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妄想の帝国

妄想の帝国 その25 預かれません消費税、いや預かり金じゃない消費税、一体何なの消費税!

作者: 天城冴

消費税増税後、経理担当他、事務作業が膨大になったとある中小企業。煩雑な作業に怒り心頭の事務員ダン他の面々は、国税庁に対しデモを企画。”中小企業は消費税なんか預かれない!本人から徴収しろ!”の合言葉に同じような境遇の会社員たちが集まり予想以上の大規模なものに。いつもとは違う雰囲気のデモ隊に慌てた国税庁長官ザガワはなんとか場を収めようと、あるビラをまくのだが…。

自然災害と増税に痛めつけられつつもクリスマスに正月には浮かれるニホン国のとあるビルの一室。今日も夜遅くまで灯りがともっていたが、中の人々は外の喧騒とは裏腹に憂鬱そのもの。

「ああ、まったく消費税増税のおかげで、とんだとばっちりだわ。記帳が本当に大変。どっちが軽減税率かいちいちパンフとかみないとわからないから、なかなか進まないのよー」

と入社30年のベテラン女性社員ダンがつぶやくと、パソコンをはさんだ向かいの席で

「こっちも大変だよ、ダンさん。増税のせいで請求書とか書くのが面倒。パソコンで元つくってあるからいいけど、また何年かしたら、もっと難しくなるんだろ、もうワシはついていけんかも」

と、薄くなった頭髪を撫でながら男性がぼやく。

「あのう、モン課長、こっちだって大変なんですよ、年末調整の問い合わせがすごくて。いつもはギリギリまで書類とか持ってこない人が、“これって控除になるの?”とか“医療費控除ってどうやるの”って。もう、医療費控除は確定申告じゃないと駄目って毎年言ってるのに」

と、人事担当の30代前半の女性社員が文句を言えば

「みんな、自分でやらないからわかんないんですよ、エヌさん。だいたい副業解禁になったら、年末調整なんてやる意味あるんですかね。一年の収入が把握できなきゃ、あんまり意味ないでしょ。副業収入あるなら確定申告でいいじゃないですか」

と年末調整のやり方を教わる20代男性社員も答える。

「消費税増税のせいかどうかわかんないけど、ほんと大変になったわよね」

「そうだよな、便乗値上げって言われるけど、いろいろ税はあがるし。社会保険も市県民税もすごい、給与明細見るのが怖いよ。ワシは引退したいのに、これじゃ老後の貯金も無理」

「計算する方も大変なんです。いっそ税金なんか預からずに自分で払ってほしいです!」

「そうですよね、他で稼いでるなら、会社に任せなくていいじゃないですか。だいたい給与低ければ預からないでしょ、所得税とか。収入が不明なんだから会社が預かったって不足するかもしれないし」

若者の声に、ダンはハッとした。

「そうだ、アル君、あんた、良いこと言ったわ」

「な、なんです」

「消費税も預からなきゃいいのよ、赤字なんだから」

「へ?」

「だいたい預かるのは、払う余力があるからでしょ!赤字の中小企業なんて無理にきまってんじゃないの、社長が資金繰りで右往左往なんだから。お金預かるなんて無理」

ダンの主張にエヌも呼応する。

「そうですよ、市県民税、所得税だって、給与少なけりゃ差し引きできないし。赤字会社なんてお金ないし、預かれるわけない。いっそ、ぜんぶ税務署が直接徴収すればいいんだわ!」

「ネットで稼いでる連中なんて、総所得こっちじゃわかりませんからね。どうせ申告しなきゃなんないんなら、こっちが計算して税務署に出すのは二度手間で、非効率、非生産的ですよ」

若いだけあって今までのやり方を変えるのに抵抗のないアル。

「ワシも、再雇用とかになったらバイトしなきゃなんないからな。いまから申告のやり方を覚えといたほうがいいかもしれん。だいたい今の営業事務はもう続けられるかわからん、電子決済主流になったら、もうついていけない」

