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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

【超短編】善人しか居ない世界で俺だけ外道に堕ちてみた

掲載日:2020/05/24

こんなタイトルとはまさに外道!

異世界転移したら、この世界には善人しかおらず、俺はとある都市の市長だった。


そこで俺は権力とチートスキルで好き放題始めた。


金も女も、思いのままだぜ!


そして俺は『悪』として勇者に討伐されることになった。



「あなたがこの都市で好き勝手をしている市長ですね」


この世界の勇者は悪である俺に対しても丁寧に喋ってくる。


「そうだ!」

「心を改めれば許されますよ」


なんて甘さだ!


「聞けないなあ」

「ならば討伐するまでです!」


勇者たちは剣を抜いた。


「この聖剣ミネウチカリバーで傷一つなく捕らえてやります!」


この世界の住人はどこまで甘いのか。


俺はその攻撃を受け止めるかのように右手を差し出す。


「魔法か?!しかし遅い!」

「『市民シールド』!」


いきなり俺の差し出した手の先に一般市民が1人出現する。


「うっ!」


思わず剣を止める勇者。


「なんと卑劣な!実家のお母さんは泣いているぞ!」


『うさぎおーいしー』


と、仲間の吟遊詩人が歌い始めた。


「異世界から来た俺が故郷の事など知ったことか!今度はこちらの番だ!」


俺はさらにスキルを使う。


「くらえ!『市民ミサイル』!」


老人や子供など、受け止めなければ大怪我をする者達を勇者達に向けて発射する。


「いかん!受け止めるんだ!」

「わぁ!」

「こっちだ!」


どうやら無事に全員受け止めきったようだな。


「まさかこれ程の外道とは!」

「何を言う?本当の外道行為はこれからだ。『市民バインド』!」


ぎゅうっ!


助けられた市民たちが勇者たちをがっちりとホールドする。


「なっ?!この力は?!」

「ぬ、抜け出せん!」


さあ、仕上げだ。


「貴様らにいいものをくれてやろう」

「な、何をする気だ?!」

「これだ!『名誉市民認定』!」


「「「ぎゃあああ!」」」


こうして勇者パーティは新たな我が市民しもべとなった。







さあ、お楽しみを続けようか。


「市長様、お呼びですか?」

「ふふっ、わかっているだろうな。貴様が逆らえば家族はどうなるか?」

「ど、どうか年老いた両親と妹たちだけはお許しを」

「ならば俺に奉仕するのだ!その体でな!」






そして今日も俺は若い女性の膝枕を堪能する。


日替わり膝枕とは、なんという至福。


「し、市長様。おやつのプリンにございます」

「よし、食べさせろ」

「は、はい」


ふっふっふっ。


1日に3回もおやつを食べる外道はこの世界で俺ひとり。


さあ、今度はどんな外道な命令をしてやろうか?





「市長様!じ、実は貴方様のことが好きです!愛しております!私を抱いてください!」

「え?ま、待ってくれ!そういうのは…まずお友達からで頼む!」


どんなに愛されてもそれを受け入れない、まさに外道!

お読みいただきありがとうございます。

タイトル詐欺っぽくてすみませんでしたm(_ _)m

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