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レラが笑いだすのを見て、メフィストも笑いだした。
「「アハハハハハ」」
2人は、しばらく笑っていた。
レラの笑いが止まった。
「早く服を着て!!」
レラが怒鳴った。
「まだ、怒ってるのか?」
メフィストが、レラに言った。
イジーとワールとの戦いから、1週間が経っていた。
時刻は朝の10時。
レラは通常モードだ。
「そんなに僕のヌードが嫌だったのかい?」
「そっちじゃない!」
レラが怒った。
メフィストはカプセルから出てきたときと違い、殺されたメフィストが着ていた汚れた白衣を羽織っている。
「ええ!? じゃあ、服を着ているのが嫌なのか?」
「そっちでもない!!」
レラが、さらに怒った。
「クローンの話よ」
レラが言った。
メフィストが呆れ顔になる。
「だから、僕は何回も君に説明しただろ。それなのに何で僕が怒られるのか、よく分からないな」
「もっと分かるように説明して欲しかったのよ!」
不思議がるメフィストにレラが怒った。
頬を膨らませ、プイッと横を向く。
「あなたが死んだと思って…どれだけ…」
レラはそこで、口ごもった。
「厳密に言うと僕は本当に死んでるんだよ。細胞から成長させたクローンに記憶をコピーしてるから、あの姉妹に斬られた僕は実際に」
「もう、やめてよ!!」




