には、リアンは寝台を下りて、出入り口の扉のすぐそばに立っていた。


何事かと駆け寄ったアドニスがこちらに入ったと同時にリアンは外に向かう扉を開いていた。


ふたりの視線がぴたりと噛み合う。


「どうしたリアン」

「……アドニス、ルダが大変」


するりと扉の隙間から出て行ったリアンに、昨夜の感覚が蘇ってアドニスの背中をぞくりとさせる。


鋭く息を飲み込んで、大股で部屋を横切り後を追う。


「待てリアン!」


部屋を出た時にはすでにリアンは通路の先、階段塔の扉を開いて振り返っている。


悲しそうでも不安そうでもなく、歯をくいしばっているのか頬を引き締め、眉は寄り、目には強い光が灯って見えた。


「ルダがどうし……おい!」


アドニスが足を早めて追いかけて来るのを確認して、リアンはふいと向き直った。

もう行く場所は分かっただろうと、塔に足を踏み入れる。


塔の中には人の怒声と、猛る竜の声が響いて何重にも跳ね返って聞こえた。


石床に響く低い唸り声、切れ間に人の大きな声。びしりと何かを打ち付ける音、荒々しく吠える竜が、がりと石床を掻く音もあった。


抜き差しならない状況なのは、塔の中に響く音だけで充分に伝わった。


アドニスは足をさらに早めて階段を上る。

途中でリアンに追い付いて、抱え上げると速度をさらに早めて、段を踏み抜く勢いで駆け上がった。




アドニスは目にした状況に、振り向きもせず背後の壁に手を突いた。

手探りで目当てのものを掴む。


同時にリアンはアドニスの腕から飛び降りて、目の前に居た男の前に飛び出していった。




全てがゆっくりと動いている。




同じように自分の動作も遅いことに、アドニスは激しく苛立った。


何重にも聞こえるのは、周りに居る他の竜たちの警戒音。


ルダは目の前で立ち上がり、体を反らせて頭を振りかぶっている。

大きく開いた口に尖った歯がきれいに並んでいるのが見えた。

この後どうしようとしているのかは一目瞭然。


まだ帰っていないルダの主人、この場に居ないコンラッドに、済まないと心の底から謝る。


リアンには手が届かない。


まず目の前の男の襟の後ろを掴んで、力任せに引き倒す。

邪魔なものを取り払ってリアンに腕を伸ばすと、やめてとリアンの声が響いた。


誰に向けた言葉なのか。


不測の事態の為、壁に掛けられた、竜を殺せるほどの毒が仕込まれた剣を手にしたアドニスに向けられたのか。


怒りのやり場を、目の前に向けようとしているルダに向けられたのか。


今引き倒した男に向けたのか。


その全部にか。




リアンの言葉を正しく汲み取ったのはシイだけだった。


横から飛び出し、ルダの首に食らい付き、足を腹に食い込ませながら、横になぎ倒して床に縫い付ける。


びしゃりと石床を打ったルダの尾を、シイは自分の長い尾を絡みつかせてそれも押さえた。


すべてが瞬く間の出来事だった。


ぐるぐると低い声がそこら中で重なり、まだ冷めない熱を煽っている。



空いた片腕で、リアンの腰を抱きしめて下がった。


肩で息をしているリアンの背中が小さく丸まる。手で胸の辺りを押さえているのが、後ろからでも分かった。


考え無しに、容易に動き出すことのできない、油断ならない状況。アドニスは手の中にある柄を、指一本一本に力を込め直して握り込んだ。


「……許さない」


これも誰に向けた言葉なのか、リアンの小さな声にアドニスは目を細める。


「……こんなやり方認めない」

「黙れ! 知った口を聞くな!!」


背後から聞こえる声。

アドニスは竜たちから目を離さないように、自分が引き倒した人物に注意を向けた。


「……ヘイグか」


声を頼りに思い当たる名を呼ぶ。

返事が無いのは肯定と捉えて、激昂しそうな自分を抑えるために、静かに息を吐き出した。


「高楼への立ち入りを禁じた。聞いてない、知らないは通用しないぞ」


夜中だったが、寝ている者も含め全員を招集して説明した。

この場にいるということは、長の命に背いたということに他ならない。


