表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ストーカー竜娘と復讐鬼の王子様 ―今、あなたの後ろにいるの―

作者:逢月 悠希
ある国の深層。
強大な勢力の名の下、“商品”として売られる人たちがいた。
国家絡みの圧政に抗う青年たちは、そこから一人の少女を救い出す。

少女が知らない、眩しくて、温かい世界。
彼らとの出会いは、あまりにも救いだった。
だからこそ、彼女は青年たちと共に在ることを願った。

『横に並び立ちたいとか、光の下で一緒に生活したいとか、そんなワガママは言わないから』
『……日陰者でも、構わないから』

祈りにも似た想いを胸に、少女はひとりの青年の背を(※物理的に)追い始める。
本人も“多少は”自覚していたし、周囲はもっと理解していた。
それが紛れもない——“ストーカー行為”であることを。

やがて(※そこそこ悪質な)ストーカーと化した少女は現実を知る。
青年たちは、深い傷と喪失を抱えながら、復讐の闇に堕ち、それでも誰かを救おうともがく、矛盾だらけの生者だと。

この人たちの、力になりたい——未熟な決意と依存を抱えたまま、少女は彼らと共に戦う道を選ぶ。

残酷が当たり前の世界で、これ以上、誰も涙を流さずに済むように。
そして否定し続けた自分の存在意義を、掴み取るために。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