プロローグ
僕はある特別な家に産まれた…それは…妖怪の息子だった。
「これで我ら九尾族は安泰だな」
この言葉からはや15年がたった。
この世界の構造は人族、魔族、獣人族、妖精族、そして妖怪、この六つの中で一番強いのが妖怪だ。だが、他の種族の前には姿をあらわさない。なぜなら妖怪達は他の種族があまり好きではないからだ、それでも、僕はちがった、とても人に興味があった、だから、15になった僕は人族が暮らす国というところに旅をすることになった。
「ねぇ、本当にいっちゃうの?いまからでも遅くないわここにずっといようよ」
こいつは、三大妖家の一つぬらりひょんの娘だ。三大妖家とは、鬼、九尾、ぬらりひょん、この三つの家のことだ。そして、僕は九尾の息子だ。
「それはできない、いまさ戻るなんて男として恥ずかしいよ」
「あははっ、○○○がカッコつけてる〜」
この子は、鬼の家の娘だ少し、おバカだが見た目とはほどとおい力がある。
「鬼の娘、うるさいです、あと別に僕はカッコはつけていません、では、お父様お母様行ってまいります」
「おぅ、いってこい俺はいつでも待ってるぞ」
「私も待ってるは、いってらっしゃい」
「いってきます」




