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7歳 貴族学校入学前〜その後〜

もう少しでPV4000だ!おらに元気を分けてくれぇー!

〜 リゼル村人side 〜


「リゼル様の魔法見たか?凄かったな」

「俺その現場にいなかったんだよ、悔しい」

「だってよ、美しいエルフの女性と身長の高い魔法使いと普通の見た目の魔法使いとリゼル様4人であっという間に温泉掘りだしたんだぜ」

「まじかよ!?噂の美しいエルフだろ? ひと目見たかった…」

「逆に見ないほうが良かったと思う…」

「なんでだよ!?見たいに決まってるだろ!!」

「考えてみろ…あんな美女を見ちまうとな…他の女性を見てもなぁ…」

「そういういことか…目が肥えたんだな」



「リゼル卿の家臣団は凄いものだな。賢者の噂は聞いていたが家臣団があっという間に溜池を作った方に驚いてしまったよ」

「やはり賢者様の家臣団の方なので優秀な方が採用されたんではないでしょうかね」

「リゼル卿が王都に住まわれるようになるとこの村も一気に開墾されていく可能性が高いな」

「あの現場を見せられればそうなる方が高いでしょうね…仕事が増えますな…」

「我々は書類と向き合うのが仕事のようなものだから仕方がないんだがな。貴殿はどうなされる?」

「どうするとは一体?」

「リゼル卿がご成人なされてからのことだよ」

「悩みますね。このまま卿のところに仕えるほうが面白いような気がします」

「貴殿もそう思われるか?実はわたしもそう考えていたところだ…閣下が納得される結果を出してから願い出てみるとするか」

「そうですね…閣下を納得させる仕事をしなければなりませんな…」

「(2人同時に)はぁ…仕事しますか…」



「すげがっだな!荒れ地があっちゅーまによー」

「んだ。こんだけの広さば開墾するちゃーすんげー時間かかるべ」

「こんだけしでもらっで次、リゼル様がお越しになったときに何もかわってねぇって言われたら、おらたち農家の名折れだべ」

「んだんだ。リゼル村の農家はリゼル様に負けない働き者だって言わせねーば、なんねぇ」

「家畜どももしっかり育ってきたしな、若い集も増えてきたんだし、ちゃんと教えてやんねーばな」

「んだな、孫どもに自慢できる畑つくんべ!」

「作業終わったら温泉さ行くどー!」



「旦那様、リゼル様が村にやってきております」

「なんだと!?噂の賢者様がついに村にお越しになられたか」

「はい、少し前に代官達とでかけたのを丁稚が見たと言っています。」

「なんだと、もっと早くそれを伝えぬか!後を追うぞ、きっと新しい商売のネタが湧いてくるはずだ」


「…旦那様、温泉が湧いております…」

「うむ、湧いておるな…湧く瞬間を見逃してしまったな…」

「噂に寄りますとクリムロード領内は温泉の聖地と言われているそうです。それを作られたのも噂のリゼル様だと」

「それが本当ならば、この地も第2の温泉の聖地と呼ばれる可能性が高いな…一度、クリムロード領を見学に行ってみるか…」

「旦那様、お供致します!」

(後日、商人と番頭は温泉教に入信をする。近い未来、リゼル村での温泉協会設立へと動き出す…)


〜 クザン・アラビスside 〜


「閣下、リゼル村の代官より報告があがっております」

「見せよ。ふむ、リゼル坊がまた面白い試みをしたようじゃの」

「リゼル卿がですか??今度は一体何を試されたので?」

「魔法で荒れ地を畑に変えおったわ、ははは」

「それほどのことをですか!?」

「あやつほどの魔法を使えれば可能じゃろう。普通の魔法使いがやったらすぐにマナ不足になるわ。そうだな、軍務卿にこう伝えよ。”訓練で荒れ地を畑に変えろと” 訓練と開墾両方出来る一石二鳥じゃと」

(その後、リゼル式ブートキャンプと言われ新兵たちの地獄の訓練と言われるようになる…)

新兵たちに黙祷!

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