美人ストリッパーの憂鬱
春休み集中製作月間10こ目です
新宿ネオンの地下の店
真夜中のステージで踊る私を
一見様は腐った目で傍観
なぜ、腐った言葉を述べるの?
なぜ、腐った眼を向けるの?
私は『私』を恥じた事などは無い
私の舞う夜桜の踊りは
誰かの心満たしてる?
私は主張し続ける
「私も彼らと同じ『表現者』である」、と
だから私は踊り続けるんだ
私を望む誰かの為に
新宿ネオンの蝶の店
妖艶な召し物で踊る私を
一見様は哀れむ目で嘲笑
なぜ、哀れむ眼を向けるの?
なぜ、哀れむ眼で笑うの?
私は『私』をずっと誇りに生きる
私の舞う遊女の踊りは
誰かの幸せの為に
私は主張し続ける
「私も彼らと同じ『人の子』である」、と
だから私は踊り続けるんだ
私を愛す誰かの為に
私は願い続ける
いつかあなたも私を愛してくれると
そして私は踊り続けるんだ
誰かの幸福を願いながら
ここでの『ストリッパー』は
風俗関係の方の事も当てはまりますが、
一般受けしないとの理由で
偏見の目で見られる表現者
(画家、音楽家、詩人、作家、etc)
の事も指します。
元々はとある風俗関係の方が
よく偏見を持たれる事を遺憾に思い、
「私も他と同じ『表現者』だと思ってます!」
と仰っていたのを聞き、書いたものです。