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「じゃあ、この前の発信器ナノマシン銃と、電磁徹甲弾を2ダース。あとは、レモネードを1ケース」


 モッキュがメフィストに注文した。


「レモネード?」とジロー。


「うん」


 モッキュが頷く。


「惑星クライオスの殺戮戦闘部隊『ゴリアテ』って知ってるでしょ?」とモッキュ。


「ああ、相当、強くてヤバい奴ららしいって噂があった」


 ジローが思い出したように言った。


「その部隊が使う狂暴な獣が居るらしくて。戦いだしたら、手がつけられないんだって」


「あ、ああ…?」


 ジローは話が見えなくて、戸惑った。


「その獣たちの肌は、とても頑丈で銃やレーザーが効かないんだ」


「………」


「でも、ゴムと同じ成分を含んでるから、柑橘系の汁がかかると溶けて弱くなる」


「………」


「それで、普通のクレネードに柑橘系の爽やかな果汁成分を混入した新型の武器をメフィストさんに開発してもらったの」


「………」


「それがレモネード」


「あ、ああ…そ、そうなのか」

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