表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

21/109

5歳 温泉計画②

良ければブックマーク...orz 

4人で屋敷近くの川辺へ移動




「リゼル卿、素朴な疑問ですがなぜ川辺なのですか?」


「温泉がもし湧き出た場合、排水のことを考えて川辺を考えました。川辺であれば温泉が熱すぎた場合に川の水で冷ますこともできます。」


「なるほど。排水と温度調整ですか、よく考えておられる。」


「では早速、掘っていきましょう。温泉が湧き出た場合、筒を通ってお湯を引き上げます。掘る穴の大きさは両手で輪っかを作れるくらいの大きさにしましょう。どこまで掘ればよいかわからないので交代で掘り進めましょう。」


「”ノーム” お願い穴の先の地面を柔らかくして ”ウンディーネ” 穴を開け始めたら水を穴に少しずつ入れて

最初は僕が掘り進めます。ロンザさん、マナがなくなったら交代しますのでお願いします。ディーは精霊たちに指示をお願い。リードさんは最初は井戸の深さくらいで水が出てきますのでそれを川に移動させて下さい。みんなで頑張ろう〜!」


「おー!(一同)」


掘り進めること数分


「リードさん、水が湧いてきました。これは川へ排水お願いします。湧いてくる水が暖かくなってきたら教えてください〜」


「マナ消費は大したことないけど、コントロールが必要になるな、これはよい修行だぞ!リゼル坊」


休憩をはさみながら、交代で掘り進める。


「硬い岩盤層だ。全員で力を合わせて、ここを掘り進めましょう。」


「リゼル卿、地下の水が暖かくなってる」


「リードさん、水が暖かくなってるってことは温泉がここから湧き出る可能性が高いです。これは期待できそうです!」


「おっしゃー!張り切って掘るぞ!ディー嬢、慣れてきたから、”ノーム”にもっとペースを上げるよう伝えてくれ!」


期待値が上がってきていることで全員のやる気が上がり始め、掘り進めること数時間、流石に疲労が見え始めた頃…


「大量の水が湧き出てきている、皆さん穴から少し離れて下さい、危険です!」


突然、穴から大量のお湯が吹き上がる。

数分で湧き上がったお湯は落ち着き始め、足元に湯溜まりが出来上がり始める。


「やったー!温泉でましたー!! みんな、温泉でたよ!!」

「おーすげー!魔法の力で温泉出たぜ!!」

「これが温泉?暖かいお湯が地面から湧き出るの??」

「リゼル卿やりましたね、温泉を自力で掘り出すことができるだなんて、これは非常に画期的な方法です!!」


疲れ果てながら、全員のテンションは最高潮。

リゼルの念願の温泉プロジェクトが成功した瞬間であった。


”私の物語に温泉卿への駆け足がスタートする”


5歳になり、護衛付き(4人行動)なら近くの外出は許可されてます。

温泉を沸かせる描写をどう書いてよいかわからないのでライブ感だけです…

(1℃上げるのに約30mくらい掘るのが一般的らしいです。浅いところから湧いたってことで)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ブクマ・ポイント評価お願いしまします!
小説家になろう 勝手にランキング
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