表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/98

王庭にて…

今回短くてすみません。

誤字脱字訂正、★、いいね、ブクマ、ありがとうございます。

「ファビア嬢。舞踏会が終わったら公爵邸まで送るから、またさっきの部屋まで来てくれないか」


「はい。ありがとうございます。ですが、父が来ておりますので父と共に帰りますわ」


「そうか。公爵と帰るのだね。わかった。ではまたね」


よかった。これで注目されずに済むわ…。


ファビアはその後、無難にダンスを何回かこなし、父と合流すると主要な貴族への挨拶に回り、今日の公爵令嬢としての任務は全て終えたので少し風にあたろうと王宮の庭に出た。


王宮の庭は広く、舞踏会や夜会などでは若い令嬢が外に出ていると襲われるという話もよく聞くが…ファビアの場合、襲われたって一撃で倒せるくらいの自信はあるし、剣術を本格的に習い始めてから気配を感じる力も強まっているから少々なら大丈夫だろうと、少し奥まで行ってみる。


とにかく人のいないところに行きたかった。


悪口だけ鮮明に聞こえるというのも疲れるのだ。


少し先にあるガゼボに腰掛けようと、スタスタ歩いていた時のことだ。


それは不意の出来事だった。


後ろから、口をふさがれたのだ。


えっ?!

何も気配を感じなかった!


心臓がバクバク鳴り響いている。


だが、冷静にならなければと、相手のみぞおちに肘鉄を食らわせようとしたのだが、相手のほうが上手だった。


躱され、くるりと相手と向かい合う形に身体を回転させられてしまう。


「きゃっ!」


さすがに絶体絶命のピンチと思って顔を見たら…


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 違う価値観に触れ、レイナルド殿下の成長のきっかけになれば良いなぁ・・・ ディエゴ殿下推しの身としては、応援はしないがライバルとしての成長に期待します! [一言] ぬぉ!? 急展開!? …
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