「何をした」


じゃりと身じろぎした音の中に、金属の擦れる音が混ざっている。


素早く目線を動かして、石床に光るものを踏みつけた。

足の下には銀に光る紐状のものがある。


「……何のつもりだ」


何なのかは聞かなくても知っている。

一部の者が使う、鋼鉄が編み込まれた鞭だ。

竜を痛めつけ、恐怖でもって支配するための道具。



静かにしていたリアンが急に振り返り、拳を固めて振り上げる。


アドニスは片腕でリアンを持ち上げ、向かって行く足を床から離した。

腕から逃れようとリアンはぐいぐい体を反らせている。


「やっぱりクソだな! デンホルム家!!」

「黙れ! お前こそだ! 法螺吹きが!!」

「何したか見ろ! どうしてこんなことができる!」


リアンは背後の竜たちを指し示した。


まだ興奮の熱は冷めず、警戒音も怒りの声も続いている。


絡まり合ったようなルダとシイからは、ぎしぎしと締め上げる音がしていた。

シイが食いついている首元からも、足が食い込んでいる腹からも、そして鞭が当たったであろう切り裂かれたような傷からも、とろとろと血が流れている。

ルダが身動ぎする度に、シイは容赦なく尖った先を食い込ませていた。



「……金で買った偽りの証で……偉そうにしやがって」

「……お前はこの状況でその態度か……何も見ていなかったのか? その上でそんな事が言えるなら、俺からも言わせてもらうが」


ざりと鞭を踏みつけて、アドニスはヘイグを見下ろした。


「お前こそ『竜狩り』でもなんでもないぞ、ヘイグ」






シャロルの知らせを聞いて駆けつけてきた部下に、ヘイグを連れて行かせ、もう一度 高楼への立ち入り制限を徹底させるように指示を出す。


憤りを隠しもしないヘイグをその場から引きずり出そうとしている騎士は、さも面倒臭そうにヘイグの頭に拳を打ち下ろした。


「重いんだよ、てめえで歩けガキが」

「……自室に詰め込んどけ。外に出すな」

「あいよー」


すぐに状況を察したザカリーは、ヘイグの腕を後ろで捻り上げ、前を歩かせて塔を降りていった。

叫ぶヘイグによちよち僕ちゃんと声を掛けている。




「……大丈夫か……リアン」


ゆっくりと床に下ろすと、リアンは両足をしっかりと立たせた。

ふうふうとまだ息が荒く、見向きもせず、ヘイグが今まで座っていた壁を睨んでいる。

顔を強引にこちらに動かす。


「リアンリアン!」


はと息を飲んだようにこちらを見たリアンの目に、みるみると水の球が盛り上がってくる。


すぐにぽろりとこぼれて落ちた。


「……大丈夫か?」

「……ルダが……」

「……うん」

「コンラッドさんが……」

「……心配するな」

「鞄……わたしの鞄、持って来て」

「うん?」

「血がいっぱい出たから……」

「ああ……待ってろ、すぐに持ってくる」


右手に持ったままの剣を壁に戻して、硬く握ったままだった指をぎりぎりと動かして柄から手を離した。


使うことが無くて良かったと、アドニスは深く息を吸い込んで、それを全部吐き出した。





急いで鞄を脇に抱えて戻ると、リアンはルダとシイの側に座り込んでいた。


何かを話しかけているのか、声は無かったが、シイもルダも眼だけはリアンに向いていた。


両の手でシイとルダの口先を優しく撫でている。



しばらく見守る内に、ルダは身体から力を抜いていった。


気が付けば続いていた周囲の怒りも薄れて、静まりをみせている。


「……シイ」


うるうると鳴いて、シイは口を開いた。

とぷりと溢れそうになったルダの血を、リアンが小さな手で押さえている。


「アドニス」

「おう」


リアンが何をしようとしているのかは見越していたので、鞄と同時に他にも使いそうなものを運んでいた。

清潔で大きな布を割いていく。


「ちょっと押さえてて」

「うん」


自分の手を寝間着で拭うと、リアンは鞄を開いて、中から大きく曲がった太い針を取り出し、そこに糸をかける。


大きな傷は縫って閉じ、浅い傷には乾かした薬草を詰め込んだ。


