過保護な大天狗
「おい、お前ら!まっまさか!」
大天狗様が慌てた様子でこちらに走ってきた。
「どうかされましたか、大天狗様?」
「どうもこうもないわ!ワシの予言で今日あやつが出て行ったら死ぬと出たわ!!!」
「「「えっ」」」
大天狗様の一言で一瞬にして場がこおりついた。
「お.....大天狗様いくら大天狗様でもその冗談は怒りますよ」
ぬらりひょんの娘は静かに怒っていた。
「冗談にこっちがしたいわ!、あやつが今日出て行ったら死ぬと出たのは本当じゃ!明日に旅にでたならば生きておるが、えぇい助かる方法はただ一つじゃ今すぐあやつを連れ戻すのじゃ」
「嘘よ嘘よ嘘よ嘘よっ!!!!!!あいつが死ぬんて絶対にありえない私は信じない!!!」
「あやつが死んでもいいと言うのか!!!」
「まぁまぁ、二人とも落ち着いて」
二人の喧嘩を止めたのは鬼の娘だ
「ここで言い争っても何の解決もしないよ、死ぬ死なないは別として探しにいこ、ね」
一番怒っていたのは鬼の娘だ、冷静なしゃべり方になるとだいたい怒っている時だ、いつも○○○と喧嘩をするとこのしゃべり方で怒ってくる。
「うん、わかったなら早く探しに行きましょ」
このしゃべり方の時には反抗しないと決めている。
「わしもあつくなりすぎたあやつは村で一番のお気に入りじゃから、すまんかった」
大天狗様は○○○にたいしてはとてつもない過保護だった。
「○○○は余り遠くへ行ってないはずです今から探しにい行きましょう」
「「「「「おぉーーー!!!!」」」」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー一方その頃○○○はーーーーーーーーーー
「迷った」
道に迷っていた。




