舌麻痺と治療、回復へ 2024年6月末~7月末
6月下旬から始まった舌の麻痺。
自力での飲食ができなくなってしまったため、シリンジを使って流動食で栄養を摂ってもらっていました。
猫風邪を繰り返した末の症状でしたがMRIを撮っても原因がわからず、途方に暮れてしまい……
とにかく神経の症状だから、動かしていれば回復するはずと一縷の望みをかけて給餌を懸命に続けたところ、少しずつ体調は上向きに。
ピーク時で6kgはあった体重が4.8kgまでに激減してしまったのですが、それでもデb……いや、むしろ体重が超過傾向だったからこそ、ある程度体重が落ちても体力維持できてたところはありました。
給餌は一日に三度、一回あげるのに40分はかかってました。しかも猫缶をすり鉢で潰していたためかなりの手間でしたが、それでも治ってくれるならと頑張ってたなぁ……
仕事も出社はせず在宅勤務、出張も全部断ってました。上司の一人にだけ本当の事情を伝えていたのですが理解してくれ、全力でお世話に当たれたのがありがたかったです。
2024/6/26
設備が整った、別の動物病院へ。
血液検査の結果は異常なし、口の中にも目立った異常は一見するとない。
神経の問題かも知れないため、高度動物医療センターを紹介してもらう。
抗生剤は別のものに変わる。
空腹のせいか、この頃は吐き戻しが結構ひどかった。
この時もらった療法食の猫缶をシリンジであげるように。
まだ体重が減っていくのが痛々しい。。。
2024/6/30
かかりつけ動物病院。
この日から猫缶も一定量を定期的に強制給餌開始。
高度医療センターへかかることを伝え、その結果を連携してくださいと言われるが…
また体重が落ちてた。
2024/7/4
高度動物医療センター。
事前のレントゲンと血液検査は問題なし。
全身麻酔してMRIを撮った結果、腫瘍や癌は完全に否定。舌そのものにも全く異常はない。
舌ペラ病(猫ではなくコーギーに特有の病気らしい)に効きが良いステロイドを処方。
強制給餌は続けていく。
かかりつけ動物病院にここへ話をするよう依頼していたが、ここの担当の先生の様子を見るとそんな印象はなかった。
かかりつけから本当に連絡が行ったたのか怪しい。
多少緩やかになったものの、やっぱり体重減。
これ以降のかかりつけを、設備が整っていて治療費も安い6/26に行った病院に変える。
2024/7/上旬
流動食を減らして猫缶を増やし、決まった量と時間に給餌継続。
体重減少は格段に緩やかになり、吐く回数も激減。
2024/7/14
高度動物医療センター。
少しずつ良くなってきていることを報告。
ステロイドの量が半分になり、ビタミンB12を頼んで処方してもらい投薬開始。
体重は4.8キロくらいで落ち着いた様子。
この日以降、少しずつ舌の動きは改善の兆候が見えてくる。
2024/7/下旬
顔洗い、毛繕いが少しずつできるようになってきた。人の手や顔も舐めてくる。
好物であれば一口だけ食べて、カリカリも調子がいい時に自分から食べようとすることがある。
鼻も少し舌が届くようになったのか、起きてる時は湿ってることも多くなってきた。
体重は4.8kg前後を維持
2024/7/末
おいしい口ができるようになって、鼻にも舌先が届くようになってきた。
シリンジを使っても噎せることがなくなって、毛繕いも完全に復活。
舌の動きがだいぶ戻り自力で食べられるようになってきた。Ad缶をモンプチのテリーヌ缶に変える。
まだ全部自力は厳しいみたいなので、すり潰して水をプラス且つシリンジを併用。
水分が自力で取れるようになるのは多分最後だから、当面は全部猫缶にしておやつをドライ系にする。
髪ゴムをカミカミさせて、口周辺のリハビリ継続。
体重は変わらず。