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6歳 ダンジョンデビュー②

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20cm程の刃がスライムに襲いかかる。


「流石はリゼルだ!一回目で成功するとは何度か練習すれば体の中でマナを混合させることがスムーズにできるようになる。周りに冒険者いないからスライム相手に色々と試してみなさい。わかないことがあったら聞くんだぞ」


「はい、父様のファイアーカッターより刃が小さいのは何故ですか?」


「マナの比率の問題だな。今回は見本のために5:5の割合にしている。比重次第で色々と変更できるのが混合魔法の特徴でもある、良いところに気づいたな、さすがは俺の息子だ」


なるほど比率で色々と変更できるのか、これは応用が聞きそうだ。私はマナが切れる限界まで色々と試してみる。お昼休憩をはさみマナを回復させる。火魔法と風魔法の混合魔法は暴発せずにコントロールできるようになった。次は他の4大魔法を混合させるようイメージしてみる。


水魔法と土魔法で、泥の穴を作るイメージ 「マッド・ホール」

これは普段、”ノーム”と”ウンディーネ”に手伝ってもらってるからイメージはしやすかった。

落とし穴的に使えそうで個人的には気に入っている。リードとロンザが声を上げて驚いている。


水魔法と風魔法で、水を加圧させるイメージ 「ウォーター・ジェット」

高圧の水で切ったり穴を開けたりの前世の知識を有効活用。空気を圧縮させて水を飛び出すイメージ、まだ威力は全然弱いがこれは良い混合魔法が作れた。父様とリードが声を上げて驚いている。


ここまでは順調に魔法を混合できている。

私の作りたいのは氷魔法だ、現代知識をフル活用してオリジナル魔法に昇華させてみせる!


クーラーをイメージ…イメージ…イメージ。空気を圧縮させて冷気と暖気を体から放出…右手から冷気、左足から熱を輩出するイメージ…より体内のマナを高回転させるイメージ…空気をより高圧縮に…できた!右手から冷気が出てきている、マナ量を増やせば温度が下がる!!

次に体内の高速回転しているマナ…輩出される右手に水魔法…右手から冷たい水が噴出される…これを氷になるまで体内で水を冷やす…


「”スノー”」 

右手から雪を飛び出させる。全員がそれを見て驚嘆の声を上げる。


「もうマナの限界…これ以上は無理だぁ〜 みんな雪は出てましたよね?」


「リゼル、ちょっとあなた手から雪を出してたわ!? 雪の精霊と契約でもしたの!?」

「リゼル様、初めて見る魔法なのですがこれは一体!?」

「リゼル様すげー初めて見る魔法だー!」

「リゼル、おまえ一体何をした!?!?」

一気に質問が飛んでくる。風の護り手チームは何が起きたのか理解できずキョトンとした顔をしている。


「はい、色々実験して氷魔法を作成しようとしています」


「氷魔法!?!?!?」


”私の物語に氷魔法が誕生される”

ありがとう○○じろう先生!! 化学と科学…遠い記憶です…

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