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異世界ゆったり立志物語  作者: sawa
第二章 隠れ里で魔法入門篇
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第十六話 錬金術師と振動剣!

 昨夜遅くに小雨が降り始めた。今朝も降り続けて止む気配は無い。昨日の内に野地板も貼ってしまったので、濡れずに作業は出来るのだが、イヴァンジェリンに質問に行くつもりだった。


 雨が降らなければ気にせずに作業を続行しただろう。だが、雨は降ったのだ。ほんの少しだけ立ち止まるのも悪くは無い。況してや、魔法の質問なのだから無駄にはならないだろう。パラパラと落ちる雨の中を、そそくさと進む。惜しむらくは傘が無い事だが小雨であれば我慢も出来る。ただ、今後も有るので何かしら考えて置くべきだ。


 四十五分程でイヴァンジェリンの家に着いたのだが、作った露天風呂は穴を塞いで置いたので、現在はただの池になっていた。一昨日はそのままにしてしまったが、埋めた方が良いだろうと意識を集中して池を埋め立て地面を均す。


「おはようリュージ、朝から練習かしら?」


「イヴ先生お早う御座います。既に、ただの池ですしね。それより、よく分かりましたね?」


「あら、庭先で魔法を使われれば、寝ていても分かるものよ?」


「つまり、起きたのが今なんですね?」


「ふふっ、そうとも言えるかしらね。さぁ、上がって」


 魔法の発動に気付いて、玄関先に出てきたイヴァンジェリンと簡単な挨拶を交わし、招かれるままにお邪魔する。


「今日は、どうしたの? はい、これ使って?」


「あっ、有り難う御座います。え~と、聞きたい事が出来まして」


 差し出されたタオルを受け取りながら、昨日の出来事を話して質問を始める事にした。話が早くて非常に助かる。


 イヴァンジェリンによると、魔法に関しての基礎知識が足りてないそうだ、確かに使える様になったかも知れないが、それは入口に立ったに過ぎず、教えて無い事ばかりなんだと、凄いドヤ顔をして言い放つ。


(何? その顔、美人でもムカつくんですけど! 魔法を使える様になった時の、万能感に調子に乗る子供は多いんだとか? えぇ、調子に乗りましたよ、乗りましたとも! でも、子供じゃないんです~。これでも、四十二歳なんです~)


「リュージは、魔法の基礎知識を覚えて、詠唱を考えるべきね」


「はっ? 詠唱?」


「そうよ? 無くても魔法は使えるけど、やっぱり、イメージの強化や安定性の向上とメリットが有るから、詠唱をする人は多いわね。魔法のイメージが千差万別なら、詠唱も人それぞれで面白いのよ?」


「初耳なんですが?」


「そうね、言って無いものね。本当は、魔法を使わせてみても、出来ないものなのよ? それなのに、少しのアドバイスで使えちゃうから、言いそびれちゃった!」


(舌をだして、可愛く言っても駄目だと思うんだよね。俺としてはさぁ。まぁ、初日で勝手に卒業した気になっていた、俺の方も悪いっちゃ悪いんだけど……それにしても、詠唱か。参ったなぁ、苦手なんだよな。変に凝ったの考えると中二病とか?)


 異世界であるここでは言われないかもしれないが、黒歴史って奴はそんなのお構い無しだろう。普段は何気なく潜んでいる癖に、忘れた頃に心を抉り出しに来るのである。あの辛さを例えるなら、学校の教室で衆人環視の中、パンツをずり下げられるってところだろうか。想像しただけでも、正に地獄である。


 話が逸れたが詠唱って奴は、自分の中のイメージを言葉に乗せる事で、より鮮明にして強化を図るんだそうだ。つまり、喩え意味が間違っていても、イメージ通りに発動するという事になる。これは、ある意味で非常に危険度が高いと言える。時間を掛けて考えた詠唱の意味が、間違ってるなんて指摘されたら、精神的に大ダメージを喰らうだろう。黒歴史の一つとしてランクインしてしまう可能性が大きいのだ。ここは一つ、慎重に考えねばならんだろう。


「じゃあ、折角だし講義しようか」


「はい、宜しくお願いします」


 この世界では、魔素こそが『万物の根源をなす、唯一にして絶対的な要素である』と考えられているそうだ。魔法で火や水を出せるのだから、そう考えても仕方無いのだろう。魔法の素は魔力であり、魔力を構成するのが魔素なんだから。したがって、四大元素説だとか、陰陽五行思想なんてのは、はなから無いらしい。この国に無くても、他国には有るかもしれないけど。


 また、属性という考えは有っても、あまり重視されていない様だ。そもそも、属性の相性での優劣よりも、想像力次第だからだそうだ。例えば、水を掛ければ火は消えるのだが、水を掛けても消えない火をイメージすれば良いとの事。常識を棄てろとは、なかなか難しい事を言うものだ。


(おいおい、マジか?)


