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異世界ゆったり立志物語  作者: sawa
第三章 旅立ち篇 ~ラストック~
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第四十話 ショッピング日和!

遅くなりました。

 ここはリュージ達が宿泊している渡り鳥の棲み処亭の一階にある食堂である。他に客の姿も無く貸切状態での食事だが、味は悪く無い……寧ろかなり美味いのだが、料金設定から評価が厳しくなっているのではないだろうか……。


 この街ではワンコイン――五ピニも有れば余裕で一食分を賄えたらしいが、今は税金がどんどん上がり物価も高騰したために、それは難しい様だ。スラムの住人は数人で助け合い、一日を十ピニで遣り繰り出来れば良い方で、一日一食だったり三日で二食なんて者も居るらしい。


 壁の外に出れば農家から少しは安く野菜を手に入れる事も可能だが、入門税を払わなければ家にも帰れないのが現状である。今の入門税は一人五十ピニ、スラムの住人にとって五日分の食費を払ってまで壁を越える意味は無い。こんな街を離れれば良いのだが、満足に食事も摂れず体力の無い者に旅は難しい。また、多くの盗賊が出るので若い女性は特に逃げ出す事も出来なかった。


 庶民の生活は決して楽では無い、高い税金もしっかり払うのなら一日三十ピニは稼ぎたい――家族が居るならもっとだろう。だが、物価が高騰し経費が嵩むと収入も減る……そのつけは真っ先に庶民の生活を圧迫しスラムの住人など目も当てられない惨状である。


 庶民にとって食事とは、味は二の次であり安さを優先する物になりつつあった。日々の生活に、密接に関わる部分なだけに末期とも言える。そんな中、仕方が無いとはいえ一食に十五ピニは高いのだろう。渡り鳥の棲み処亭の食堂は宿泊客以外にも解放されているのに……。


 立地は悪く無いが、その分税金が高いのだろうか? 総売上を増大するには、集客力と回転率を上げるか客単価を上げるかしか無いだろうが、客が居ないのだから価格を上げるしか手が無いのだろう。宿泊料金に対する食費の割合からも高いのがよく分かると言うものだ。


 しかし、子供にとってそんな事は関係無く、美味しいのは何よりも分かり易い正義なのである。


「とーたん、これおいしーの!」


「そうか、父さんの分も食べるか?」


 本当に美味しそうに食べるリアに釣られたのか、全員が旺盛な食欲を見せていた。その食事風景は家族の団欒だんらんと呼ぶに相応しい穏やかな物となる。


「ねぇ、リアちゃんはいくつなの?」


「……んーとねー……よっつ!」


 泣いた子がもう笑うとよく言うが実に楽しそうに、そして美味しそうにしている姿が微笑ましい。イヴァンジェリンが年齢を聞くと指を突き出して元気に答える――指は三本だったのはご愛嬌だろう。少し舌足らずみたいだが四歳ならこんな物だろうか……。


「リアちゃんは頭が良いのね~、自分の年も分かって偉いわね~」


「リア、えらい?」


 イヴァンジェリンに褒められたリアは、ヴァルターに顔を向けて確認する様に聞き返す……嬉しく無い訳ではないが、やはり父親にこそ褒められたいのだろう。


「あぁ、リアは偉いな! 父さんより偉いよ……」


「とーたんより? ふふふ……とーたんも、えらいえらいね~」


 リアの様子を察したヴァルターが追従する様に、しかし本心から褒めて上げると凄く嬉しそうに満面の笑みをたたえ、お返しとばかりに父親を褒め始める。褒められた父親では無いのだろうが真似をしたい年頃なのか、唯一の肉親だからだろうか……置いて行った父親を許すかの様に、まるで気にして無いとでも言うかの様に褒め続けるのだった。