と消極的賛同するモン。

「でも、一体どうやったら、預からなくてすむようになるか?俺らで愚痴ってても、しょうもないだろ、ダンさん」

「デモとかするのは。あと署名やるとか」

「ハードル高くないか」

渋るモンにエヌが提案する。

「SNSで参加よびかけるとか、ネット署名って手もありますよ」

「俺、ネットでやり方調べてみますわ」

アルも賛同。

こうして中小企業の社員たちの愚痴から始まった主張は、SNS時代にふさわしく、あっという間にひろがった。


「国税庁は仕事をしろ!消費税、所得税、市県民税は本人から徴収しろ!」

「イートイン脱税ってなんだよ!客が途中で気を変えたって、預かりなおしはしなくていいって言ってたくせに!」

「社員や客の税金を預からせるな!そんな余裕はない!」

「自分の会社の経理、記帳も大変なのに、なんだって他人の税金預かって計算して払わなきゃいけないんだ!」

「年末調整の書類書かされた上に、副業で確定申告しろって!個人番号何度も書かなきゃいけないし、無駄なんだよ!」

国税庁の建物を取り囲み、口々に主張を叫ぶ人々に、発起人であるダンも嬉しい驚きを隠せない。

「いやあ、私が言うのもなんだけど、まさかこんなに人が集まるとは、思ってなかったわ」

「不満に思ってる人とか結構いるみたいです。まあ野党の支持者とかデモをしょっちゅうやってたから、そういう人もいるみたいですけど」

エヌが周り見ながら返事をするが、アルはそれを否定するかのように手をふった。

「そうでもないですよ。あの人らより、俺らみたいな会社員が多い、今日は日曜ですし」

「あ、そうか、お店やってる人は来ない、っていうか、来れないわよね。土日祝日のほうが休めないし」

「消費税反対の人は小さい店とか親方とか多いみたいだから、日曜とか逆に無理な人もいるんで平日とかにデモやることもあるらしいですけどね。今回はちょっと、違いますから。発起人がダンさんだし」

「私はタダのオバちゃんよ。まあ、今の与党は気に喰わないけど、野党支持者ってわけでもないし。ただ、預かれないのに無理に預からせるのはオカシイって言っただけで」

「やっぱり、なんか変だとおもってた人は大勢いたってことでしょう。考えてみれば源泉所得税とか納付は半年に一度とか、いろいろ猶予制度あるのに、消費税は予定納税だけって大変ですよ。遅れると延滞税とかあるし」

「そうねえ、私も調べたけどさ、ヨーロッパとかだと毎月納税とかだし、旅行者とかは自分で還付の手続きするのよね。ニホンとかだと、売る方が還付ってなんかしっくりこない」

ダンが首をかしげるとエヌも

「うーん、なんかよくわからないとこありますよね。預かりを払えっていえばそうですけど。だったら、預かれないから自分で納めてって選択肢もありそうだし、預からなきゃだめって法律あるのかしら」

「いや、そういう法律はないみたいですよ、野党サイドの税理士さんのサイトとかには事業者が絶対に預かるとは法律に書いてないってあるし」

と、アルがスマートフォンの画面を指さす。

覗き見る三人

「あ、なんだ、じゃ、預からない選択肢もあるんだ」

「もう、消費税は消費者が払うってことで」

「あ、レシート取っといて、医療費控除みたいなので、申告。いっそ最初に税取って還付でもいんじゃないですか、そのほうが嬉しい」

とまとまりかけたところで

「それじゃ脱税とかあるかもしれんだろ!申告しない消費もあって」

遅れてやってきたモンが怒ったように口を挟む。

ムッとした様子でアルが言い返す。

「でも、モンさん税金って自己申告が基本じゃないんですか、所得税とか本来自分で計算して払うもんなんでしょ」

「まあ、そうだけど。それじゃ、俺らも税務署も大変だし、その」

「そうやって、勝手に徴収されてるから納税意識が薄いんだろって、外国の奴等にバカにされんですよ」

「あ、それはそうよね。ウチの旦那とか、給与明細とかロクにみないもんだから、税金払う意識なし。退職してレストラン開くとかバカ抜かすから、自営業の税金、どれぐらいかかるか予測して計算してやったら腰抜かしてたわよ」

驚いていた夫の顔を思い出したのかダンがおかしそうに笑いだした。

「普段、意識しませんけどね、給与明細みると税金取られてる感ありますよ。だいたい、なんでこんな給与低いのに税金引かれるのかって思ったら、税率とかこれでいいのかって考えますよ」

とアルがため息をつく。

「税金、自分で計算すれば節税意識も高まって、色々調べるようになるわよね。そうするとなんかおかしいって思うこともあるのよね。税金の取り方とか使い方とか」

「応能の負担だっけ、やっぱ取れるとこから、取って、預かれるとこは預かるけど、無理なとこは勘弁してって言いたいわけよ。で、しゅぷれ、えっと」

「シュプレヒコールですよ、ダンさん」

「そうそれ、“赤字企業は消費税預かりを免除しろー”」

ダンの声に続き、聴衆の声があがる。

何年もやってきたことでも、ふと考えてみておかしいと気が付けば正すために行動する。

そんな当たり前のことに目覚めた人々が一斉に声をあげる。


一方、声をあげられた国税庁のビルの一室。

「ま、まさか消費税反対ではなく、預かり反対の声があがるとは」

と、頭を抱える国税庁長官。

「いつもの野党のデモではないようです。その、一般OLとか、会社員それも、経理とか人事とかで、それで特別に日曜のデモを許可しろ、役人もでてこいと強引に、その」

「う、ううむ。署名をみてもわかる。ご丁寧に○○社経理課長だの、なぜか役職とか書いてきたのがいたからな。まあ、それだけ会社員にも不評であると言いたいのだろう。経理、人事の業務が煩雑になりすぎているからな、軽減税率やらインボイスで」

