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働きたくない高校生能力者  作者: 小宮  颯
3/4

寮の整理

三話目です。

読んでいただけると嬉しいです。

その後、トイレ掃除は昼に始めたのにも関わらず、終わると6時になっていた。この学校はやはり広かった。


そして、俺達は今、寮の管理人に部屋の鍵をもらい、部屋の中にいた。

でも、


「部屋二つあるったって個室一つはひどいだろう。」

「…個室貰う。」

「はぁ?なぜそうなる?」

「…レディーファースト。」


うっわ、無表情でもどや顔って出来たんだ。うざっ。


「やだよ。男女は平等であるべきだ。平等にじゃんけんだろ?」

「…分かった。」


ヤバい。何かムスッとしてる。畜生。何かかわいい。小動物的なかわいさだ。



結果、負けた。五回して全部負けた。

そういや忘れてた。俺、肝心なところの運勝負って絶対負けてきたんだった。

取り敢えず、石動は個室、俺は…リビングダイニングキッチン?ぽいところに寝ることになった。良かった。ソファーがあった。

その後は、お互い荷物の整理をした。

俺の荷物おくところが非常に狭かった。個室が羨ましい。

整理が終わると、午後9時になっていた。

うぇぇ、学食終わってるだろ。飯どうしよう?


「石動、お前飯どうすんの?」

「…コンビニで買う。」

「おぉ、じゃあ行こう。」

「…コンビニどこにあるの?」


マジかぁ、こいつ場所わからないとこに行こうとしてたのか。すごいな。


それから俺達はコンビニを探した。三十分ほど。ここまでコンビニが見つからないのってある意味才能だと思う。

しかしそれ以上に驚く事があった。


「なぁ、お前弁当の買いだめはよくないと思うぞ。それもコンビニ弁当を。」

「…?」

「ん?何か変なこと言ったか?」

「…買いだめなんてしてない。」


…は?

コンビニ弁当5パックとおにぎり三個買っといて何言ってんの?


「お前それ今日一日で食うの?」

「…」コクン


わぉ、こいつすげぇ。

よく太らんな。


それから寮についたら、もう10時でした。もう寝たい。

つうかこいつ飯食うの俺より早いってどういうこと?量ヤバいよな?

こいつだけ早送りになってるみたいな食い方してるぞ。あ、何か落とし…は!?ヤベェよこいつ、箸でキャッチしやがった。

そして、飯も食い終わり、どちらが先に風呂に入るかじゃんけんかと思っていたが、


「…先にどうぞ。」

「ん?いいんか?」

「…朝引っ張ってくれたお礼。」


謎の優しさが出てきた。ありがたい。


風呂からでたら、あいつは部屋にこもっていた。


「おーい、風呂あがったぞー。」

「…んー。」


というやりとりをすると、俺は、

ソファーに突っ伏した。いろいろあったせいか、すぐに眠りについた。



どうでしょうか?

風呂上がり姿の麗の描写はまた今度書きます。

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