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「治らないのか?」


「俺も詳しくはわからないけど、両親が手術の話をしてるのを聞いたことがある。」


「そっか、大変だな。」


「いや……あー、この話は小春には内緒な。あいつああ見えて気を遣うやつだし、運動以外は普通に学校生活もおくれてるから。」


「わかった。」


頷いたものの、政宗の胸はズドンと重くなった。まさかこんな身近にハンディキャップを抱えた人がいたとは思わなかった。しかも幼なじみだ。見た目は全然普通なのに、見えない部分に障害がある。そういう人もいるんだと、初めて実感した出来事だった。

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