表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
発射のあとで  作者: xjw
3/30

頭半分

 気がつくと病院だった。

 優しそうな女性の看護師が、僕に挨拶した。

 トイレに行きたくなった。

 鏡がある。

 そこに僕の姿が映っていた。

 頭の半分が、機械になっていた…。


 トイレからの帰り道、キレイな、同じ年頃の女の子に会った。

 彼女の頭部も半分くらい、機械だった。

「あなたも自殺しようとしたの?」

「ああ…」

「私も…」

 彼女が微笑んだ。

「私、カナ。よろしくね」

「僕はヒロ」


 ベッドに戻って考えた。

 銃。あれは現実だったんだ。

 僕は頭を撃った。しかし、死ななかった。

 じゃあ、あれは…、サチとユリの世界はなんなんだろう?


 僕は眠った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