第一話「地獄」
ここは地獄。
自殺したり、大きな犯罪、殺人を犯した人達が集まり、裁かれる。
私は自殺をした人たちの一人。「佐々木 風香」{ササキ フウカ}毎日がいやになって死んだ。いじめ。親。友達。すべていらなくなった。好きな人にも振られ、
もうすぐ私も裁かれる。
しかし、周りを見るとおかしな場所があった。柵に囲まれていた。そこには4人の男女がいた。犯罪を犯したようにも見えない。自殺したようにも見えない。しかし、4人の共通点はひとつ。「全員高校生」ということ。私も高校二年だった。
こんな事を思っている間に、私が裁かれる番だった。私の前に裁かれた人は・・・どうなったんでしょう?
私は聞いた。
「アノ人たちは何なんですか?」
するとマスクをした兵士が答えた。
「生存者だ」
「生存者?」
地獄は死んだ人が来るところ。「生存者」=「生きている」と同じではないか。
「ナンなんですか?生存者って?」
すると、裁判官が答えた。
「また生き返るために試練を乗り切る物達だ」
私は耳を疑った。
{生き返る?自分から地獄の道を選んだって言うのに?}
「お前も行くのだぞ?生き返るための試練「生還試練」に」
私は首を振った
「行きたくありません!自分から地獄に来たのに・・・」
裁判官が
「じゃぁ、魂が燃え尽きるまで、焼かれたいのか?」
そう、私の前に裁かれた人間は、「焼き地獄」に連れて行かれ、まだうめき声が聞こえている。
{焼かれるより、試練のほうがましかもしれない}と思った私は
「わかりました。試練を受けます」
と軽く言った。
裁かれた後、兵士に手を引かれながらアノ柵の中に入れられた。
「あなたは何をしたの?」
と背の高い女性に問われた。
「自殺しました」
というと、皆は首をかしげた。
「なんで皆、高校二年で、自殺した人たちなんだろう?」
そう、この人たちも「自殺」した。というのだ。外見からは、人気のある、美男美女のような感じだった。
背の高い女性が
「私の名前は「風森 椎名」かぜもり しいな}よろしくね!」
眼鏡をかけた女性が
「私、「七森 紗希音」{ななもり さきね}と申します」
ジャージを着た男性が
「俺、「結城 真治」{ゆうき しんじ}ヨロシク」
小柄な可愛い顔の男性が
「僕、「風紀 優斗」{ふうき ゆうと}です」
皆、とっても優しい顔をして、笑顔があふれていた。皆、本当に歓迎してくれているように見えた。
しかしそれは、「不幸」の前触れだった。
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