「そのインボイスですが、営業担当者たちから、別の署名、“インボイスは無くせ”も提出されてます。理由の一つが、その、隣国の制度を真似るとは何事かと」

「あいつらのなかには異常なほどの隣国嫌いがいるからなあ。優れた徴収制度なら真似するのは当たり前だろうに、それで隣国は滞納が減っているのだし」

「やりすぎて制度見直し案も出ていると聞きますが、とにかく、この騒ぎをなんとかしないと。いつもの野党のデモとは違い、解答がでるまで動かないという強者もおりまして」

「退職間際のオヤジたちか。まあインボイスの複雑さについていけず、再雇用もままならないかもしれないことに危機感をかんじているのだろうが、税施行後にそんなことをいうとは」

「奴等も知恵をつけておりますからな。野党の“遡って消費税廃止”という主張にふれて、“俺たちもやればできる”という根性論で座り込みしているようで」

「うーん、消費税だけでなく、すべての税を直接徴収となると大変だぞ。とはいえ、預かっている税という主張だと、すべて同じ預かり金とみなされかねないし。せ、せめて消費税だけでも、その」

と長官が悩んでいると

「あ、ありました、消費税は預かり金でないという例の判決文」

職員の一人が息を切らせながら部屋にはいってきた。手には古い判決をプリントアウトした紙。判決文をざっと読んだ長官は職員に紙を返して命じる。

「よ、よし。野党の主張を借りるのは口惜しいが、この場を収めるためにはこれしかない、急いで印刷してばら撒け」

「は、はい」

大量印刷のため、大量コピー用のプリンターのある一室に再び走って向かう職員。

「ふ、ふう。今夜は家に帰れる、よな。去年の国会のときのように、資料を破棄したぐらいでマスコミだのなんだのに追い回されるのはかなわないし」

と国税庁長官はホッと一息ついた。


バラバラ

突然デモ隊の上に、ヘリコプターでまかれたのは、大量のビラ。

「何、これ、“消費税は預かり金ではない、地裁の判決にはこのように、消費税は物価の一部であり、…“。なんだ、地裁の判決で預かり金じゃないってさ」

「ふーん、じゃあ、やっぱり払わないと駄目なの?会社が」

「物価の一部っていうから、そうじゃないのかなあ。預かりじゃないなら法人税とか事業税と同じってことなのかなあ」

ビラを手にした人々がつぶやく。

と、ここまでは国税庁の予測通り。

が、しかし。

「じゃあ、売り上げの一部ってこと?それじゃなんで消費税っていうの?」

「預かり金だから納税ってポスターあったみたけど、あれは嘘か、国が嘘をついてたってことなのか!」

「輸出企業の還付金って、預かりじゃないなら還付とは言えないんじゃないか。輸出戻し税なんて言い方オカシイって書いてた学者いたけど、野党の主張の方が正しいじゃないか」

「税理士に預かり金だから払えって言われたって社長言ってたけど」

と、疑問を抱く人々のほうが多かったのだ。

 どうも国税庁長官以下役人たちは大きな勘違いをしていたらしい。消費税は預かり金でないと主張すればこの場は収まると早とちりして、かえって火に油を注いでしまったようだ。

 ダンは自分のガラケーを取り出し、とある番号に電話した

「ちょっと、センセー、消費税は預かり金じゃないって国が言い出したわよ、どういうことよ。は?休み。わかってるわよ、そんなこと。でも今お役人がそういったビラまいてんの、あんた嘘ついたの、社長に言って契約を…、あれ、切れちゃった」

「ダンさん、どこに電話したの、まさか」

恐々聞くモン。ダンは

「税理士のセンセーに決まってんでしょ。いっつも“ちゃんと帳簿付けてくださいね”ってうるさいのに、自分の方が間違ってたのよ、消費税は預かり金ですって言って。この国税庁のビラと反対のこと言ってたのよ。もう、それ信じて、こんなデモ企画した私がバカみたいじゃない。だから、文句言ってやったの」