腹も同様に処置していく。


個体の強さによるが、竜の傷の治りは人と比べてとても早い。

傷を覆っている血は、もうすでに乾いて固まっていた。瘡蓋のように、これが自然に落ちた頃には、傷は塞がっている。



一番下から汲み上げた水で、ルダとシイと、自分たちに着いた血を洗い流した。



「……助かった……ありがとう、リアン」


リアンはゆっくりと頭を横に振る。


「もっと早く気付いたらよかったのに」

「お前が気に病むな」

「だって」

「……昨夜のことも、今のこれも。お前が居なかったら、気が付きさえしなかっただろうな……ルダもこんな程度じゃ済まなかった」


実際リアンが止めなければ、当然の対処として、ヘイグに何かあれば、あの剣を振るっていたはずだ。


リアンが居らず、ヘイグが虚偽を述べたとしたら。


事の真偽を突き止められたかどうか、アドニスに自信は無い。

基本は人を信じる性質だ。部下には甘いと自覚もある。





ルダを小部屋に戻して、同じ場所にシイも詰め込んだ。

昨夜と同じようにシイはのしりとルダの上に乗って、怠そうに目を細める。


リアンはどちらの頭もよしよしと撫でて、やっと微笑んだ。



ひと心地ついた感じがして、アドニスも少しばかり力を抜いた。


辺りを少し片付けて、リアンを抱えて塔を降りる。


「お前、また裸足」

「だって……」

「シャロルに怒られる……俺が」

「ふふ……一緒に謝ろうね」

「…………しんどいのに悪かったな」

「うん……寒いしひもじいし、お腹空いた」


とんと肩に乗ったリアンの頭を、アドニスはぐりぐりと撫でた。


「…………ヘイグのことは任せてくれ」

「…………わたしは、口出しできる立場じゃないもん」

「……良い子だ」


頭の先に口付けて、アドニスは部屋に戻る。


しっかりこってりシャロルに怒られている内に、件のコンラッドが戻ったと知らせを受けた。


心配そうに見上げるリアンに、苦笑いを返す。


「心配は要らない。お前は最善を尽くした……俺には感謝しかないし、多分コンラッドも同じことを考えるはずだ」


寝とけとリアンを寝台に詰め込んで、アドニスはコンラッドを迎える為に部屋を出た。





労いの言葉も程々に、事の経緯をなるべく詳細に話した。


どんどん険しくなっていく表情は、コンラッドを迎えに出ていたザカリーも同様だった。


「あんのクソガキ……そんなことを」

「コンラッド、今は多分落ち着いてるはずだ。ルダの様子を見に行っても構わない。ていうかしばらくそっちに行ってろ」

「……その方が良さそうですね。俺も何しでかすか分かりませんから」

「戻って早々に悪いな」

「……全くです。不意打ちも極まれりですよ」

「俺に預けてもらうぞ」

「…………仕様がないです。承服してあげますよ」

「助かる」

「リアンさんにお礼を言っても?」

「ああ……多分がんばって起きてると思う」



執務室の方に向かうコンラッドの背中を、通路の分かれ道に立って見送った。


大きくため息を吐き出したザカリーの背を、ばんばんとアドニスが叩く。


「ザック、お前はこっち」

「はいはい……団長がキレたら止めたらいいのね?」

「話が早くて助かる」

「まぁその前に俺がヘイグを殴ると思うから、団長が俺を止めて」

「……それは見て見ぬ振りだな」

「おい、無責任か!」

「あれの連れがいるだろ、オキーフ」

「おう、いま見張りに立たせてるよ」

「あいつが止めるだろ」

「おー? あのひょろいのに止められるかなー? この俺の! 熊をも倒すと! 評判の! この! 拳を!」


ザカリーはびゅんびゅんと拳を前に突き出して、空気を殴り倒していた。


オキーフは来年で二十代になるが、それにしては体格が良い。

ただ、このザカリーの方が一回り大きいし、自ら語るだけあって腕力も凄まじい。

争いを止めるのに向いてはいるが、残念ながら血の気も多かった。


ふへとアドニスは力無く笑って、騎士たちの個室が並ぶ場所へと歩を進めた。




「……で? 一応お前の言い分を聞いてやろう」