 翌朝、起きて食堂に向かうとヴァルター親子が先に起きて待っていた。


「軍曹殿、お早う御座います」


「ぐんしょーどん、おはよーござます!」


「はい、おはよう……」


 リアは泣き疲れて寝てしまった関係で夜に寝れなかったのか、まだ眠そうだったりする。


 その後、全員が揃ったのは六時の鐘が鳴る寸前だったりするのだが、最後はウルバインだった。どうやら日課にしている朝のトレーニングをこなしていたらしい。


 それから、食事を摂りながら今日の予定を考え、買い物をして過ごす事にした。


「今日は買い物をしようと思います。武器だとか防具を見たり……魔道具だとかですね」


「それなら、リアちゃんの服を見に行きましょうよ! もうじき夏になるから、私達にも必要じゃないかしら」


「……賛成」


「あの……、宜しいのですか?」


 リュージが買い物を提案すると、イヴァンジェリンが服を買いたいと言い出した。確かに暖かくなった――暑いと言っても良い日も有る。


 コリーンが賛成を表明し、ヴァルターが申し訳無さそうに恐縮している。リアはよく分かっていない様だが、もう一人は既に涼しそう――いや、暑苦しさは変わらない。


「それじゃあ、別々に手分けして回りましょうか。武器とか興味無いでしょう?」


「え~、武器とか使わないからどうでも良いけど?」


 別行動をリュージがほのめかすと難色を示すイヴァンジェリン。効率を考えるのなら、別れた方が良い筈である。


「……イヴ、好都合」


「あっ、そうね! えぇ、分かったわ。こっちは任せてよね」


 なにやら、コリーンと内緒話を始めたと思ったら、急に前言を撤回したイヴァンジェリン。どんなやり取りが有ったのかは知らないのだが、あまり良い予感はしなかったりする。


「まぁ、良いか……じゃあこれ! 渡して置きますね」


「ん? 何かしら」


 任せてと言ったイヴァンジェリンに銀貨を渡す。買い物をするなら必要になるが、一千マアクとか……渡し過ぎではなかろうか。


「これ……そっか! これで買うのよね!」


「なんか心配だな……クゥー、付いて行ってくれるか?」


「はいですニャ! イヴァンジェリンが騙されない様に見張って置きますニャン」


 リュージに呼ばれて飛び出して来たクゥーは、全て分かっているとばかりに自分は見張り役であると主張する。


「ちょっと~、どういう意味かしら?」


「うわ~、かわい~、とーたん……このこかわい~よ!」


「はじめまして、リア! クゥーですニャ。よろしくですニャン!」


 不満そうなイヴァンジェリンの追及も、リアがクゥーに夢中になり子供らしくはしゃぐので、有耶無耶になってしまう。その間に挨拶を始めるクゥーは、可愛いと言われて気を良くしたのか愛嬌を振り撒く。


「じゃあ、ヴァルターはリアと一緒だな。ウルバインは、どうする?」


「新しい斧でも見るか……」


 ウルバインは、どんな斧が有るのか興味が有りそうなので、一緒に行けば良いだろう。


「そっか! じゃあ、こっちは二人だな。ヴァルター、店の場所とか教えてやってくれな? 昼には一度、宿で落ち合おう」


「はっ、最善を尽くします軍曹殿!」


「はいっ、ぐんしょーどん!」


 いちいちヴァルターの真似をするのは良いのだが、子供に何をさせているのかと訴える様に、イヴァンジェリンの視線が突き刺さっている気がするのは、リュージの思い過ごしでは無い筈である。


「リアは、クゥーを抱いてれば迷子にはならないだろ?」


「うん! クゥーちゃん、いっしょなの~!」


 手乗りサイズのクゥーならリアでも抱き抱える事も出来るだろうと、常に一緒に居る様にと声を掛けて、イヴァンジェリンの追及するかの様な視線を躱すリュージ……中々に姑息であるが、真似をするのは子供の習性みたいな物で簡単には止められないのだから仕方が無いのだと、自分に言い訳をしたとかしなかったとか……。