 知識を得れば誰でも魔法が使える反面、想像力の欠如や苦手意識があると使えないらしい。その為、鍛冶屋が火、漁師が風や水、山師が土と、仕事柄に係わる魔法に秀でる傾向が強いそうだ。


「(つまり、俺の持つ常識が魔法の効果を抑えたって事なんだろうか?)イヴ先生、風の魔法を使って、物を斬る事は可能なんですか?」


「風の魔法は、矢を遠くに飛ばしたり、空を飛ぶのは得意だけど、斬るってのは聞かないわね。斬るなら、土や氷の魔法で刃物っぽい物を造れば可能だけど、騎士や剣士の仕事だから、魔法使いはあまりやらないわよ? 火なら燃やすし、水なら押し流すでしょ? 風なら吹き飛ばすし、土なら押し潰すってのが、一般的かしら!」


「随分と大雑把なんですね」


「魔法はイメージだから、あんまり難しく考えると制御が大変なのよ。シンプルで強いイメージの方が効果が高いし、制御が楽になるのよ」


(この世界でも、斬る事に風は使わないか)


「岩を切ったり削ったりは、どうするんですか?」


「えっと、地の魔法で加工するんじゃなかったかしら? 方法までは分からないけど、地の魔法を詳しく知りたいのなら、コリーンが得意よ?」


「地の魔法? コリーンさんですか? その人なら、岩を切れるんですか?」


「コリーンなら、切れるんじゃないかしら? この里が誇る錬金術師だしね!」


(出たか! やっぱり居るんだ錬金術師! どんな事が出来るんだろうか? 金を造ってるのかな? 賢者の石を探してるのか?)


 地の魔法ってのは土の上位互換で、イヴァンジェリンの氷も水の上位らしく、火にも炎が風には嵐があるそうだ。その上も有るのだろうか?


「何だったら、今から連れて行ってあげても良いわよ?」


「是非!」


「随分と乗り気なのね。そんなに、興味があるの?」


「そりゃあ、勿論ですよ! 俺の世界では、見た事無いですからね」


 絶滅したからとは言わなかった。化学の元になった過去の錬金術と、魔法が有る世界の錬金術は、恐らく別物だからだ。


 コリーンの家は東側らしいがご近所なのだろうか。雨の中を二人で並んで歩く事、二十分程だろうか? 雨は、イヴァンジェリンが弾いてくれたので全く濡れて無い。身長差が有り過ぎて、贔屓目ひいきめでも姉と弟にしか見えないだろう。美女と雨の中を散歩とか、シチュエーションとしては最高なのに締まらない話である。


「コリーン、居る~?」


 イヴァンジェリンがノックをして、呼び掛ける。暫く待つとガチャッていう音と共に、ドアが押し開かれた。


「……イヴ、久し振り……ふぁ~~っんん、イヴが訪ねて来るなんて、珍しいな」


 ブリュネットのツインテールを揺らし、欠伸を噛み殺しながら現れたのは、ブラウンの瞳を持つ……よっ、幼女であった。


 クリクリとした大きな目は、知性の光を宿し、幼さの残る顔立ちを引き立てている。身長は百四十センチメートル位だろうか? 幼女としては、高いのかも知れないが、雰囲気が幼女なのだから仕方無い。


「ふふっ、それじゃあ私が外出しないみたいじゃない? まるで逆だと思うけど。リュージ、紹介するわ。彼女がコリーン、錬金術師よ」


「初めまして、錬金術に興味が有って訪ねたんだ、よろしくね、コリーンちゃん」


「……」


 挨拶をした途端にドアを閉められ、恐らく鍵まで掛けられた。人見知りなのだろうか。隣でイヴァンジェリンが、額に手を当て首を振っている。正にやっちまったなぁ~って顔をしていた。


「リュージ言い忘れてたんだけど、コリーンって容姿にコンプレックスを持っていて、子供扱い厳禁なのよ」


「えっ! ちゃん付けが不味かったんですか? でも、子供でしょ?」


「コリーンは私と同い年なのよ」


「イヴ先生って何歳なんですか?」


 イヴァンジェリンは、黙秘権を行使する様だ。笑顔なんだが、聞いてはいけない質問だったらしい。瞬間的に漂い始めた迫力に、追求を断念せざるを得なかった。


(その笑顔がマジで怖ぇ~んだって!)