部屋の中央に座らされたヘイグは、アドニスの言葉に顔をしかめて床を睨んでいた。


小さな部屋には寝台と窓際には机、椅子が一脚と家具はほとんどない。


ただひとつのその椅子も、部屋で暴れた結果か、脚も背もたれも折れて椅子の役割を果たさなくなって転がっていた。


床に胡座をかいたヘイグの肩を、見兼ねて止めたオキーフが押さえている。


「まぁ、どんな言い訳をしたところで俺の答えは変わらない」


ヘイグの実家はそこそこ大きい。

中央でも有名な『竜狩り』の一族だ。


リアンの家と違って、大勢の人間を雇い、商売も手広くやっている。


ただあまり竜騎士の間では評判がよくない。


理由はその狩りの仕方にあった。


個体の特徴も何も考慮に無く、狩ったその場で動けなくなるまで痛めつける。

歯向かう気力を削いで、弱ったところに恐怖で服従させる。

それがデンホルム家の狩り方だ。


評判はよくなくとも、人員が多いから納期も早いし、頭数も揃う。

それなりに便利だから、利用する人間もそれなりに居た。


ヘイグはそんな家に生まれながら、竜狩りではなく竜騎士を目指していると言っていた。


生家に対する反発心か、その志望動機は語りたがらなかったが、志は買っていた。

それなりに見習いの仕事をこなしていたし、他と比べると真剣にとは言えないが、続けるだけの根性はあると思っていた。


リアンへの態度を見ていくらか推測はできる。


竜狩りではなく竜騎士を目指したのは、それは実家に対する反抗もあっただろう。


雇われる側から、雇う側へ優位に立てる。


だがそもそもそれ以前に、家業を継ぐことをあきらめたのだと思い至った。

いつかの時点で竜狩りになることを断念した。



そして現れたのがリアンだ。

頼りなく力もまるで無さそうな女の子。

反対の意味で有名な『竜狩り』の家名。

王家の紋を肩に刻む、本物の『竜狩り』。


ヘイグの心中は穏やかでは無かっただろう。


だがそれが何だというのか。

どんな理由があろうが周囲を侮蔑し、軽んじた事実に変わりはない。


主人のいる翼竜を、弱っているところに力でもって服従させようとしたのに、正当な理由など無い。


礼儀も節度も無い、最低の行いだ。


竜騎士ならひとりとしてこの行いを許さない。コンラッドが怒り狂わないのが不思議な程だ。


「……何も話す気が無いのならもういい。この先お前が竜騎士になれるようなことは無い。今すぐこの砦を下りろ」

「……!! なぜこの俺がそんな目に遭わないといけない!! 砦を下りるのはあの女の方だ!!」

「……何故かだと? 俺がお前に教えてやるような親切心は無くなった。自分で考えろ」

「どいつもこいつも! 俺を見下しやがって!!」


うるさい馬鹿たれとザカリーが拳骨を振り下ろす。


「どいつもこいつも見下したのはお前の方だろうが。いい加減にしないとバラして森に撒くぞ、ガキが」

「……副長が帰ってきた。斬り殺される前にさっさと出ていけ。ヘイグ デンホルム」


自分がしたことの奸悪さは承知していたのか、ヘイグは言葉を詰まらせて顔色を悪くした。


静かに控えていたオキーフに、麓まで付いて行って放り出せと指示を与えた。


慎んだ表情で短く了承の返事をする。





通路を心底疲れた様子で歩くアドニスに、ザックが横に並んだ。


「甘いぞ団長……お優しいことだな」

「俺が何かしなくても、コンラッドがやり過ぎくらいに何かするだろ」

「……ああ、まぁな。そうだろうな」

「馬鹿がひとり減ってこっちは楽になった」

「……酒でも飲むか」

「昼間だぞ、ふざけんな……昨日からほとんど寝てない……少し寝てくる。リアンの横で」

「おい昼間だぞ、ふざけんな」



へらりと笑ったアドニスは、ザカリーに引き摺られて執務室に戻される。




ザカリーとコンラッドに挟まれて、今回の後始末が終わったのは、日が暮れて随分経った後だった。









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