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「そんな名前は忘れたわ。弱い者は私の娘ではない。今のあなたは違う。2人で、やり直しましょう。あなたを愛しているわ。ミアの分も幸せになりましょう」


「だーまーれーーっ!!」


 怒りの獣が鎖を噛みちぎった。


 レラはハンドガンをマンマに突きつけ、引き金を引いた。


 引いた。


 連射した。


 マンマの顔面に穴が開いた。


 帽子と扇がズタズタに四散する。


 しかし、次の瞬間にはマンマは笑顔で、そこに居る。


 超高速の再生能力。


「アラアラ。おいたが過ぎるわよ、レラ」


 キラキラと輝くマンマの歯。


「お仕置きをしないとね」


 マンマのスカートが、めくれ上がり、4体の小型アンドロイドが顔を出した。


 それぞれの手には小さなマシンガンが握られている。


 アンドロイドたちの銃が火を吹いた。


 レラはエアカーのドアを開け、駐車場へと転がり出た。


 3体のアンドロイドが、その後を追う。


 残った1体はエアカーのドアを開け、外へ降りるマンマをエスコートした。


 レラは立ち上がり、正確な射撃で3体のアンドロイドの頭を破壊した。


 残ったアンドロイドがレラを攻撃する。


 レラは横っ飛びで、それをかわすと、反撃の弾丸でアンドロイドを永遠に黙らせた。


 マンマは両腕を広げ、指先をレラに向けた。


 5本の指、それぞれからマシンガンの銃弾が発射される。

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