「クゥー、任せたからな? くれぐれも変な事は教えてくれるなよ!」


「お任せ下さい御主人、必ずやご期待に答えて見せますのニャン!」


 最近になって、この自信満々の返事に一抹の不安がよぎる様になって来たリュージは、心配し過ぎなのだろうか。






 ヴァルターを含む女性陣と別れたリュージは、ウルバインを伴い職人広場に来ていた。広場を抜けた先には様々な職人の店が軒を連ねて買い物客で賑わっている。


 何と無く冷やかしながら、武器屋を探し歩くと――一軒の古びた武器屋を発見した。


「クロードの武器屋か、客が居ないみたいだけど覗いてみるか」


「……」


 ウルバインは無言でサイド・トライセップスを決めているだけで返事をしない為、リュージが独り言を言っている様である。


 中を一通り廻る内に、ウルバインは斧や鎚などの重量武器の方へ、リュージは槍をメインに剣などの方へと自然に別れていた。


「剣はこれくらいの長さが良いのかな?」


「何だ、にーちゃん剣が欲しいのか? その辺のは、にーちゃんには早いんじゃね~かな」


 剣を見比べている最中に、突然声を掛けて来たのは店主だろうか……振り返ってみると、白髪混じりのおっさんが立っていた。


「あぁ、どうも。実は一週間くらい前に盗賊に襲われましてね。返り討ちにしたのですが、剣が曲がってしまいまして」


「どれ、見せてみろって丸腰じゃねーか! まぁ、曲がった剣なんて持ち歩かね~か?」


 店主は武器屋に来るのに、曲がったという剣を持っていないリュージを見て嘆かわしいとばかりに呆れるが、諦めたのか首を振りながらも納得した様だ。だが――


「いえ、有りますよ?」


「は? アイテムBOXか……何処の貴族様かは知りませんが、うちには大した物はありませんよ」


 何も無い所から剣を取り出したリュージを見て、アイテムBOX持ちの貴族だと思ったらしく、急に扱いがぞんざいになる店主――言葉遣いだけは取り繕っているが、嫌いなのは一目瞭然であった。


「えっ? 貴族なんかじゃ有りませんよ。ちょっと、魔法が使える探検者です」


「魔法使いが何で剣なんかつかってるんだよ。必要ねーだろ?」


「いやいや、格好良いじゃないですか」


「……どれ、こいつを振ってみな?」


 貴族では無いと説明したものの、今度は魔法使いという部分に引っ掛かってしまう。剣を渡されたので、言われた通りに軽く振ってみるが何が知りたいのだろうか。


「ぬぅ……にーちゃん、本当に魔法使いか? やけに鋭い素振りじゃね~か! そうだな……にーちゃんなら、こいつなんかどうだ?」


「長いですね……もしかしてこれがロングソードって奴ですかね?」


 先程振った剣と比べても明らかに長い剣を手渡されたので、軽く素振りをしながら種類を聞いてみたリュージだったが――。


「にーちゃんは、魔法使いだから知らね~のかもしれんが……他所でそんな事言ったら笑われるぜ?」


「えっ! 何故です? さっき素振りした剣よりも、だいぶ長い剣ですよ?」


 リュージは、何を言われているのかさっぱり分からなかったが、店主の顔を見れば馬鹿にしようとしている訳では無いと分かるので、大人しく理由を聞く姿勢をとる。


「良いかにーちゃん、長いからロングソードってのは間違いだ……限度は有るが短くたって騎兵が持ってる剣はロングソードって呼ばれるんだぜ? 逆に歩兵が持つ剣はショートソードって呼ばれるのさ……ロングソードより長くてもな」


「マジっすか! 知らなかった……理由とか有るんですかね?」


「さぁな……理由なんか知らね~が、大方おおかた見栄っ張りの貴族様が箔を付ける為に呼び分けたんだろうさ」


 リュージは、愕然とした。元の世界でもそうだったのだろうか? ゲーム等の影響もあり、剣の分類に短剣と長剣や片手剣と両手剣が有るのは、当たり前の様に知っていたが、ロングソードやショートソードで騎兵と歩兵を分類しているとは、認識不足であった。


「それよりこいつだ。バスタードソードって奴だ――段平だんびらとか片手半剣と言ってな? 片手と両手の兼用なんだ! もしくはこっちのツヴァイヘンダーだな。こっちは両手剣だ……両方ともにーちゃんが持ち歩くには不向きだが、軽々と振ってるしアイテムBOXが有るなら問題無いだろ?」


 今まで使っていた剣や素振りした剣は、刃渡り八十センチメートルって所だろうか? だが、バスタードソードは刃渡り百四十センチメートル弱……リュージの身長よりも長い。ツヴァイヘンダーに至っては全長二百センチメートル近くあるのだ! しかし、重さはそれほど変わらない三キログラム弱って所だろう。


「これって、いくらするんですか?」


「両方とも、三マアクで良いぞ」


「ちなみに盗賊の剣が結構有るんですが、買い取りってやってます?」


「知ってると思うが、この街は税が高くてな……商人が重い物を運んで来なくなって久しい。高くは買えんが、有るのなら少しでも欲しいのが実状だな」


 剣は両方とも同じ価格らしいが、割引価格なのかどんぶり勘定なのか……恐らく後者だろうと思うのだが、それよりも盗賊の装備していた剣はいくらで売れるのだろうか? リュージは早速取り出し始める。


 この街に入る際に入門税が掛かる為、商人も重い物を運びたく無いのだろう。荷が重ければ馬も増やさなければならない上に、鉄鉱石として運ぶとロスが出る。かといって何処か精製する設備が有る場所に持って行くなら、そのまま売ってしまった方が早いのだから、わざわざラストックに来る意味が無いのだろう。


「かなり量が有るな!? 長剣が三十七本、短剣が四十一本、手斧が三本か? 長剣と手斧は二十ピニ、短剣は十ピニで十二マアク十ピニだな――すまんが弓と矢は買い取り不可だ」