「困ったわねリュージ、謝ってみてくれない?」


「えぇ~、マジですか?」


「聞きたい事が有るんじゃないの?」


「はぁ~、やりますよ! (とはいえ、何か悔しいな。別に悪い事してないしなぁ……よしっ! あの手で行くか)」


 イヴァンジェリンに懇願され、気乗りしないながらも引き受けるが、何かを企むのだった。


「んっううんっ……すぅ~っ、子供扱いの嫌いなコリーンさ~ん! 子供扱いはしませんから~! 出て来て下さ~い! いい年してイジケちゃったコリーンさ~ん、大人だったら開けて下さ――」


「ちょっと!」


「いって~~!」


 イヴァンジェリンによる、全力の突っ込みは――容赦の欠片も無く振るわれた手のひらは――見事な音を響かせ後頭部にヒットした。それは、最早突っ込みというレベルでは無い、……暴力である。


「リュージは、イジメっ子なのかしら?」


「……イジメっ子って、彼女は大人なんですよね?」


「そうじゃなくて、やり口の事よ!」


 悪乗りのし過ぎで怒られてしまったが、真面目に諭されて手口を変える事にする。


「分かりましたよ。錬金術師かぁ、コリーンさん伝説の水って見たくないですか~。え~と、何とかの湖の水なんですが~」


「……本物? 嘘だったら」


「取り敢えず、見せるだけですよ?」


 作戦は巧くいったが、思ったよりチョロい! 見た目通りに子供なのかも知れないな! と言ったらまたイジケるからと、リュージは内心に留める。


「……これっ! 頂戴」


「貴重品なんですよね~、何せ伝説でしょ?」


「……さっきの、許すから」


「いや、べつに」


(そんなもんで、伝説を渡せってか? おいおい、嘘だろ涙ぐむとか卑怯だから!)


 思った以上に食い付きが良かったのだが、簡単には渡せない。やはり、錬金術師なら等価交換でなければならないだろう。


「駄目な物は駄目、タダではやれない!」


「……チッ!」


(舌打ちした? 舌打ちしたよ、この子! あぁ、子供じゃないんだったか。くっそー、泣き真似なんかしやがって、俺の葛藤を返せ!)


 泣き真似とか手段を選ばないのは兎も角、舌打ちは印象が悪いだろう。ちっとも可愛く無い。


「……どうしたら、くれる?」


「どうしたら、くれると思う? (うわ~、凄い目で睨んで来るな~)」


 子供に睨まれても怖くは無いのだが、大きい分だけ目力がある。流石にこれ以上は不味いだろうか? オロオロしてるイヴァンジェリンも可愛いのだが――。


「……私の全てをあげる」


「何言っちゃってんの? そんなの要らないよ!」


 とんでもない事を口走った幼女。ロリコンじゃ無いと断固として抗議したい。


「リュージ、それは酷いんじゃないかしら、コリーンも自分を大事にしないと駄目よ?」


「イヴ……手強い、協力を要請する。私の知識が全否定された」


「「はっ? 知識?」」


 尽く予想の斜め上を行く幼女。このタイプは苦手かも知れん! と、目眩がして来るのだが、知識なら損は無いかと計算する。


「俺には、貴女の知識の価値が判断出来ません。この水とつり合う知識なんですか?」


「……難しいけど、少しでも良い」


「リュージ、私からもお願い!」


 イヴァンジェリンに目で訴えられると非常に弱い、リュージ。ズルいよなぁ――まぁ、約束を守って自分が飲んだ事は黙ってくれてるし――と、既に折れていたりする。


「分かりましたよ。少しだけですよ? それから、自分から見せておいて何ですが、秘密にしてもらいますよ?」


「……うん、ありがとう」


 コリーンは、水を分けてあげると飲まずに大事に保管した。何か研究するのだろうか。尤もこれ以上、若さは要らんだろう。


(さて、それじゃあ本題に入ろうか)


 岩を切る魔法だが、この事をコリーンに聞くと振動を使うと良いらしい! もしかして、高周波ブレードって奴だろうか。地の魔法での振動って言ったら地震だろう。何となく納得する事が出来た。


 武器を媒介にするか、切りたい物より硬い刃を生成して振動させれば簡単に切れるらしい。他にも、地と炎の複合魔法なら、黄金も生成出来るそうだが、方法が半端じゃなかった、鉱石を超高圧、超高温で加工し性質を変えるとか何とか、要は核融合だろうか。


