第四話
てわけで、やってきましたブロッサム。なんか、壁が作られてるなー。あいつそんなこと言ってなかったぞ。しかし、ブロッサムの敷地の生徒会の敷地を区切るためだったのか。にしても、どこをどう探せばいいんだか。多分、俺が生徒会側の生徒だと知っているはず。となれば、逃げてきたという事にするか。このドアを叩いて、涙でも見せたらいちころだろ。で、理由だけど生徒会側がーな事になるのはさけなく…てもいいのか。俺生徒会の人間じゃないし。よしきまり。あとは俺の演技力にかかっている。ま、紅茶を手に入れるために色々なお金持ちに愛想笑いをしてきていたから大丈夫な気はするけど。では、思い立ったらすぐ行動だ!
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ドンドンドンドンドンドン
「す、すみません。誰か居ませんか!」
シーン
おい!ちょっとぐらい反応してもいいじゃないか!あれか、前にも同じことがあったてか!?じゃあ、どおするよ。これ以外の方法はかなり怪しまれるぞ。ま、とりまもう一回してからでも遅くないか。(この間1.2秒)
「誰か居ませんか!助けてください!」
「うるせー!!」
なんか。ザ、俺様っていう人が出てきたんだけど。この人だな。絶対にこの人だ天狼は。見た目で判断してはいけないけど、絶対にこの人だ。て、いかんいかん。演技に集中しなきゃ。
「で、なんのようだ?」
「実は、生徒会の敷地の人達がいじめを行っていて、俺も被害にあったんです。普段なら我慢するんですけど、屋上から落とされそうになって。このままでは、死んでしまいます。どうか、助けてくれないでしょうか?生徒会側の敷地に通っている人間がいっても怪しまれるだけかもしれませんが。」
で、ここで涙を見せると、あら不思議こんな俺様タイプはすぐ騙されて…
「分かった。その代わり、交換条件だ。」
よし!かかった。って、交換条件?
「はい!命を助けてくれるのですから、何でも聞きます。」
「お前、俺の部下になって俺のサポート役になれ。」
え?部下になる。部下になったら情報収集はしやすくなる。だけど、逆に桂木に連絡が取りづらくなる。ま、連絡手段は、多分俺以外に潜入している人はいるだろうし大丈夫か。(0.5秒)
「勿論です!是非やらせてください!逆にそんなことでいいのかと心配になりますが。」
「じゃあ、こっちに入ってこい。あ、そっち側のものは持って入ってこらない規則だから服とスマホ以外捨てろ。」
マジでー。マジであいつそんなこと言ってなかったぞ。てことは中でも生徒会側の敷地と全く違うという事か。どうしたもんだか。ま、スマホがあるからいいか。
「分かりました。ここに置いていったらいいですか?」
「ああ。入ったらすぐ、制服も着替えてもらう。生徒会側の制服を着てたら、殺されるぞお前。あと、お前が生徒会側から来たことは周りには言うな。皆生徒会の人が嫌いでな。俺だけなんだ。周りに行ってなくて、生徒会側の人たちを助けているのは。」
もしかして、この人メチャクチャいい人?てことはつけ入るスキが多い!
「勿論です!これから俺、いや私はあなた様に忠誠を誓います。なんとお呼びすれば?」
「俺のコードネームは天狼。名は時雨 奏。お前は?」
「私の名前は、湊 小織。宜しくお願いします。」
名前思いつかな過ぎています。どうしたらいいですか?いい考えある人いますか?