「そのう、間違いではないかも、だって学者とかも本に書いてますし」

と、カバンから新書をだすアル。エヌも

「あの、預かり金って、たいていの税理士さんはいってるみたいですけど、野党サイドって人はそうじゃないけど」

「え、どういうこと」

「ひょっとして、国の方がわざと言わなかったんじゃ」

「ワシら今まで騙されてたの!ちゃんと払わんとダメですっていっちゃったよ、あちこちで」

モンが叫ぶが、叫びたいのは税理士、学者のほうだろう。

 今まで顧客、読者、視聴者に散々“消費税は預かり金”と主張し、野党を揶揄する道具にまでしたのに、そうではないでした、と国のほうがいいだしたのだ。しかも

「どういうことよ、先生!お客様から預かったものだからと自分の報酬下げて、従業員にも泣いてもらって消費税払ってきたのに、預かりじゃないなんて!他の税理士に頼むわよ!」

「嘘の内容書きやがって、本の代金返せ、謝罪声明出せよ出版社!」

「あんたのとこの教授は間違った主張を学生に教えるって、明日にも勤務先の大学に電話するかな!」

デモ参加者が次々に契約している税理士、著作で預かり金主張した学者に電話をかける。もちろん、ツィッターでつぶやき、ブログに書き込み、相手のHPに怒りのコメント、メールありとあらゆる方法で苦情、文句、そのほかもろもろを送信した。

 いきなり身に覚えのない大量の批判を送り付けられた方はびっくり仰天。すぐさま、テレビ、ネット、現場で事態を確認した。

「しょ、消費税は預かり金じゃない、そんな馬鹿な」

「し、試験にでなかったぞ」

「30年も前に判決あったのか、なんで黙ってた国税庁!」

と今度は税理士、学者が怒り心頭。

 消費税は預かり金ではないと主張する税理士、学者もいたので、知らなかった税理士たちにも責はあるだろう。しかし、預かり金的などと曖昧模糊とした主張をしたのは国税庁、彼らはそれを素直に聞いたにすぎない。それが、いきなり預かり金的で、預かり金じゃないんです~などと真逆のことをいいだしたのだ。おまけにそのせいで、顧客、読者、その他大勢から攻撃をくらっているのだ。彼らが国税庁に憤るのは当然といえよう。

 自宅、外出先、そして国税庁の建物前で、インテリたちの国税庁への猛攻撃が開始された。

「どういうことです、預かり金ではないという見解があったということですが、どう説明していただけるんです」

「そちらの見解をもとにして、こちらは文章を書いているんです。はあ、預かり金的とちゃんと書いてある?預かり金と、どう違うんです、そんな玉虫色の見解を出されたら困る!」

「顧客から“嘘つき税理士とは契約を切る”といわれました。国税庁が今まで消費税を預かり金といっていたのに、逆のことをいいだしたためです。顧客を失った損害を賠償していただきたい!」

と、丁寧で論理的そうだが、実は批判、非難の電話、メールを国税庁にかけまくる。対応する職員はたまったものではない。

「は、はい、その件はその、すみません、明日に。え、今すぐ顧客に説明しろ、でないと契約切られるからって、そんな」

と、知能レベルの高い連中の嫌味にみちた電話応対に疲労困憊。休日で、職員がすくないので、ついに長官自ら対応することになった。

「いや、その、“今更そんなことを”っておっしゃいますけど、だいたい、この判決は前からあったし、預かり金ってはっきり書いてない!預かり金的性格をもつものだ!え、私、国税長官、ザガワだ!」

「わー、長官、相手を怒らせないでくださーい。あ、もしもし、失礼しました。え、長官はザガワって、はい、そうです。わー去年の国会のダンマリの件を蒸し返さないでください!公文書は国税庁では破棄してません!え、預かり金でないこと黙ってただろって、その、今の長官だけじゃ。わ~国税が長年隠蔽って何事って、いや、そうじゃないんですうう」

脛に傷持つザガワ長官が逆ギレしたせいで、長官の過去の悪行まで再びさらされ、大混乱の国税庁。

「わー、今日も家に帰れんのかあ」

長官以下全員が叫ぶ。

そして建物の外でも

「預かり金か、そうでないのか、はっきりしろー」

「こんなワケのわからない税制である消費税はやめろー」

「消費税は、やっぱり廃止!」

と元々のデモ隊に加え税理士、学者らも参加した怒りのシュプレヒコールが続いていた。


どこぞの国では消費税増税で景気冷え込みなのにトップたちは豪勢に飲み食いやりたい放題だそうですが、早く野党共闘などしていただき消費税廃止になってほしい、と考える事務員さん、税理士事務所関係者は少なくないと思います。

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