第64話 マシュマロ彼女との同棲生活
※性描写はありませんが、R15的描写があるので閲覧に注意してください。
とある証券会社で優はパソコンで書類を作っていた。
(終わった~!)
優を両腕をぐ~んと上に伸ばす。
「山城君。お疲れ」
部長の高岡遼太郎が話しかけてきた。
「お疲れ様です。部長」
「今日は金曜だし、飲みに行かないか?」
「すみません。今日は遠慮しておきます」
「そうか」
「また誘ってください!仕事とか色々教わりたいので!」
「あぁ」
「では失礼します!」
優がオフィスを出ていく。
「山城君凄いですね。仕事もほぼ定時に終わらせて」
「彼女さんと同棲してるからな」
「部長も結婚して子供もいるじゃないですか。早く帰ってあげたらどうですか?」
「うちのかみさんは怖いし、娘も反抗期で冷たいから帰りにくいんだよなぁ~」
「部長が怒られるようなことしてるからじゃないですか?」
「そうかなー?……」
「飲み、付き合いますよ」
「ありがとう」
とあるマンションの一室。
キッチンで穂乃花は豚肉を包丁で切ると、それを器に入れ、醬油、料理酒、みりん、砂糖を加えて混ぜる。
ある程度混ぜると油を熱していたフライパンに入れて炒める。
(あとはお肉の色が変わるのを待つだけかな?)
菜箸でお肉を炒めていると、玄関が開く音が聞こえると急いで玄関に向かう。
「優おかえり!」
優が視界に入ると嬉しそうに抱きつく。
「おっと!ただいま」
「ご飯もうすぐできるよ」
「いつもありがとな。穂乃花も働いているのに」
「ううん。うちは優より時間あるから!」
穂乃花は皿に豚肉のしょうが焼き、千切りキャベツ。茶碗に白米をよそう。
「優!ご飯できたよ!」
「こっちも今、洗濯干し終わったところだ」
二人は席に座るとお互い、手を合わせる。
「「いただきます」」
二人はご飯を食べながら会話する。
「美味しいね」
「ありがとう!」
穂乃花は自分の手料理を美味しそうに食べる。
「最近、仕事どう?」
「まぁ……営業は慣れてきたかな。穂乃花は?」
「うちもようやくケーキ作らせてくれるようになったんだ!」
「そうか。よかったな」
「持って帰ってきたから後で食べてよ!」
「あぁ!楽しみだな!」
ご飯を食べ終わると穂乃花はキッチンで洗い物をしようとする。
「優、先にお風呂入る?」
「穂乃花が先に入りなよ」
「うちは洗い物するから」
「それは俺がやるから」
「でも優、仕事で疲れてるじゃん」
「それはお互い様だろ」
言い合っていると穂乃花がクスッと笑う。
「何笑ってるんだよ?」
「高校生の時の優の誕生日で家に泊まった時も同じこと言ったなって」
「そんなことあったな……」
あれから結構時間が経つ。
「じゃあ……俺も手伝うから一緒に入るか?」
「えっ⁉」
お互いの頬が赤くなる。
「それは……ちょっと……」
「なんだよ……あの時は俺になら見られてもいいって言ってたじゃん」
「言ったけど……その……最近ケーキ何回も作って、何回も食べたから……もっと太っちゃったから……お腹見られるの恥ずかしい……」
穂乃花の恥ずかしがる表情にドキドキする。
「ダメ……?」
「……一緒に入りたいの?」
「うん……」
「じゃあ……早く洗い物終わらせよ?」
優は心の中でガッツポーズした。
夜遅い時間になると、穂乃花は眠そうにあくびをする。
「眠たいか?」
「うん……」
「いっぱいお酒飲んでたからな……そろそろ寝るか」
二人はベッドに転がると布団を被る。
「おやすみ穂乃花」
「……」
穂乃花は眠そうに優をじっと見つめる。
「どうした?」
「……」
穂乃花は見つめた後、優にキスをする。
「……!」
「優のバカ……」
穂乃花が優の上に乗る。
「穂乃花……重いんだけど……」
「何?」
「何でもないです……」
穂乃花の不機嫌そうな声を聞き、口を閉じる。
「うち怒ってるよ?お風呂で散々お腹触って……」
「ごめん……魅力的だったから……」
「……」
穂乃花が優の手を掴むと自分のお腹を触らせる。
「!!!」
「うちのお腹……好き……?」
「……好きだよ」
「こんなにだらしない体型なのに?」
「そんなことないよ」
優は起き上がり、穂乃花のお腹を揉む。
「こんなに柔らかいお腹……穂乃花でしか味わえないよ」
「それ褒めてる?」
「褒めてるよ」
優が穂乃花にキスをする。そして舌も絡め合う。
「んっ……ちゅっ……」
口を離すと唾液の橋がかかる。
「穂乃花……酔ってるでしょ?」
「酔ってる……」
「だろうな。普段の穂乃花はこんなこと言わな……」
続きの言葉を穂乃花の唇で防がれる。舌も入ってくる。
「ぷはっ!話している途中に……」
穂乃花が優を押し倒し、再び上に乗る。
「優……明日、仕事休みだよね?」
「そうだけど……」
「うちも休みなの。だから……ね?」
「……眠くないのかよ」
「もう覚めちゃった」
穂乃花は優にキスをした。