 どのみち、採算は合わないから誰もやらないんだとか、莫大な魔力を消費しても、僅かしか創れず、魔法使いを大量に集める人件費だけで、破産するらしいし、無限に魔力が有る俺なら行けるのか? いや、核融合とか制御が出来なければ死ぬ事になる。


 「(うん? 何か、マイホームの基礎が出来た時に似てるな)昨日なんですが、マイホームの基礎を造っている時に、粘土に圧力を掛けて焼いたら、岩石みたいになったんですが」


「……見せて」


「良いですけど、ここから徒歩三十分は掛かりますよ?」


「……ん、大丈夫」


 何だかんだで、イヴァンジェリンも来る様だ。まだ、何にも無いのだが上手い事言って手伝わせる事は可能だろうか。マイホーム予定地に着くと二人は驚いていた。基礎が出来たばかりだと思っていた様だが、実際には上棟も済んでいたからだろうか。


「……変わった形」


「岩を切るって言ってたから、石造りだと思ってたけど、木造なのね」


「石造りにしようとして、断念したんですよ。あっ、基礎はこっちです」


 基礎部分を見せる為に、土間に案内する。生憎と床まで貼ってしまったので、土間しか見せられないが、問題無いだろう。


「……方向性は、合ってる。このまま続けて」


「上位魔法は、どうしたら使えるんですか?」


「練習あるのみ!」

「……練習あるのみ」


(魔法にも熟練度が有るのだろうか? う~ん、ゲームみたいに考えたら駄目だな。取り敢えず、練習するかぁ)


「ねぇ、リュージ? キッチンやトイレは、どうするつもりなのかしら?」


「まだ、考えてませんが?」


 まだ、そこまで手が回らないのが現状である。レンジでチンも可能だし、トイレは重要だが今は穴で我慢の時である。


「……魔道具、造れば?」


「何ですとっ! 自分でも、作れるんですか?」


 魔道具! 何て惹かれる言葉だろうか。それを造ると? 素晴らしい。可能であるなら是非とも造りたい。


「……可能、でも魔石が必要」


「魔石は、はぐれの魔物でも出ない限り、ダンジョンに行かないと取れないわよ?」


「はぐれってのは、何です?」


 ダンジョンの事は聞いたけど、はぐれの魔物って何だろう。普通の魔物とどう違うのだろうか。


「……ダンジョンから、はぐれた魔物」


「時々、ダンジョンから外に、出て来る魔物が居るんだけど、新しいダンジョンを造る為じゃないかって言われてるのよ」


 ダンジョンに行かないと魔石の入手は難しい。結局、駄目って事なのだろう。何だよ、期待させやがって! まぁ、魔石が有っても造れるか分からないのだが。


 今は、やれる事からやるしか無い。岩場に赴きコリーンの指導を受けながら岩を切ってみる。詠唱? 魔法を使ったら、日本語でそのままが一番しっくり来るので、一言で分かり易い物になった。


「振動剣」


 頭に響く高周波を撒き散らし、大した抵抗も無く岩が切れる。これだったら、外壁に石を貼っても良いかもしれない。


「クククッ……クハッーハッハッ……」


 あまりにも切れ味が良く、テンションと共に変な笑い声を上げてしまっていた。その姿を見た二人は、何だか生暖かい眼差しをリュージに送ると、挨拶もそこそこに帰って行った。また、黒歴史が1ページ増えたかも知れないのだが……作業に夢中なリュージは、まだ気付かない。

 5/25 修正しました。


 《ステータス》

 名前   鈴木立志すずきりゅうじ

 性別   男

 年齢   42

 職業   放浪者

 所属  

 種族   異世界人


 レベル  5      

 生命力  1049/1049 

 魔力   ∞

 力    771   

 体力   768

 知力   2099    (25upニャン↑)

 素早さ  1211    

 器用さ   294   

 運     64      (5upニャン↑)

 魔素ポイント 99998498


 《スキル》

[電脳Lv2] [電化Lv2] [方向感覚Lv2]

[鵜の目Lv3][鷹の目Lv2][気配察知Lv2]

[剣Lv3]  [交渉術Lv2][魔力感知Lv1]

[伐採Lv4] [錬成Lv1] [魔法の心得Lv3]

 蹴撃Lv1   槍Lv3    盾Lv1

 登山Lv1   投擲Lv1   泳法Lv3

 潜水Lv3   料理Lv1


 《称号》

スキルコレクター 殺戮者 無慈悲なる者 ムッツリ助平

イジメっ子 笑う切り裂き魔

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