第二話「自殺」
私達は待ち続けていた。
「何か」を
私達が出会った後、兵士がこう言い残したのだ。
「何かを待て。来れば試練が始まる」
椎名が言った。
「そういえば。皆、なんで死んだか聞いてないよね?これ話してれば「何か」も来るんじゃん?長くなりそうだし・・・」
紗希音が言った。
「そうですね。暇ですし」
真治が
「たしかに。聞きたいな」
優斗が
「皆さんの事知りたいですしね」
私は乗り気じゃなかった。どうせ皆同じだと思ったからだ。
「じゃぁ私から話す!!」
椎名が言った
「私は、バスケ部で、全国大会を狙っていた光臨学園のキャプテンだった。毎日毎日きつい練習で、選手励ましたり、いろいろな事に気を使っていた。だけどある日、転校生がやってきた。その子は名門惺窩{せいか}学園からやってきた。そこのバスケ部のキャプテンだったそうだ。もちろん選抜のメンバーになった。だけどある日コーチから言われた。「キャプテン辞めてくれないか?」と。その転校生にキャプテンをしてほしいといったのだ。今まで私は部員のために気を使ってきた。優勝にだって導いてきた。頭が悪いわけじゃなかった。なのにいきなり辞めろといわれたの。今までの自分が崩れていった。そしてこの世に大切なものがなくなったから学校の屋上から、転校生とキャプテンの前に落ちて死んでやった。でも今考えたら見返す事もできたじゃないかと思ってこの試練を選んだの。」
私は愕然とした。「もう一度」の希望があるなんて・・・
「俺も似てる」
と真治は言った。
「俺は、サッカーの特待生で高校に入った。サッカーだけがとりえだった俺に、苦労してこの高校に入った人達からは冷たい目で見られていたよ。ある日言われたんだ。「この高校に入った苦労を知れ」って。その日からいじめられたよ。机に落書き平凡ないじめがこんなにも悲しいないて思わなかったよ。それで、ストレスがたまって死んだ。グサッとナイフでね。でもな、サッカーだけがとりえの俺なんだから、サッカーで見返してやればいいと思ってこの試練に来た。」
二つの話が聞き終わっても「何か」は来なかった。
紗希音が言った
「真治くんに共通しているかも」
「私は高校受験のときにすッごく勉強したの。寝る間も惜しんで。受験の日も力を出し切った。しかし落ちていた。なんでなのか分からなくなった。実は裏口入学をしている人がいたらしいの。そのテストと私のテストをすり替えた。それを死って恨んだわよ。ずっとずっとうらみ続けた。死んでしまえばアイツも自分のした事を償おうと思うんじゃないかって思った。そして、その学校の屋上で首吊り自殺。でもそれより上の高校に入っていればいいだけだったなぁとおもって試練に参加したの」
椎名が言った
「この三人は共通してるね」
私自身驚いていた。希望を持ち続ける人間がいたなんて。
「僕は違います」
と優斗が言った。
「僕は高校に入ってがり勉だといじめられ、いやになっって死にました。だけど、いじめに負けない強い心を鍛えるためにこの試練を選んだ」
皆、夢、希望があった、この話を聞いて私の話は、恥ずかしくてできない。
「風香はなんで死んだの?」
と問われた。
「私は・・・」
言葉がつまる。
「いじめられて、すべてがいらなくなって・・・死んだ」
あまりにもそっけない話だった。
「まぁ人それぞれ悩みがあるものね」
と椎名がかばってくれた。
全員が話し終わったころ、暗い洞窟の中から一人の男がやってきた。
男は名前も言わずに
「ついて来い。試練をはじめる。」
といった。
これが「何か」なのか。?
私達は不安を抱きながらついていった。
不幸が始まる場所へ・・・
続きを書くの遅くなりました・・・^^;三話も今考えてます・・・^^;




