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 それぞれが小型のマシンガンを手にしている。


 この、思わぬ新手に指揮官は眉をしかめたが、すぐさま右手を振り下ろした。


「ファング」とアンドロイド、両者の銃が同時に火を吹いた。


「ファング」の前列5人と、アンドロイド4体は、たちまち相討ちになった。


 そこからは「ファング」の残った10人の猛烈な銃撃がマンマを襲った。


 銃撃による煙でマンマの姿が見えなくなる。


 数秒後。


 指揮官が再び、右手を挙げた。


 銃撃が止む。


 煙が晴れていく。


 平然と立つ1人の女。


 マンマ・ハッハ。


 大量の銃弾を浴びたマンマのドレスはズタズタとなって、もはや消え失せていた。


 マンマは神話の女神の如く美しいプロポーションを見せつけ、裸で堂々と立っていた。


 銀色に輝くサイボーグボディ。


 アップにまとめられた瑠璃色の髪の毛にも、攻撃を受けた痕跡は無い。


「あら、もう終わりなの?」


 マンマが言った。


 クスリと笑う。


 指揮官は両眼を、しばたいた。


 が、何とか気を取り直し、アサルトライフルの銃口をマンマに向けた。


 引き金を引く。


 銃弾がマンマの顔面に、いくつもの穴を開ける。


 明らかに即死の損傷だった。


 しかし。


 マンマの傷は発生した瞬間から、瞬きする間もないうちに元に戻っていく。


 まるで、何事も無かったかのように。

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