「それじゃあ、両方とも貰うと差し引き六マアク十ピニですね……あとは、あっちにいる仲間の分かな」


 盗賊の武器はまさかり一本と一番綺麗な短剣一本を残して売り払う事にした。残念ながら、弓矢は買い取り不可だったが問題は無い。思った以上に安かったが、この際だから構わないだろう。


 ウルバインは、重量的にポールアクスが気に入ったらしいので、それを買う事にした。確かに鉄の量が多いのは分かるのだが、六マアクで差し引き十ピニというのはどういう訳なのか。プラスはプラスだが釈然としない。


「じゃあ、にーちゃん……十ピニな! 沢山売ってくれて助かったぜ!」


「物々交換みたいになりましたが、良かったんですか?」


「全然、損はしてね~から大丈夫だ! また来てくれよな!」


 予想通りだが損はして無いらしい。というかボロ儲けな筈なのだが……正直に言う訳が無い。


「武器の手入れが必要になったら来ますよ。それから、防具屋で良い所を知りませんか?」


「おぉ、それならこの先にモーリス防具店ってのが在るから行ってみな!」


「ありがとう! 行ってみるよ」


 武器屋の店主に教えて貰った防具屋に向かう――十軒ほど先に甲冑が飾られた店がある。どうやらこの店がモーリス防具店らしい。


「いらっしゃっい、ゆっくり見て行ってくれよ」


「どうも、クロードさん? 武器屋の店主に聞いて来ました……何かお奨めの防具って有りますかね?」


「あのおっさんがね~。防具は有るがサイズが問題だな! そっちの人なら色々有るんだがな~」


 防具屋の店主モーリスは良く言えばフレンドリー? 悪く言えば、軽薄な感じの若い男だった。残念ながらリュージに合う防具は少ない様で、有っても防具というより服に近い物が大半だろう。後は身体に合わせて作るオーダーメイドだが……。ウルバインなら、選り取り見取りだと言われてしまう。


「やっぱり金属鎧は格好良いですね!」


「おぉ、そうだろう? そいつはブリューテッドアーマーって言ってな……頑丈だが軽量化もされてる最近の騎士様の主流装備だな! だが、お前さんには無理だろうな……多少なら手直しも出来るが、身体に合わない鎧なんて痛いだけの拷問道具みたいなもんだからな。それともオーダーメイドで作るか?」


「そんなに時間は無いかもなぁ。一週間やそこらじゃ作れないですよね? 革鎧とかで何か無い?」


「う~ん、革鎧でもなぁ……一週間じゃあ調整くらいしか出来ないしな! 動き難くなるだけだから止めた方が良いんじゃないかな? 盾にしといたら?」


 リュージが展示されているプレートアーマーを眺めて感想を言うと、説明はしてくれる。展示品とは四十センチメートル以上の差が有るので、誰がどう見ても無理なのは明らかだろう。リュージ自身も、分かった上で感想を漏らしただけなのだが、はっきりと物を言う男である。


 何れにせよ鎧はオーダーメイドが良い様だが、時間が掛かる事を覚悟する必要が有りそうだ。有名店でスーツを仕立てるのと変わらない……いや、素材を考えればもっと時間が掛かるのだろう。


 盾のスキルも有るので勧められるままに盾を買う事にするのだが、取り敢えず金属製で腕に固定するタイプの丸盾を選ぶ。


「そいつなら二マアク五十ピニで良いよ」


「ウルバインはどうする? 俺はサイズが無いから、盾だけなんだけど……」


「筋肉の邪魔になる物は要らない!」


 ウルバインにも確認してみると、予想通りの反応が返って来るのだが、本当にブレない男だと感心してしまいそうになるのは、毒されつつあるからだろうかと、僅かに悩む事になるリュージ。


「そっか……あぁ、それから! 盗賊を返り討ちにして手に入れた鎧って、買い取りしてる?」


「金属鎧なら買い取るよ! 革鎧は臭うだろう? 手間も掛かるし、今は買い取る余裕は無いかな~」


 金属鎧は鉄不足なので大歓迎だが、革鎧は汚れを落としたり作り直すにも手間が掛かるので、買い取ってまで欲しい物では無いらしい。客にしても、革鎧の中古品は買わないらしいから尚更だろう。


「そうですか……じゃあ、これで! 盾だけで長居しちゃったけど今日は帰りますよ」


「そうかい? 何か必要になったならいつでも来なよ、安くはならないけどね~」


 リュージとウルバインはこうして店を後にするのだが、別れて行動している仲間が事件に巻き込まれている等とは想像もしていなかった……。

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