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超速の再生能力。
破壊された部分は完璧に復元する。
身体中に潜むナノマシンが自動で修理を行う。
これが「バイパー」の幹部、マンマ・ハッハが「死なぬ女」と呼ばれる理由。
「さあ」
マンマが言った。
日常の口調。
「それでは、猿のしつけを始めようかしら」
「撃てーっ!!」
指揮官の叫びと共に10人の「ファング」が再び、集中砲火をマンマに浴びせた。
マンマのサイボーグの身体は防御力そのものは弱い。
しかし、その再生能力たるや、これほどの猛攻撃を受けようとも、すぐさまマンマを回復し、まるで無傷の状態へと巻き戻すのだった。
マンマは走りだした。
自分に対して、無駄な攻撃を繰り返すバカな猿たちへと。
先頭に立つ指揮官の前にたどり着いたマンマのエメラルドの瞳が輝いた。
マンマの両拳が指揮官の顔面へと高速で叩き込まれ、まるで果物のように潰す。
マンマの美しい唇の片端が吊り上がり、ニヤリと笑った。
そこから、一方的な虐殺が始まった。
ステルス機能による透明状態で、倉庫に忍び込んでいる小型の虫型マシンが居た。
マシンはマンマの戦闘の一部始終にカメラを向け、操作するメフィストが見つめるディスプレイに映しだす。
メフィストの研究ラボ。
「超高速の再生能力か」
メフィストが言った。
「これは厄介だな」




